PBP2019: 本編⑩ Carhaix-Plouguer~St-Nicolas-du-Pélem(738km)

ばる

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19:21、PC7: Carhaix-Plouguer(693km地点)に到着。

BRESTからのグロス平均時速は15.8km/hとノルマを満たした数値を保っていた。明るいうちに距離を稼いでおきたいので、このPCは迅速に離脱しなければならない。

Controlでチェックを貰い、売店で補給食を購入。レストランとトイレには見向きもしない。そして、夜の到来に備えてジャケットと反射ベストを羽織った。

さっさと出発しようと思ったが、妻が「眠気を飛ばしておきたい」ということで、Control前の芝生で5分だけ仮眠。割としっかり意識は落ちた。

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19:46、Carhaixを出発。5分仮眠と着替えを挟んで滞在26分は上出来である。やれば出来るものだ。


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Carhaixを出た後は、またしても往路と違う道を走る。前回はこの区間にあるMaël-Carhaixという街にシークレットPCが設定されていた。恐らく今回もそろそろシークレットが現れるだろう。見逃さないようにしなければ。

ここで後ろからやってきたのが、北海道のランドヌール・ちーのさんだった。往路でも何度か一緒になったが、復路はこの先も何度もお会いすることになる。彼は私たちより15分早いG組のスタート。彼も相当のギリギリ隊であると言える。

 「そろそろシークレットがあるかもしれませんよ~。」
 「なんか先行してる人の話だと、復路も往路と同じSt-Nicholasらしいですよ。」
 「え、マジっすか。」


渡仏前に過去5回のシークレットPCを調べたが(参考: シークレットPCの傾向と対策)、往路と復路でシークレットPCが同じだったことは無かったはずだ。ちょっと肩透かしを食らった気分である。


また、この区間では少し嬉しい出来事があった。

  「Nice Bike! Handmade?」

どこの国の参加者かは知らないが、私のQUARK号を褒めてくれたのだった。こだわって作っているので、そこを褒めてもらえるのは嬉しい。

  「やたら他の参加者に自転車について話を聞かれるよね?」

と妻。しかし、ここまでの道中で私の自転車について他の参加者と話をしたのはこれが初めて。フレームがピンク、ホイールのスポークまでピンクな妻の自転車は海外の自転車乗りには大受けだったようだ。

自転車についてはほとんど話しかけられることはなかったが、この時着ていたジャージについては随分反応があった。


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昨年のCH1200で、アメリカから参加したEricと交換したSan Francisco Randonneursのジャージ。このジャージを知る人は多いのか、追い抜かれ様に良く声を掛けられた。EricともPBPで再開したかったが、直前に骨折で不参加。残念である。


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日没。そろそろ何度目の夜だったか分からなくなってくる。多分、三度目の夜。あと1時間も走れば、St-Nicholasには到着できるだろう。


(つづく)
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