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サコライド伊豆430 ①破滅に向かって~Advance to the fall~
サコッシュに到着して、まずは初対面のMiagiさんにご挨拶。しかし、明らかに軽装過ぎる。特にライト。自分が以前261さんと伊豆半島を回った時、ライト不足で大変怖い思いをした経験から「そんな装備で大丈夫か?」ってことで、予備のライト・PetzlのTikka XPをお貸しする。
午後4時2分。夕暮れ迫る下北沢の街を出発して、目指すは伊豆半島。ゆっくり走ればいいのに、予想通り千切り合い開始。特に将軍さんが先頭に出た時がヤバい。明らかに集団のスピードが3~4km/h上がってます。このまま大阪まで行くんじゃないか、って勢い。「今回のライド、最大の敵は寒さでも登りでもなく、将軍さんなんじゃね?」と、この時点で薄々勘付いていましたが、間違いではありませんでしたw
箱根駅伝やキャノボでお馴染み、海岸沿いのR134では261さんが先頭に出て40km/h以上で牽きまくる。「やっべー、気持ちいい!」などと意味不明な言葉を叫びだした時のこの人は無敵だ。
あっという間にCP1の早川駅(エ○ゾじゃないよ)到着。早速写真を取って、@cafe_sacoche宛にメンションを送る。・・・結構面倒だな、コレ。ブルベよりも制限時間が多少ゆるい(Ave14.5km/hでOK)なのは、この辺りが理由なのかなーと思いました。
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さて、ここからは魔境・伊豆半島。といっても東伊豆はそれなりに町だったりします。全員がライトを一斉点灯し、謎の発光体と化しながらR135を一路南下していきます。
真鶴~湯河原~熱海まではなんだかんだ言って車も多くて路面の明るさには不自由しません。が、熱海を過ぎるとめっきり車も少なくなり、網代を過ぎると真っ暗に。そして宇佐美から現れる九十九折の下りでプチトラブル発生。
バックミラーを見ると、後ろにいたはずのMiagiさんが居ない。「もしかして・・・」と思って、信号でしばらく待っていると追い付いてきたMiagiさん。「すいません、暗くて前が全然見えなくて・・・」うーん、やっぱり。
真っ暗闇の下りカーブというのは、自転車に付けたライトだけでは乗りきれません。コーナーの出口が見えなければ安心してコーナーを曲がることはできないわけで・・・そうなると、自分の見ている方向を照らしてくれるヘルメットライト、それも相当明るいものが必要となります。今回、私はGENTOS HW-833XEを装備。200lmの明るさでコーナーも安心。若干重いのが難点ですが、頭の前にライト、後ろに電池ボックスが付くので前後のバランスが取れており、前傾姿勢もそんなに辛くありませんでした。
今回、急遽Miagiさんにお貸ししたPetzl Tikkaでは若干暗いかも・・・と思ってたのですが、やはり伊豆の夜には荷が勝ち過ぎていたようです。途中の電気屋ででも無理に調達するようアドバイスすべきだったかな、と反省。
しかしここで、伊豆を知り尽くした男・261さんがMiagiさんにあるものを差し出す。GENTOS 閃SG-329。スリムボディなのに最大200lmのニクい奴。ただし電池は4時間しか持たない。こういう風に互いをサポートできるのはチームライドの強みですね。そういえば今回のキャノンボーラーは全員GENTOSの閃をつけていました。ヘルメットライトも、4人中2人がGENTOS製品。「GENTOSルーメン」なんて言ってからかわれていますが、なんだかんだ言ってコストパフォーマンスは最高だと思います。ホームセンターやビッグカメラでも買えますしね。
・・・あ、ステマではないですよ?