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「東京⇔大阪キャノンボール研究」は、東京大阪間を自転車で24時間以内に走破する「東京⇔大阪キャノンボール」の攻略情報をメインコンテンツとしたブログです。

攻略

本ブログのメインコンテンツです。様々な観点からキャノボの攻略法を考察します。

 ・ルート(東京→大阪): 東京発の場合のルート情報です。
 ・ルート(大阪→東京): 大阪発の場合のルート情報です。
 ・計画: 事前計画(コース設計・試走等)についての考察です。
 ・持ち物: 走行中の持ち物(機材・ウェア以外)についての考察です。
 ・ウェア: 走行中に身につけるもの(ウェア・ヘルメット・シューズ)についての考察です。
 ・補給: 走行中に食べる・飲むものについての考察です。
 ・機材: キャノボで使用する機材(自転車本体・ライト・サイコン)についての考察です。
 ・トレーニング: キャノボを達成するために必要なトレーニングについての考察です。
 ・TIPS: 上記に当てはまらない攻略情報を書いています。
 ・使える?アイテム: キャノボ向けアイテムの紹介ページです。
 ・リンク集: キャノボに関するお役立ちリンク集です。挑戦レポートの紹介も。

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PBP 2019 ドロップバッグについて

PBPの準備の一つ、「ドロップバッグ」について解説します。


ドロップバッグとは


「バッグを道中のPC(チェックポイント)で受け取れる」サービスを指します。

PBPの距離は1200km。日付にすると四日間。あらゆるトラブルを対策出来るだけの装備を持って走る必要があります。例えば、ウェアの替えや、予備の電池などが代表的な荷物となるでしょう。しかし、全ての荷物を持って走るとサドルバッグを相当大きくしなくてはなりませんし、相当重くなります。日本国内ならコンビニで大抵の問題は解決しますが、フランスにはそんな便利なものはありません。

そこで登場するのがドロップバッグサービスです。サービス提供業者が道中のPCまでバッグを運んでくれるので、必要な荷物をそこで取り出せば、余分な荷物を持って走らなくても済むわけです。更に、業者はPCからスタート地点までも荷物を運んでくれるので、不要となった荷物をバッグに入れてしまえば、更に軽量化も可能です。


サービスの流れ


一般的なサービスの流れは以下となります。

 ① 出国前に、業者に対してサービス申し込みを行う。
 ② フランス入国後、スタート前に業者にバッグを預ける。
  ~業者によるバッグ輸送(スタート地点→PC)~
 ③ PCで業者からバッグを受け取る。
 ④ バッグから必要なものを取出し、不要なものをバッグに入れる。
 ⑤ 業者にバッグを預ける。
  ~業者によるバッグ輸送(PC→スタート地点)~
 ⑥ ゴール後、業者からバッグを受け取る。


PBPは往復コースなので、往路と復路の2回、バッグを受け取る機会があります。上記の流れで言うと、③~⑤は往路と復路の2回行われることになります。


日本の業者によるサービス


ドロップバッグサービスは、各国の業者が実施しています。日本で実施している業者は「グッディースポーツ」です。グッディースポーツはPBPパックツアーを提供している業者ですが、ツアーに参加しなくてもドロップバッグのみのサービス利用が可能です。

グッディースポーツの場合、サービスの内容は以下となります。

 ・料金: 5000円/1バッグあたり
 ・預入場所: 8/17(スタート前日) サンカンタン周辺(3か所)
 ・受領可能PC: Loudeac(445km、779km地点)
 ・返却場所: 8/22(ゴール当日) サンカンタン周辺(1か所)


pbp_bag01.jpg
バッグは、業者指定のバッグのみ受け付けてもらえます。折りたたみ式のボストンバッグです。サイズから計算した容量は34リットルなので、結構な量の荷物が入ります。

pbp_bag02.jpg
預入時の様子。スタート前日に、業者指定場所に回収用の車が来るので、そちらにバッグを預けます。

pbp_bag03.jpg
LoudeacのPCの様子。預け入れたバッグが整然と並べられます。バッグにはナンバーシールが貼られているので、それで自分のバッグを特定します。必要な荷物を取出し、不要な荷物を入れて、業者に再度バッグを預けます。

pbp_bag04.jpg
受取時の様子。ゴール当日に、業者指定場所でバッグを回収します。指定時間内に回収しないと処分されてしまうので注意。


海外の業者によるサービス


日本の業者だけでなく、海外の業者もドロップバッグサービスを実施しています。やはりPBPパックツアーの一環としてやっている所が多いようなので、ドロップバッグサービスだけ利用可能かは不明です。

一例として、アメリカの「TravelHaus」という旅行会社がドロップバッグサービスを受け付けているようです。URLは以下。

 http://pbp19.com

バッグの受け取り場所をLoudeacだけではなく、217km地点と1009km地点に位置する「Villaines-la-Juhel」というPCを受取地点に選ぶことが可能になっています。ただ、開始200㎞と残り200㎞の段階で追加装備が欲しくなるかと言えば少々疑問ではありますが……。

詳しく探してはいませんが、探せば他の国のサービスも見つけることが出来るでしょう。日本人が利用可能かどうかは、直接問い合わせてみてください。


ドロップバッグの使用例


前回2015年にグッディースポーツのドロップバッグサービスを利用しました。

私がドロップバッグに入れた荷物は以下のようなものです。

pbp_bag05.jpg

大まかにまとめると、「着替え」「レインウェア」「補給食」「電源」を入れました。

(1) 着替え
PBPは約4日間に渡って走り続けます。8月半ばの開催ですが、日本と違って湿度が低いので、真夏とは言えそこまで汗はかきません。ただ、さすがに4日間同じ服なのは衛生的にも不味いですし、それによって股ズレを誘発することもあります。コインランドリーがあれば最高ですが、コース上で見た覚えはありません(都市部にはあるようですが)。

着替えは往復で1回ずつ着替える分があればよいでしょう。1日分ずつセットにして袋に分別しておくと分かりやすいと思います。

(2) レインウェア
2015年は道中ほとんど雨が降らない予報だったので、レインウェアは最低限のものだけ持って走りました。夜は一桁気温になるので、レインウェアは防寒着にもなるんですよね。ただ、本格的なレインウェアは割と重いので、ドロップバッグに入れることに。

ゴール直前の30㎞くらいは小雨に降られましたが、結局本格的なレインウェアは使わないままゴールしました。なお、ゴール直後に大雨になったので、濡れながらホテルへと帰りました……。

(3) 補給食
PC内には、レストランやバーなど補給食を調達できる場所は沢山あります。ただ、現地の食べ物が体に合わなかったり、日本の食べ物が懐かしくなった時のために、いつも食べている補給食を入れておくことをオススメします。結構な気分転換になります。

(4) 電源
PC内では食べ物は手に入りますが、充電を公式にさせてくれる場所はありません。最近の自転車は電源が必要な機器も増えたので、それらへの給電をスタートからゴールまで出来るだけの設備を揃えておく必要があります。電源が必要な機器の例を以下に示します。

 ・フロントライト
 ・テールライト
 ・サイクルコンピュータ
 ・スマートフォン
 ・WiFiルータ
 ・電動変速装置(Di2など)

充電が必要な機器は、それを充電できるだけのモバイルバッテリーが必要です。私はスマートフォンくらいしか充電するものを持っていなかったので、10000mAhあれは十分でした。Loudeacでの仮眠中にスマートフォンを充電し、起床後にバッグに戻すという運用にしました。

電池の入れ替えが必要な機器は、対応する電池を用意しておきましょう。フランスに行ってからでは中々手に入らない電池もあるので、日本から持って行くことをオススメします。

なお、電源が必要な機器(なかでも充電系のもの)は最小限にしておいた方が良いです。なかなか充電している時間も取れませんので。例えば、Wi-Fiルータの持参はオススメできません。充電が必要だからです。SIMフリーのスマートフォンに現地SIMを使えば、電源の必要な機器は減らせます。サイクルコンピュータも、電池式のeTrex30を使い、充電する時間を省略しています。

ハブダイナモを使っている方は、電源が必要な機器が一気に減る(ライト類の充電・電池交換が不要)なので、理想的であると言えます。ただ、私は走行時の負荷が気になるので使っていません。


注意点


ドロップバッグサービスには引き上げ時間があります。バッグを回収して、スタート地点に運ぶ必要があるからです。

具体的な運用マニュアルは分かりませんが、普通に考えれば復路のPCクローズ時間には引き上げが始まるはずです。具体的には、90時間組の21時スタート(最終ウェーブ)のクローズ時間となるでしょう。

引き上げ時間までにPCに到着しないと、当てにしていたバッグが受け取れないという事態が発生します。PCクローズ時間に間に合っていないので認定されないことは既に確定しているわけですが、「認定外でも完走したい」という場合にバッグが受け取れないというのは精神的ダメージが大きいはずです。

このため、最低限走るのに必要なものはバッグに入れず、持って走るようにした方が良いでしょう。また、バッグが置かれるPCに復路でタイムアウトになりそうな場合、既にバッグが引き上げられていることを覚悟しておく必要があります。


まとめ


ドロップバッグサービスの概要と注意点について解説しました。

必ずしもドロップバッグサービスを使う必要は無いのですが、使うことで完走が近づくサービスだと思います。確かに全ての荷物を持って走るのは安心感が大きいのですが、荷物が多すぎるとスピードの低下を招きます。

うまくサービスを活用して、完走の足掛かりとしてください。

(完)


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PROSTAR 「HQ-66 携帯ポンプ」

中国のブランド「PROSTAR」の携帯ポンプです。ただ、PROSTARというブランドで販売されることは少なく、色々な業者が独自ロゴを付けて販売しています。巷で「例のポンプ」と呼ばれているポンプのミニバージョン。

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こちらが販売されているものの一つ。「Gyue」というブランド名で販売されています。他には「Tomight」というブランドも。

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全長は178mmと、超は付かないまでもコンパクトで、大きめのツール缶・ツールケースには収納可能なサイズです。

このポンプの特徴は、「高圧でも必要な力が少ない」ことです。ピストンを引く際にポンプ内部に空気が圧縮され、次に押す際にサポートをしてくれる機能があります。詳しい仕組みはサイクルベース名無しのレビューに書いています(型番は違いますが、機構は同様)。




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テーマ : 自転車(スポーツ用)
ジャンル : スポーツ

富士サファリパークルート (富士~御殿場)

キャノボの最短ルートはどうなるのか?」を検討した中で発見したルートです。

通常の東海道は愛鷹山の南側を通りますが、このルートは愛鷹山の北を抜けて、R246ルートに接続します。途中で富士サファリパーク前を通るため、暫定的にこの名前をつけました。

R246ルートを使う場合、御殿場に至るまでは東→北と移動することになりますが、このルートはそこを斜めに突っ切る形となっています。距離は普通にR246ルートを使った場合よりも約6km短縮、獲得標高は約450m増となります。




このルートは試走を行っていないので、内容が不正確な場合があります。そのうち試走をしたいと思っています。なお、既に試走したHideさん的には「意外とアリ」なコースのようです。「獲得標高が増えても、長い距離をかけて下れるのでメリットも多い」とのこと。登りを苦にしない方は、このルートの使用を検討しても良いかもしれません。


■メリット
 ・距離が沼津経由の場合より6km短い
 ・交通量が少ない
 ・信号が少ない

■デメリット
 ・獲得標高が沼津経由の場合より450m増える
 ・標高890mまで登るため、季節によってはかなり寒い
 ・補給場所が少ない(登り始めてからは、自販機すら無い)
 ・街灯なし 



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テーマ : 自転車(スポーツ用)
ジャンル : スポーツ

PBP 2019 飛行機周りの手配

PBPはフランスで行われます。陸路や海路で行く人はいないと思うので、必然的に飛行機で行くことになります。本記事では、PBP参加予定の方向けに、飛行機周りの注意点を振り返りつつ纏めておこうと思います。


やらなければいけないこと


PBPに参加するにあたって、飛行機周りでしなければならないのは以下の3点です。目安として予算も記載します。

 ・パスポートを手に入れる(6,000~16,000円)
 ・往復の航空券を予約する(100,000~250,000円)
 ・輪行手段を用意する

それぞれについて、詳細に述べていきます。


パスポートを手に入れる


航空券を購入するには、旅券番号が必要です。旅券番号=パスポートの番号なので、渡航日に有効なパスポートを手にれる必要があります。



2015年のPBPの際は、私は初の海外旅行だったこともあり、10年間有効なパスポートを新規作成しました。料金は16000円です。5年間有効なパスポートならば11000円となります。パスポートは、申請してから受け取れるまで最短で6営業日掛かるので、現在パスポートを持っていない人はすぐにでも申請を行ったほうが良いと思います。

「パスポートなら既に持ってるから何もしなくて大丈夫!」と思う方も多いかもしれませんが、注意しなければならないことがあります。パスポートが再発行になるケースです。パスポートが再発行になると旅券番号も変わります。

以下のような場合、パスポートは再発行が必要です。

 ①パスポートの有効期限が切れている場合
 ②名前や本籍地が変わった場合


①は言わずもがな。期限が切れているパスポートは使えません。再発行する必要があります。

②が割と落とし穴です。私は見事にハマりました。2017年に結婚し、本籍地が変わったため、パスポートの記載事項変更申請が必要だったのでした。これは、6000円を支払うことで記載事項を変更したパスポートを再発行してもらうというものです。名前や本籍地が変わった場合に必要となります。こちらも即時受け取りとはならず、やはり6営業日待つ必要があります。また、住所変更では、記載事項変更申請は必要ありません。結婚しても名前と本籍が変更にならない場合は、同様に申請の必要はありません。


往復の航空券を予約する


パスポートを手に入れたら、次は航空券の予約です。

グッディースポーツやオダックス近畿が企画するツアーならば、この辺りのことは特に考える必要はありません。しかし、個人でフランスへ行く場合には、自分で航空券を手配する必要があります。

運賃や乗継について確認する場合は、比較サイトであるExpedia等を使うと便利です。

(1) 往路の日程
今回のPBPの開催期間は、 8/18~8/22 です。

PBPは前日車検があるので、少なくとも8/17の朝にはフランスに着いている必要があります。しかし、大荷物を持ったまま車検会場に行くのはかなり辛いはず。一度ホテルに寄って荷物を置いていくにしても、どれだけ時間が掛かるのか中々読めません。

以上より、8/16中にフランスに着くように航空券を手配する必要があります。私は、往路は8/15の昼の便を抑えることにしました。これならば、8/15中にフランスに到着でき、翌日を移動と休息にあてられます。

(2) 復路の日程
PBPの90時間のゴール時刻は、最終で8/22 15:00となります。80時間部門だと8/22 17:00です。

1200㎞を走ったその日に飛行機に乗って帰るのはまず不可能なので、復路の便は早くても8/23午後以降になるでしょう(70時間以内にゴールしていれば、8/22の便に乗ることは可能かもしれません)。私は、8/24のお昼ごろの便を抑えることにしました。8/23は空港までの移動と観光にあてる計画です。

(3) 直行便 or 乗継便
日本⇔フランスの飛行機には、直行便と乗継便があります。それぞれの特徴を比較してみます。

 【直行便】
  ・早い(12-15時間程度)
  ・高い(18~20万円)
  ・荷物の紛失/破損のリスクが低い

 【乗継便】
  ・遅い(16時間以上)
  ・安い(8~15万円)
  ・荷物の紛失/破損のリスクが高い

普通の旅行とPBP遠征の大きな違いは、「自転車」という壊れやすく大きな荷物があることです。現地について壊れていたり、紛失していたら目も当てられないので、ここは慎重に考える必要があります。

直行便の場合、荷物の積み下ろしは日本とフランスで一回ずつです。紛失(ロストバゲージ)はまず起こりませんが、破損する可能性はあります。日本で荷物が投げられることはまず無いですが、フランスだと投げられたり重ねられたりすることは珍しくありません。前回のPBPの時は、私はエールフランスの直行便を使いましたが、輪行箱(プラダン製)には強い衝撃を受けた跡が残っていました。恐らくフランスの空港で荷物の積み下ろしの際に付いたものだと思います。

乗継便の場合、荷物の積み下ろしは、日本とフランスでの2回に加え、乗継空港分の回数が加わります。乗継回数は1回を上限と考えたほうが良いでしょう。他の飛行機に荷物を乗せ換えるので、その際にロストバゲージや破損の可能性は高くなります。注意したいのは「乗継時間」。これが極端に短いと荷物の積み忘れが起きやすくなります。「乗継時間が最低でも2時間以上ある便を選んだほうが良い」とよく言われますね。ただ、飛行機が遅延したらどうなるのかは分かりませんが……。

(5) 自転車の扱い
自転車はかなり大きな荷物です。航空会社によって扱いが異なります。異なるのは、「荷物料金を別に取られるか」「サイズ・重量制限が何cmか」という2点です。

「荷物料金を別に取られるか」について。自転車は機内に持ち込めない大きさなので、預け入れることになります。この際にどんな料金を取るかは航空会社の裁量で変わります。普通の手荷物として無料で運んでくれることもあれば、「壊れやすいスポーツ用品は別料金」とする会社もあります。

また、自転車を預け入れるにあたって、会社によって荷物のサイズ・重量制限が異なります。多くの会社が基準とするのが「荷物の3辺を合わせた大きさ」です。宅配便のサイズの測り方と同じですね。「縦・横・高さの合計が**cm以下」といった風に規定されます。

以下の表は、主な航空会社と自転車の荷物としての扱いをまとめたものです。

航空会社名自転車の荷物料金大きさ制限重量制限
ANA無料3辺合計で292cm以下
超過の場合は有料
45kg以下
超過の場合は有料
JAL無料3辺合計で203cm以下
超過の場合は問合せ
32kg以下
超過の場合は問合せ
エールフランス有料
(100$/100€)
サイズの記載なし23kg以下
超過の場合は追加料金
アエロフロート無料サイズの記載なし重量の記載なし
キャセイパシフィック無料3辺合計で203cm以下
超過の場合は有料
クラスによって変化
フィンエアー有料
(100$/75€)
サイズの記載なし重量の記載なし

規約の改訂などもあるので、詳細は各航空会社のサイトを確認してください。

(6) 予約の時期
基本的には「予約が早ければ早いほど安い」です。出走が決まっているならば、さっさと抑えてしまったほうが良いでしょう。夏休みの時期なので、埋まるのも早いはずです。

(7) 私の場合
今回、私は以下の便を1/21に抑えました。

 往路: アエロフロート 8/15 12:15 成田空港-(モスクワ経由)-シャルルドゴール空港
 復路: アエロフロート 8/24 11:20 シャルルドゴール空港-(モスクワ経由)-成田空港

乗継便です。往路は乗継時間が3:30、復路は乗継時間が2:40。復路はちょっと時間が短めで怖いですが、復路は最悪ロストバゲージしてもイベントは終わっているのでゆっくり回収すれば良いかなと。航空券の購入は、アエロフロート公式から直接行っています。

アエロフロートを選んだ理由は以下です。

 ①2015年時に参加者利用の実績が多かった
 ②安い(往復で11万円程度)
 ③自転車の荷物制限が緩く(203cm制限が無い)、追加料金なし

前回のPBPでは私はエールフランスの直行便を使いました。今回もそうしようかと思ったんですが……前回は13万円台だったのに、今回は18万円。更に、エールフランスは自転車の荷物料金が別計算で、往復で約25000円程度掛かります。飛行機代で20万円超は辛いので諦めました。

その点、アエロフロートは料金も往復で11万円程度と安く、自転車の荷物料金が別に取られることもありません。ただ、荷物の扱いやロストバゲージについては少々不安があります。あと、航空券を抑えた翌日にハイジャックが起きたのはちょっと嫌な感じ。といってもアエロフロートでは30年ぶりのハイジャックなので、しばらくは起きないんじゃないかと高を括っていますが……果たして。


輪行用のケースを用意する


「何に自転車を入れて飛行機輪行をするのか」を考えます。具体的には以下の手段が考えられるでしょうか。

 ①ハードケース
 ②ソフトケース
 ③輪行箱(ダンボール・プラダン)
 ④輪行袋

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①は、スーツケースのような硬質素材のケースを指します。プロが使うようなバイクケースですね。安全確実ですが、ケース自体が重い上に大きく、航空会社の制限に引っかかるケースもあります。また、値段も高価で5万円以上が相場です。

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②は、「OSTRICH OS-500」や「SCICON エアロコンフォート」のような軟質素材のケースを指します。ハードケースより破損確率は上がりますが、ハードケースよりは軽く、使わない時は折りたたみも可能です。値段については1-5万円程度でしょうか。

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③は、「バイクサンド」や「ACOR バイクポーター」と言った、ダンボール・プラスチックダンボールで出来た輪行用の箱を指します。防御力はソフトケース以上、ハードケース未満ですが、比較的軽量なのが特徴です。値段については、1-2万円程度。自作も可能です(材料費3000円程度)。

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④は、上級者向け。普通の輪行袋で預けてしまうパターンです。段ボールで補強したりすることで意外と大丈夫……という声も聞きますが、私はちょっと怖くて試していません。言うまでも無く、一番軽量な飛行機輪行手段です。壊れても現地でなんとかできる方向け?

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航空会社の制限によって、選ぶべきケースは変わると思います。自分の使おうとしているケースが航空会社に対応しているかの確認が必要です。また、現地でケースをどうするかについても考えたほうが良いですね。

私は前回と同様に③のプラダン輪行箱(自作)を使用する予定です。何分、今回は乗継があるので、前回よりも丈夫に作ろうと思っています。

また、空港での荷物の破損を防ぐ都市伝説(?)として、以下のような話があります。

 ・液晶テレビのダンボールを使うと扱いが丁寧になるらしい
 ・国旗のシールを貼ると日本代表と思われて丁重に扱われるらしい

本当なのかは分かりませんが、後者は今回試してみようと思っています。


まとめ


以上、飛行機関係の手配周りについて注意点を書いてきました。纏めると、以下のような感じでしょうか。

 ・パスポートは早めに有効なものを用意する。
 ・航空券も早めに抑える。
 ・出来れば直行便が良い。
 ・乗継便を使う場合は、乗継時間が短すぎないものを。
 ・輪行手段は航空会社の制限を見て決める。

基本的には先手先手で動いたほうが良いと思います。

(完)


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テーマ : 自転車(スポーツ用)
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関宿ルート(関駅周辺)

今なお宿場の町並みを残す関宿を抜けるルートです。

信号が無く、かつR1を通るより若干(2-300m程度)距離が減ります。ただし、道は狭く、観光地なのでスピードを上げるのは禁物です。使用する際には、歩行者に十分注意してください。




■メリット
 ・主ルートより2-300mほど短い。
 ・信号がない。
 
■デメリット
 ・宿場町を抜けるのでスピードは上げられない
 
 
【ポイント】東海道関宿西交差点
R1との交差点を直進し、突き当りを右折します。


【ポイント】関宿市街地
過去の宿場の町並みを保存しており、観光地になっています。道幅も狭く歩行者も多いので、通過時は十分に注意しましょう。


【ポイント】関レミコン前
関レミコン前の交差点からR1に合流します。


(完)


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PBP 2019 レギュレーションの変更点【修正あり】

PBP 2019のレギュレーションが発表されました。参加予定の方は、知らず知らずのうちに失格とならないために、一度全て目を通しておいたほうが良いでしょう。国内のBRMルールとは内容がだいぶ異なります。

私は前回参加して大体のレギュレーションは把握していますが、前回と今回とでレギュレーションはいくつか変わっている模様。ということで、PBP 2015とのレギュレーションの変更点を見てみることにしました。

なお、差分を見るために使ったのは、プログラマがよく使う「WinMerge」というツールです。プログラムの変更点を確認するために使うものですが、こんなことにも使えるわけですね。

Article 4 : Preregistration


[追加]

The preregistration fee is €30, not refundable but deducted from the registration fee.
Preregistrations will be cancelled on June 20th, 2019 if the registration was not initiated (minimum three Qualifying events ("Brevets de Randonneurs Mondiaux") indicated in the registration form).



プレレジストレーション費用に関する注意書きが追加されました。

気になるのは「minimum three Qualifying events indicated in the registration form」の部分です。「指定期日(2019/6/20)までにレジストレーションを行わないとプレレジストレーションはキャンセルとなる」という事への但し書きなのですが、「最低でも3つの認定イベントを登録フォームに記載する」と書かれています。

PBPの出場条件は「当年度のSR資格取得」です。そのためには、最低でも4本の認定を得る必要があるわけですが、「3本」というのはどういうことなんでしょう。認定番号の発行が間に合わない場合への猶予措置なのかもしれませんが……ここに書いてある文章だけでは分かりませんね。


Article 5 : Registrations


[変更]

 前: Refunds will only be possible under the conditions set by the cancellation insurance.
 後: Any registration is definitive and not refundable.


 
レジストレーションの返金規定の変更です。前回はキャンセルした場合でも一部返金されましたが、今回は返金は無しとのことです。
 
 

Article 7 : Cancellation


[変更]

 前: You can can get reimbursed by the insurer provided you meet the conditions of the cancellation insurance.
 後: No refund will be made.



前項と同様、「キャンセルしても返金はなし」とのことです。


Article 8 : Rules for Bikes


[変更]

 前: tri-bars and all forms of extended bars are forbidden.
 後: Handlebars extensions are allowed only if they do not extend beyond a line created between the front of the brake levers, which must not be pointed forward.



今回、一番大きな変更かもしれません。禁止装備に関する変更です。

前回までは、いわゆるエアロバーは全面的に禁止されていました。しかし、今回は条件付きで許可するようです。「ブレーキレバーよりもバーの先端が前に出ないこと」と書かれているので、短いエアロバーならば許可と読めます。ただし、読み方によっては「エアロバーをライトマウントとして使う」ことへの牽制とも取れなくはありません。車検では結構厳しく見られると予想します。

コメントでご指摘がありましたが、「エアロバーの許可」ではなく「ハンドルバーのエクステンションの許可」の条項と読むほうが正しそうです。前回の文章を見ると「all forms of extended bars are forbidden(全ての形状のエクステンドバーは禁止する)」とあります。杓子定規に読んでしまえば、ライトやGPSマウント用のエクステンションバーも不可とも言えます。前回の車検でライトマウント用のエクステンションバーを拒否されたという話は聞きませんでしたが……もしかしたら、「これは大丈夫なのか」という質問が多かったので、明文化の意味で追加された条項の可能性はあります。「ライトマウント用のエクステンションバーは、前ではなく横を向くから許可である」と。

「which must not be pointed forward(エクステンションバーは、前を指してはいけない)」という文章を見ると、集団走行での事故防止や、追突の際の被害防止を狙った条項なのかもしれません。

以上のことから考えると、空気抵抗削減用のエアロバーは使えない前提で考えていたほうが安全と言えそうです。現地の車検で拒否されても困りますしね。

話が二転三転して申し訳ありませんが、どうも最初の解釈(エアロバーは条件付き許可)のほうが正しいようです

Twitterで、「フランス語版のレギュレーションには明示的にエアロバーの話であると書かれている」というご指摘を頂きまして、確認してみました。以下は、フランス語のレギュレーションを英語訳したものです。

On handlebars known as "3 positions or race" extensions with forearm support are allowed provided that they do not exceed the line passing through the most forward points of the brake handles.



「On handlebars known as "3 positions or race" extensions with forearm support」という、英語版のレギュレーションにはないことが書いてあります。これはどう見てもライトマウントの話ではなく、空気抵抗を減らすために握るエアロバーの話をしていると見るのが妥当でしょう。また、英語版に書かれていた「which must not be pointed forward」なる言葉は、一切フランス語版にはありません。単純にフランス語版では、「ブレーキレバーより前に出なければOK」と書かれています。

なお、前回参加者の方に話を聞いた所、ライトマウント用のハンドルバーエクステンションを付けていた人に対して、車検では特に指摘はなかったとのこと。これから考えても、やはり「Handlebars extensions」はエアロバーを意図した言葉のようです。

てっきり英語版のレギュレーションはフランス語版の直訳が載っているものとばかり思っていましたが、どうも他の条項を見ても細部に違いがあります。ちゃんと内容を合わせてほしいものですが……。

また、この件についてはTwitterで「トライアスロンのエリート規則と同じことを言っているのでは?」というご指摘も頂きました。国際トライアスロン連合のサイトに掲載されているレギュレーションを見ると、エアロバーには以下の規定があります。

・Clip-ons, including the bridge, must not exceed the foremost line of the brake levers;



ほぼPBPのルールと同じことを書いていますね。というより、PBPがこのルールを参考にしたと考えるほうが自然でしょうか。そして、国際トライアスロン連合のレギュレーションには以下の記載もあります。

以上より、英語版レギュレーションにある「Handlebars extensions」は、エアロバーを指すものと考えて良さそうです。といっても、ブレーキレバーより前に出ないってかなり短いエアロバーしか付かない気もしますが。ハンドルのリーチが長ければ多少長くても付く……? 私は今の所エアロバーを付ける予定は無いですが、もし付ける方は車検時に指摘されないようにしっかりと対策が必要になるでしょう。


追突時に前の人を怪我させないよう、エアロバーの先端には↑のようなブリッジを付けて先端を保護しておいたほうが車検もスムーズだと思います。


Article 9 : Equipment


[変更]

 前: (safety standard number EN 1150 or EN 471).
 後: (EN 1150 or EN ISO 20471 certified to meet international safety standards).



既に取り上げている反射ベストに関する規定の変更です。

前回はEN1150とEN471に適合したベストが求められましたが、今回はEN1150またはEN20471に適合したベストを着る必要があります。

[変更]

 前: start control at the National Velodrome of Saint-Quentin-en-Yvelines in MONTIGNY-LE-BRETONNEUX,
 後: start control at the Bergerie nationale of RAMBOUILLET



スタート地点の変更についての記載です。

前回はサンカンタンからのスタートでしたが、今回はランブイエからのスタートに変更されています。


Article 13 : Sign-in


[変更]

 前: Start control will take place outside the National Velodrome of Saint-Quentin-en-Yvelines
 後: Start control will take place outside the Bergerie nationale of Rambouillet


 
車検と受付に関する記載です。

スタート地点と同じく、サンカンタン→ランブイエへと変更されています。

[変更]

 前: For safety reasons, official vehicles will lead the riders through Saint-Quentin-en-Yvelines (12 km).
 後: For safety reasons, official vehicles will lead the riders through the first kilometres.


 
スタート直後の先導についての話です。

PBPではスタートからしばらくは先導者によるパレード走行が行われます。前回はサンカンタンの街を出るまで12kmもの間、交通規制の中を先導してもらえました。しかし、今回は「the first kilometres.」との記載で、具体的な距離が書かれていません。「kilometres」と複数形なので数キロは先導してくれそうに見えます。

 

Article 14 : Opening and Closing Time of the Controls


[変更]

 前: The opening and closing times indicated in the brevet card must be respected.
Note : For riders starting from 16h00 to 17h15, all opening times are free.
Riders MUST arrive at each control within the time limits.
 後: Passage of the participants within the schedule of closure indicated on brevet cards is compulsory for every control.
Opening hours will be also indicated but for information only.



PC(チェックポイント)の開設時間についての話です。

ブルベのPCにはオープン時間とクローズ時間が定められており、その時間内に通過することが求められます。今回のレギュレーションには「ブルベカードにはPCの営業時間も記載される」とありますが、前回のブルベカードにはPCの営業時間については記載がありませんでした。裏を返せば、「PCには営業していない時間がある」とも読めますが……どうなんでしょう?


Article 15 : Homologation, DNFs and Failure to Comply with the Time Limits


[変更]

 前: Whatever the time of arrival, a brevet ridden in less than 43h56 will not be homologated
 後: Whatever the realized time, a brevet ridden in less than 43h24 will not be homologated


 
最速の認定時間の話です。

ブルベでは制限時間を過ぎると認定されませんが、早すぎるゴールも認定されません。前回は43時間56分以内のゴールは認定とは認められませんでしたが、今回は43時間24分以内のゴールは認定とは認められないとのことです。この時間はコースの距離によって決まります。今回は前回よりも15kmほどコースが短くなったので、時間も短くなっています。

ほとんどの参加者には関係ない話ですが、一番時計争いをする人は気にしておく必要があります。


まとめ


変更点を簡単にまとめると、以下のようになります。

 ・一度支払われた参加費等は返金されない。
 ・条件付きでエアロバーの装備が許可された。
 ・反射ベストはEN1150とEN20471を満たす必要がある。
 ・スタート地点、受付地点はランブイエに変更。

準備の参考になさってください。


(完)


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「せんにひゃくぶんのいちライド」電子書籍化のお知らせ

2018の冬コミで頒布した同人誌「せんにひゃくぶんのいちライド」が、BOOK☆WALKERにて電子書籍化されました。

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 文章: baru
 漫画: 絹山サメハル


本のテーマ


2018年8月に開催された1200kmブルベ「Clover Hokkaido 1200」をテーマとしたレポート本です。

熾烈なエントリー峠や、本番までに行った練習、そして走行直前にホテルで行った準備などを余さず収録。走行中のレポートは文章と漫画、私と妻の2つの視点から綴られております。また、1200km中800kmが雨というコンディションであったため、雨天ライド攻略本で書いた内容の実践編にもなっています。

事前準備や練習、装備や持ち物、そして走行計画は、初めて1000kmオーバーの距離に挑む妻に合わせて作成したものです。これから超長距離のブルベに挑む方には参考になる内容となっていると思います。


頒布先


以下のサイトにて頒布させていただいております。

 ・COMIC ZIN (紙媒体)
 ・BOOK☆WALKER (電子書籍)

どうぞ宜しくお願いいたします。

(完)


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PBP 2019 プレレジストレーション方法の紹介【追記あり】

PBP2019のプレレジストレーション(先行登録)が、1/14より始まりました。この記事では備忘録として先行登録の手順を画面とともに紹介します。



プレレジストレーションとは


PBPでは開催前年度にブルベを完走した人を対象にプレレジストレーション(以下、先行登録)を実施しています。

PBPの参加枠は約7000人。通常、PBPは先行登録ですべての参加枠が埋まることは例年ありません(※1)。この先行登録の目的は「スタート時間を選ぶ」ことです。

PBPでは15分毎に300人程度のウェーブスタートとなります。一番参加人数が多い90時間部門の場合、18:00-21:00の中から好きなウェーブを選択可能です。各々の戦略によって早い時間にスタートしたい人もいれば、遅い時間にスタートしたい人もいると思いますが、大体早いスタート時間から先に埋まっていきます。

そして、この「スタート時間を選ぶ」権利は、2018年度(2017/11/01-2018/10/30)のブルベの完走実績によって決まります。端的に言えば、「2018年度のブルベで長いカテゴリのブルベを完走した順」です。1000km以上のブルベを完走した人は最優先でエントリー、600kmのブルベを完走した人はその次……と言った具合です。

以下に先行登録の日程を示します。いずれも現地時間で0時からオープンとなるため、日本時刻では朝8時にオープンです。いずれも月曜日なので、日本では平日の通勤時間帯にオープンということになります。有休を取るか、スマホでエントリーする等の手段を用意しておく必要があるでしょう。


 ①BRM1000km、またはRM1200km以上を完走
  →2019/01/14 より先行登録が可能
 ②BRM600kmを完走
  →2019/01/28 より先行登録が可能
 ③BRM400kmを完走
  →2019/02/11 より先行登録が可能
 ④BRM300kmを完走
  →2019/02/25 より先行登録が可能
 ⑤BRM200kmを完走
  →2019/03/11 より先行登録が可能


  

2018年度にブルベの完走実績がない場合は先行登録は行われず、いきなり本登録ということになります。

本登録の期間は、2019/05/25-07/03までとなっていますが、先行登録の内容が有効なのは2019/06/20まで。それまでにSRを確定し、認定番号を入手しておく必要があります。

※1: ただし、今年は従来にないペースで枠が埋まっているので、先行登録だけで枠が埋まり切る可能性もあります。

以下、長いので珍しく折りたたみます。[続きを読む]をクリックしてください。



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キャノボ最短ルートは何kmになるのか?

「キャノボ最短ルートは何kmになるのか?」を検討してみた記事です。獲得標高等の他の要素は無視して、最短距離だけを追い求めたルートですので、ご了承の上でお読みください。


キャノボルートの変遷


東京大阪キャノンボールは「国道1号線の端から端(日本国道路元標~大阪市道路元標)までを走る」もので、ルートは自由とされています。1969年に初めて24時間切りがなされたこのルートですが、時代と共に主流とされるルートは変わってきています。


saitan_01.jpg

1969年~2010年まで主流だったのは、国道1号線を忠実にたどる約550km。私が最初にキャノボを達成した際のルートもこれでした。この時は京都の市街地をショートカットし、547.5kmでした。


saitan_02.jpg

2012年頃から2017年まで主流となったルートが約523km。大阪~亀山間を伊賀経由で走る伊賀越えルートが主流となり、約25km程度の短縮が可能になりました。箱根を越えるルートも国道1号線ではなく、旧道で越える人が大半となりました。


saitan_03.jpg

2018年になると、更に短縮された約518kmほどが主流となります。名古屋周辺をR23を使うことで更に5kmほど削ったことでこの距離になりました(当サイト未掲載ルート)。また、沼津~日本橋間をR246で走るルートを選ぶ人が多くなってきています。距離や獲得標高は箱根を越えた場合と大して変わりませんが、箱根よりも最高標高が低く、斜度も緩いことから足を削られにくいのが人気の理由です。

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ある日、ふと疑問に思いました。

 「キャノボルートって最短で何kmになるんだろう?」
 
当初550kmとされていた目安距離が、現在では518kmまで減っています。その差は32km。約50年の間にこれだけ短くなったわけです。実はさらなるショートカットがまだまだあるのではないか? そう思って検討してみました。


最短ルートの検討内容


まずは、以下を前提としました。

 ①方向は、大阪→東京とする。
 ②自転車通行可のルートとする。
 ③獲得標高や信号の数は考えず、距離だけを減らす。
 
距離を短くすればするほど、細い道を通ることになります。細い道は一方通行であることも多く、まずは方向を定める必要があると考えました。偏西風の関係で大阪発の人のほうが昨今は多く、検討価値があると考えて大阪→東京のルートにしています。

また、距離が短いルートは得てしてアップダウンが激しいことが多く、獲得標高を考慮すると遠回りしたほうが早いことも有り得ます。ただ、今回の検討はあくまで「最短ルートを出す」ことなので、距離だけにこだわっています。


2019年現在の最短ルート


検討結果のルートが以下になります。

saitan_04.jpg

このルートは、Twitterで私が載せた最短ルート案を、Hideさんがアレンジしたものです。ルートラボはこちらになります。

距離は497.0km、獲得標高4092m。距離はなんと500kmを切ることが出来ました。この獲得標高ならば、グロス平均速度20.8km/hで達成できることになります。ただし、獲得標高は昨今の主流ルート(伊賀越え・箱根はR246で回避)に比べて1500m程度の増加となっています。

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saitan_05.jpg

どんなルートを通っているか、ざっとポイントを解説。↑は、伊賀越えの主流ルートとの比較です(青:最短、赤:主流)。

 ★大阪~四日市
  ・大阪市内は第三阪奈道路の側道を使用。
  ・木津市街で細かくショートカット。
  ・R25から外れて大和街道使用。
  ・関宿内を通過してショートカット。
  
 ★四日市~豊川
  ・四日市からR23を使用してショートカット。
 
 ★豊川~静岡
  ・姫街道ルートを使用して浜名湖の北を通過。
   (浜名湖の南を通過する場合に比べて約5km短縮、獲得標高+370m)
  ・宇津ノ谷トンネルを抜けた後に細かくショートカット。
  
 ★静岡~新富士
  ・狐ヶ崎駅周辺でR1から外れて清水市街をショートカット。
  ・新蒲原手前で東海道から外れてショートカット。
 
 ★新富士~松田
  ・新富士から北上し、富士サファリパーク前を通過するルートを使用。
   (沼津を経由する場合に比べて約6km短縮、獲得標高450m増)
 
 ★松田~日本橋
  ・R246から外れて厚木市街を通過してショートカット。
  ・R246の大和厚木バイパスを外れてショートカット。
  ・渋谷からK412を使ってショートカット。
  
距離の短縮に大きく効いているのが、「姫街道ルート」「富士サファリパークルート」です。

姫街道ルート」は当サイトのルート解説でも取り上げていますが、距離は確かにかなり短縮可能ですが、道幅の細さと獲得標高の多さから使う人はあまりいません。今回は最短ルートということであえて採用。

「富士サファリパークルート」は当サイトでは未紹介のルートです。この最短ルートを検討する中で思い付きました。愛鷹山の北を抜けるルートは「短そうだな」とは思っていたものの、「獲得標高かなり増えそう」ということで真面目には検討しなかったルートです。実際、距離は6kmほど短縮でき、獲得標高も450mほど増えました。最高標高点は富士サファリパークの手前で標高880mほどになります。


まとめ


最短ルートを検討した結果、497kmまで短くすることが出来ました。

ただ、実用的であるかは謎です。距離が20km短縮される代わりに、獲得標高が1500m増加。また、かなり細かい道をつないでいるので、ミスコースのリスクも高まります。定番ルートを走ったほうが早い可能性が高いとは思います。また、一部自転車が通れないルートを通っている可能性はありますのでご注意ください。

ただ、このルートを一緒に検討したHideさん的には、「富士サファリパークルートはアリなんじゃないか」とのことでした。獲得標高は増えるものの、6kmの距離短縮はかなり大きいのは事実。最高標高も箱根を登る場合と大して変わらないし、箱根よりも下りの距離が長いので位置エネルギーを活かすこともできます。Hideさんは実際に試走を先日行い、次のキャノボはこの最短ルート案で走ることも考えているそうです。Hideさんほど登りが早ければ実用に足るルートかもしれません。

saitan_06.jpg
また、答え合わせ的にGoogleMapの最短距離検索(徒歩/大阪市道路元標→日本国道路元標)をやってみたところ、結果は494kmとなりました。ただ、細かく見てみると、歩行者も自転車も通行不可能なバイパスも通過、一方通行を逆走している箇所もあって、実際には自転車で通れないルートになっていました。その辺りを補正すると、今回検討した最短ルートと同じくらいの距離になると思います。

(完)


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ばる

Author:ばる
群馬産のキャノンボーラー。
普段はラーメンかカレーを食べに行くグルメライドばっかりやってます。

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【長距離自転車TT記録】
大阪→東京:23時間02分
東京→大阪:23時間18分
東京⇔大阪:67時間38分
青森→東京:36時間05分

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2005年に書かれた東京~大阪の自転車向けルートガイド。情報は古くなっているものの、今でも十分使えます。


拙著の「東京→大阪キャノンボール」レポート掲載。タイムテーブルや、戦略等を詳しく書いています。


シクロツーリストの田村編集長による長距離走行ガイド本。時短法やキャノンボール挑戦時のエピソードが掲載されています。

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