キャノンボールワークショップ 開催概要

毎年、私主催で12月に実施している「キャノンボールワークショップ」。2018年で5回目を迎えました。どんなイベントか気になる方もいらっしゃるようなので、記事にしておきます。


どんなイベントか


一言で言ってしまえば、「東京大阪キャノンボールの攻略法を学ぶ講習会」です。

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構成としては、前半が座学(プレゼン3本)、後半がグループディスカッション。会社などで行われる、よくある研修と同じ構成です。

「ワークショップ」と銘打っていますが、外に出て走ったりするような体を動かす内容は入っていません。本来は「セミナー」とか「勉強会」と名乗るのが正しいと思います。Vさんという方が開催していた「ロングライドワークショップ」に影響を受けて始めたため、この名前を使い続けています。

参加人数は毎年変わりますが、大体30~50人程度の人が参加します。年齢層はブルベよりは少し若めで、20~30代がメインです。


目的


メインの目的は、「これからキャノンボール達成を目指す人への情報提供」です。

このブログで何度も書いていることですが、キャノンボール達成には走力だけではなく、「コツを知っているか」が大きく関わってきます。そのコツを自分で見つけていくのも楽しみの一つだとは思います。ただ、何らかの指針が欲しい方や、何としても達成をしたい方が情報を得られる場があればと思ったのが、このイベントを始めた動機になります。


特色


毎回、参加者の中から最低1人は1年以内の初達成者が出ています。

以下が実績です。

 ・2014年度参加者: 1名(翌々年までに達成+1名)
 ・2015年度参加者: 2名
 ・2016年度参加者: 1名
 ・2017年度参加者: 1名


走力的に足りている方が参加してコツを知ることで、一足飛びに達成まで漕ぎ着けた方が多いということだと理解しています。


開催時期


毎年12月に開催しています。

理由は、「キャノボ的に冬はオフシーズンだから」なのですが、最近は好んで冬にキャノボをする人も増えています。「必要な補給量が増える」「トイレが近くなる」「空気抵抗が大きい」等、デメリットの多い冬。その一方、安定した西風が吹き、晴れの多いシーズンでもあります。

ただ、私や多くの参加者が1~10月はブルベに参加していることを考えると、12月が適切な時期なのかな、と思っています。


内容: 座学


前述のように、プレゼンを3本実施します。

例年の構成は以下です。

 1本目: 東京大阪キャノンボール 概説(担当: baru)
 2本目: ワークショップ参加から達成まで (担当: 参加後に初達成した前年度参加者)
 3本目: 東京大阪キャノンボール ルート解説 (担当: 酔猫庵さん)
 
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1本目は私担当の「東京大阪キャノンボール概説」です。全体的な攻略法を紹介します。内容は以下。

 ・キャノンボール概要(歴史・定義・成功率など)
 ・ルート(代表的なルート紹介)
 ・挑戦の前に(挑戦までに踏むべきステップの説明)
 ・攻略のポイント(効率よく達成するためのコツを紹介)
 ・安全面について(事故事例の紹介・安全に走るために必要なこと)
 
内容は例年のトレンド(ルートや走り方のセオリーは年々変化)に合わせて微妙に変えますが、大体この内容です。キャノンボールは危険を伴うチャレンジなので、最後に必ず安全面について強調することにしています。

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2本目は、前年参加後に達成したフレッシュな達成者の方にお話して頂きます。

幸いにも毎年1名以上は達成者が出ているので、この流れは第5回まで途切れていません(第1回は別の内容でした)。内容は発表者の方によって異なりますが、「達成までにどんな工夫をしたか」を必ず話していただくようお願いしています。

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3本目は、酔猫庵さんによるキャノンボールのルート紹介です。

ブルベと違って、キャノンボールはスタートとゴールさえ合っていれば途中のルートは自由です。逆に言えば選択肢が多いので、自分に合ったルートを選ぶ必要があります。そのために、ルートのバリエーションを紹介して頂きます。

酔猫庵さんはキャノンボール達成者であり、横浜在住ながら現在は関西に単身赴任をされています。帰宅の際に色々なルートを試されているので、その成果を毎年発表していただいています。今年の発表はYoutubeにアップされているので、是非見てみてください。

 2018キャノボワークショップ ルート設定と注意点

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プレゼンが3本終了したら休憩に入ります。


内容: グループディスカッション


後半はグループディスカッションです。

大体1テーブルあたり6-7名のグループに分かれて、キャノンボールをテーマに話し合って頂くコーナーです。飲食可能な会議室なら、お菓子と飲み物を用意して、ざっくばらんに話してもらいます。

ポイントは、「1グループに1名以上の達成者がいること」です。自力で達成されている方なので、大体の疑問には即座に回答可能。そんな方が各テーブルにいるので、座学では中々聞けなかった細かい疑問を解決可能です。

「なんで達成しているのに勉強会に?」と思われるかもしれませんが、「モチベーションを得たい」「最新の情報を得たい」ということで参加してくださる方が毎年いらっしゃいます。キャノンボールは一度達成しても、方向を変えたり、車種を変えたり、ルートを変えたりと、リピーターも多いので。そうした方にお願いして、各グループの進行役を務めていただいております。

グループディスカッションは30分ですが、毎回あっという間に終わるように感じます。1回目のディスカッションが終わった後は、席替えをして2回目のディスカッションを行います。別の達成者の話を聞くことで、より多角的な視点からの情報を得られるのではないかと思っています。


まとめ


座学・グループディスカッションで、4時間。これで内容としては終了です。私も主催している立場ですが、毎回新たな発見があります。いろいろな視点の情報が得られるのが中々稀有な場だと思います。

毎年必ず開催するかは分かりませんが、やれる限りは続けていきたいと思っています。

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なお、2018年度の内容は、payanecoさんが上手く纏めてくれています。ぜひご参照ください。

 第五回キャノンボールワークショップ覚書


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ばる

Author:ばる
群馬産のキャノンボーラー。
普段はラーメンかカレーを食べに行くグルメライドばっかりやってます。

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【長距離自転車TT記録】
大阪→東京:23時間02分
東京→大阪:23時間18分
東京⇔大阪:67時間38分
青森→東京:36時間05分

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2005年に書かれた東京~大阪の自転車向けルートガイド。情報は古くなっているものの、今でも十分使えます。


拙著の「東京→大阪キャノンボール」レポート掲載。タイムテーブルや、戦略等を詳しく書いています。


シクロツーリストの田村編集長による長距離走行ガイド本。時短法やキャノンボール挑戦時のエピソードが掲載されています。

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