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サコライド房総380 【起】
先月に引き続き、カフェサコッシュのロングライドイベント「サコライド」に参加してきました。今回の舞台は房総半島。サコッシュの店主が若かりし頃によく走ってた練習コースだそうです。
前回は複数人でのチームライドとなったわけですが、今回はソロライドを選択。というのも、前回の「サコライド伊豆」でちょっと納得が行かない部分があったからです。
それは、停止時間。
サコライド伊豆は、435kmをメーター読みAve23.6km/hで走って26時間掛かりました。走行時間を計算すると、435/23.6=18時間25分。つまり、7時間35分も停止してるわけです。キャノボ(550km)での停止時間は3時間。そう考えると、距離比を考えると、435/550*3=2時間22分くらいになるはず。となると5時間も余計に休憩してることになります。・・・休み過ぎですw
原因はハッキリしています。理由は単純、複数人で走ったから。「チームで走ったほうが速くなるんじゃないの?」と思う人もいるでしょうが、それは日頃からちゃんと練習してる人同士の場合。たまにしか走らなかったりする同士の場合、足が合わなくて余計な消耗を誘います。また、「トイレ時間が人数分掛かるから」というのも原因に挙げられます。特に冬の場合はトイレが近くなるので、大抵のコンビニで全員がトイレを使用。結果として、一人ならば5分で済む休憩が5分×人数分になります。4人で10回コンビニに寄ったら、1人の時と比べて、(4-1)人×5分×10=150分も無駄に休んでる計算。これはかなりデカい。
以上の考察から「ロングファストランって1人で走るのが一番早いんじゃね?」という結論に達しました。
というわけで、今回は「停止時間をいかに短くするか?」を主眼においたライドとなりました。つまるところ「キャノボ的な走りをする」ってことなんですが。で、どうせキャノボ的に走るのであれば、もう少し戦略を練って走ろうと思い、以下の3つのポイントを守って走ることにしました。
ポイント1. 徹底した時短対策
キャノボ同様に、時刻表を作成。コンビニは全部で6箇所。1箇所について休憩時間は最大10分。
コンビニはなるべくチェックポイントの近くとし、気持ちをOFFにする回数を減らした。
会計は全てEdyで済ます。さらにヒミツの対策を施す。
ポイント2. 心拍を一定に保つ
伊豆では前半の千切り合いが後半ペースを落とす大きな要因に。
常に一定の心拍(ゾーン3とゾーン4の間)を保って走るようにした。
ポイント3. 寒い時間に都心を走る
伊豆で、寒い時間に走る辛さを知ったので、今回は寒い時間を都心に持ってきた。
凍結可能性のある茂原とマザー牧場は昼間に通過する。
ポイント3の理由から、スタート時間は午前4時に設定。別に5時スタートでも良かったんですが、この時間にしたのはサコッシュの開店時間内に帰ってきたかったからです。今回、当初の所要時間の見積もりは17時間45分(キャノボ時の東京~名古屋・370kmのタイムに、冬の寒さ補正を加えて算出)と考えていました。4時に出発して、21時45分に到着。閉店直前に店になだれ込んで、そのままサコッシュカレーを食べて帰ろうかとw
出発時刻が決まればあとはルート選定。推奨ルートはR14を使うものでしたが、私はR357を選択。車は多いけれど、その分走行風で走るのが楽だったりする、通称「湾岸道路」です。真昼間に通ると結構怖いんですが、早朝なのでそこまで交通量は多くないだろうと推測。これは結果的には大正解でした。
一週間前には走ったことがないマザー牧場~富津岬~木更津区間を試走。ルートは完全に頭に入った。後は走るだけ!(ロングライダース2.0よりセルフパロディ)
そんなこんなで決行当日を迎えました。