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BRM728新雛鶴200 PC1~PC2
PCではスタッフの人がいるかもと思ったのだが、誰もいない。普通に買い物をしてレシートを貰っただけでそそくさと出発。滞在時間5分。気温はまだそこまで高くない。おそらく、日中の気温上昇に合わせて標高を上げているため。マイペースで淡々と標高を重ねていく。
奥多摩湖周辺は結構涼しく、気温は27℃ほど。この気温ならヒルクラもなんとかなる。ただし、水分は意図的に多く摂ることを心がけた。
小菅村に入ったところで、自動販売機でドリンクを補充。ここからは約10kmで平均斜度6.3%の峠。普段なら大したことはないが、気温が高いので、体に水をかけながら登っていく。前にも後ろにも人はおらず、たまにくる車以外は自然の音しかしない。
今回、ヒルクラ中はEdge800の高度画面をずっと表示していた。Edge800はあらかじめルートを入れておけば先の勾配がどうなっているか見えるのだ。峠の頂上までどれくらいあるのかをリアルタイムに見られたので良かったと思う。
頂上500m手前くらいで、MTBの人が降りてきた。しんやさんか!?と思ったが知らない人だった。どうやら自分が先頭で来たらしい。クライマーでもないのに先頭で超級山岳を通過。気分は今年のツールのヴォクレールだw
10:20、松姫峠到着。シークレットPCが設けられているという噂があったので、そわそわしてみたが誰もいなかったw しばらく後にいしこうさんが写真撮影のために来ていたらしいが、自分の時にはまだいらっしゃらなかったようだ。残念。
頂上で止まることもなく、そのままダウンヒルへ。松姫の下りはタイトコーナーも多く路面も荒れているので慎重に下る。雨が降ってなくてよかった。
しかしここでトラブル発生。・・・腹が痛い。登りで気配はあったのだが、下りで腹が冷えて気配は確信へと変わる。記憶によれば、大月の街に出るまでの20km、トイレの有りそうな施設は無かった気がする。となると、大月の街まで我慢するしか無い。なんとか持ちそうな気配だったので我慢することにするが・・・
残り5kmほどで、どうにも我慢できなくなる。・・・ヤバイ、これは社会人としての尊厳を捨てることも覚悟せねばならないではないか。
そんなことを考えていると、左手にガソリンスタンドを発見!!ええい、ここだ!入っちまえ!ということでトイレを貸して頂けるようにお願いする。快諾を頂きトイレにIN。久々の和式トイレは骨が折れたが、今回ほどありがたいと思ったことはなかった。
軽量化も済んだところで再出発。ここからは試走とは違うルートを通ることになるが、ここからが罠であった。R139から逸れてK505に入るのだが、ここがかなりの激坂。トイレを我慢していたら、どうなっていたことか怖くなった。
大月の街に入る。一気に気温が上がった気がしてEdge800の温度計を見ると・・・
なんだこの気温。場所によっては40℃を超えていることもあった。これからまだ山越えが残っているのにこれはヤバイ。
11:27、PC2: ローソン都留壬生店に到着。たまらずアイスとドリンクを大量に買って補給。昼飯時なので、パンも補給しておいた。そうこうしていると、最初に一緒に走っていたTIMEの人が追い付いてきた。この人、かなり走れる様子。体型的には似ていてシンパシーを感じるw
この先は今回のタイトルにもなっている「新雛鶴トンネル」を目指す。灼熱地獄はここからが本番であった・・・。