東京→糸魚川ファストラン2012 エピローグ

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昨年はメンバーの一人が事故にあってしまった我がチーム。しかし今年は過去最大の参加人数だったにも関わらず、無事故で全員が完走を果たした。無事是名馬。まずは胸をなでおろす。

翌日のリザルトを見ると、なんと全体340人中、25番目のタイム。過去最高である。前半の貯金+ラストの志々雄様モードが効いたらしい。

一番時計はなるしまの常連、Kさんであった。Kさんは何と御年64歳。失礼ながら、電車に居たら席を譲りたくなる風貌だ。なのにグロスAve32km/h超・・・。いやはや、年齢は言い訳に出来ない。まだまだ伸びられるということだ。

あと、収穫だったのは井手マヤさんとお話しできたこと。ロングライダースvol.2に書いたエピソード「キャノボ中、清水駅前で試走中のブルベ集団に遭遇」したときの話を聞くことが出来た。やはり、あの時話したのは井手さんだったらしい。1年越しの引っ掛かりが取れた。

そして、それぞれが帰路に着く。

  「来年もまた、糸魚川で!」

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今年もまた、反省点の多い糸魚川であった。

昨年、汗のかきすぎで足を攣りまくった反省を生かして、今年は塩飴、塩タブレットを持参。一定時間ごとにスポーツドリンクも摂取することで、ミネラル不足が原因と思われる足攣りは起こらなかった。また、1本のボトルを掛け水にし、ロングタイツからビブショーツへと変更したことで、熱中症も無し。

これらは教訓を生かせて改善できたので収穫と言えよう。

問題は今回最大の敵だった膝の痛みである。正確には膝の裏の外側あたりの腱が痛む感じ。ビンディングを外そうとしたときにとんでもなく痛む。この原因は、恐らくクリートの設定ミス。帰り道にクリートを確認すると、つま先がかなり内側に向くようなセッティングとなっていた。これによって膝にねじれが生じて、痛みに繋がったものと推測。一週間前のサコライドで兆候は見えていたのに、クリート調整を行わなかったのは失策であった。

ルートに関しても、まだまだ改善の余地はある。もちろん推奨ルートを通るのが良いのだろうが、新ルートはあえて参加者に自由度を与えているようにも思える。ブルベと違うのは、この辺りの緩さでもある。最短ルートならば292km。10時間を切ることも不可能では無いと思える。

今年より天候条件が良いことは中々無いと思うが、来年はもっと自分の限界を高めて挑みたいと思う。

最後に、今年も運営にご尽力を頂いた実行委員会の皆様、お疲れ様でした。今年も最高のイベントでした。

【走行データ】
ルート: http://yahoo.jp/ZgcZ3D
通算距離: 298.4km
走行時間: 11時間01分(メーター読み: 10時間19分)
平均時速: 27.1km/h(メーター読み: 28.7km/h)
平均心拍: 151bpm
獲得標高: 2172m

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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