TOT2012(Tokyo-Osaka-Tokyo) エピローグ(完)

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翌朝はキャノボ以来の全身筋肉痛で目覚めた。たた、懸念されたアキレス腱の痛みもそれほど酷くは無い。丈夫に生まれたことに感謝。

そして布団の中で3日間を振り返る。今回の走行距離は1075km。ついに4桁の世界を知ってしまった。ロングライドでも一つの壁である4桁の壁。また一段階、距離感の崩壊が進んだ気がする。

そして、恐らく史上初めて自転車で東京大阪を一気に往復した一人になれたことを嬉しく思い、再度眠りに就いた。

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今回のTOT、ただ走ればよいというものではありませんでした。主催として事故なく終わらせることが最重要事項。表向き「個人的なサイクリング」ではあるのですが、事故が起こらないに越したことはありません。

結果として、サポートの方の落車はあったものの、特に大きな事故も無く終われた事に安心しています。それは今回参加してくれた方々の意識の高さによるところではないでしょうか。交通ルールを守り、眠くなったら仮眠し、無理だと感じたらリタイヤする。自己を客観視できる大人の自転車乗りが集ったイベントであったと思っています。改めて感謝します。

同時に、ブルベや東京~糸魚川ファストランを主催されている方々の苦労が一部だけでも解った気がしました。これを定期的にやるなんて、本当に頭が下がります。

さて、参加者の方からは早くも「来年」の話がチラホラと上がってきています。今回は偶然にも意識が高く、自己を適正に評価できる人たちが揃いましたが、次回もそうなるとは限りません。「第二回」があるとすれば、今回よりはレギュレーションは厳しくなってしまうでしょう。しかし、それでも望む人が多ければ開催されることになるのではないかと思います。

最後に

・TOT参加者の皆様
・サポートの方々
・道中応援してくれた方々
・見送り・出迎えてくれた方々
・Twitterで応援してくれた方々

特に、サポートカーを出しれくれたおっちゃん、真の発起人であり、最後までサポートしてくれた将軍さんに厚く御礼申し上げます。

また、TOT完走組のキクミミさん、チャリモさん。お二人が居なければ最後まで走り切ることはできませんでした。ありがとうございます。

今回のTOTに関わってくれた全ての皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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それではまた、この道のどこかで。

(TOT2012・完)

【走行データ】
ルート:
 往路 http://yahoo.jp/0fnO0J
 復路 http://yahoo.jp/WXWExU
通算距離: 1075.5km
走行時間: 67時間38分
平均時速: 15.9km/h
平均心拍: 138bpm(停止前まで)
獲得標高: 4571m(ルートラボより)

【まとめ】
参加者: http://togetter.com/li/384824
実況: http://togetter.com/li/385235
参加者経路: http://goo.gl/maps/Nd615

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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