東京→糸魚川ファストラン2013 ③CP3:大岡物産センター~CP3:黒姫

ばる

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09:53、CP2:道の駅 大岡物産センターに到着。ここでちょうど150km。150km走ってきたのにスタートから5時間経っていないことに戦慄した。グロス30km/h……信号がほとんど無いとはいえ、恐ろしい速さだ。先に出発していたチームメイトのパピコさん、Wさんもここのチェックポイントで捕捉。タイムカードを記入して、ボトルに水を補給したところで、

  「いくぞ!」

と、ざくさん。「いや、そっちは数分前に着いただろうから良いけど、こっちは着いたばっかりやで……」と思ったけれど、しゃべる気力も無い。一息付く間もなく、自転車を起こして跨った。ただ、この後の長野市街までもアップダウンは多い。そこまでは付いていけない気がしていた。



最初の登りでMさんが抜け出し、ざくさんがそれに続く。やはり、それには付いていけず、どんどんと差が開く。しばらく行くと、先発したパピコさん、Wさんの姿も見えた。間もなく、Mさんとざくさんが2人に追いつき、チームトレインは4人に。折角だからそれに加わろうとしたが、目の前の信号が赤になってしまって追いつけなかった。

間もなく、トレインから落ちてきたWさんを捕捉。前に出ると、あちらも負けじと前に出る。チーム内なのに、対抗されている気がする……いや、チーム内だからこそか。60代も半ばになって、この闘争心は凄い。

長野市内に入った辺りで、これまたトレインから落ちてきたパピコさんを捕捉。平地だと自分のほうが速い自信はあるが、アップダウンだと軽量なパピコさんとスピードはほとんど変わらない。さすがブルベのSR保持者というか、熟練の走りが見て取れる。2人、連れ立って長野市の街中を行く。


長野市の中心部に入ったところで、予定外の休憩。この先にヒルクライムが控えているにもかかわらず、CP2からの約30kmで飲み物を使い切ってしまったため。素早く飲み物をボトルに入れる。用件を済ませたら、さっさと出発。

正規ルートでは、長野市街からR18⇒アップルラインを辿り、黒姫高原に登る。ただ、10km以上短いルートがあるため、時間短縮を狙う人たちはそちらの「坂中トンネル」を行く。無論、短い距離で登るわけなので勾配は急だ。

一人で行くつもりだったが、パピコさんも同行。善光寺裏の道を抜ける。これでW善光寺制覇だ。道は徐々に斜度を上げて行き、8%程度で安定した。前回はここで本格的に膝を壊したため、34-27Tのインナーローでユルユル登る。どうやっても前二人には追いつけないし。……しかし暑い。この坂中トンネルへの登りは南面であり、時刻は11時、天気は快晴。Garminの示す気温は30度を超えていた。


トンネル直前、斜度が10%を超える。ラストが一番急という嫌なレイアウトだが、27Tは強力だった。膝を悪化させること無く登りきり、トンネルの中に入る。このトンネルは、トンネルなのにずっと登っている変なトンネル。登りのトンネルは、車とのスピード差が恐いものだが、ここは路肩もそれなりに広く恐くは無い。トンネルの中は涼しく、ヒルクライムでじりじりと熱せられた体を冷やしてくれた。

数キロに及ぶトンネルを抜ける。眩しくて暫くは目がチカチカする。後ろにいたパピコさんはいなくなっていたが、そのまま進む。ここまで来れば、あと少しでチェックポイントだ。
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