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TOT2012(Tokyo-Osaka-Tokyo) ①東京:日本橋~静岡:富士
なぜかスタートは自分が先頭になる。主催者という事で前に出されたのだろうか?まぁ慣れてる道なので調度良い。それに自分は戸塚で他の参加者とは違う道に行く事にしていた。戸塚まで、しばしパレードラン気分を味わう。
時折ふぃりっぷさんと先頭を交代しながら夜のR15を駆け抜ける。ふぃりっぷさんは「MTBランドヌール」として名が通っているが、今回も勿論MTBでの参戦。あの太いタイヤで普通に35km/h巡航をするのだから恐れ入る。体躯も大きいので、後ろに付いていて楽だった。
キャノボほどペースを上げないので、信号には引っかかりまくり。時間帯的にタクシーも多く、かなり気を使う。自分としては、せめて都内を出るまではパレードラン状態にしたかったので、車列が千切れないように気をつけた。
00:53、六郷橋に差し掛かる。キャノボ時の41分台での突破に比べるとかなりスローペースだが、距離が倍である以上、これくらいは許容範囲だ。六郷橋を降りた所の競馬場前交差点も信号は青(大抵昼間は引っかかる)。幸先が良い。
神奈川に入るとペースも大分安定する。時折、あきばっくすさんと野田さんが先回りして写真を撮ってくれた。更に、鶴見では本来0時の同時スタートだったhazumitさんが待機。パンクのためスタート時間を翌日にし、写真撮影のサポートに回ってくれていた。気合が入る。
保土ヶ谷の手前で信号のタイミングで、自分より後ろは全員付き切れ。待っていようかなぁ、と思ったけれど脚は止めたくないので、ペースを落として後続を待つ。しばらくスローペースで走っていると、後方からスプリントを掛けてくるオレンジのK2T2ジャージ。チャリモさんである。前半からぶっ飛ばしてるなぁ・・・。あっという間に権太坂方面へと消えていった。あとから聞いたら、自分がアタックを掛けたと勘違いしたらしい。オイオイ、こんな所でアタック掛けてどーすんだよ?ゴールは1000kmの彼方だゼェ?(by 酒巻玲於奈)
鎌倉街道との分岐となる保土ヶ谷橋交差点で、残りの4人と再会。まずは戸塚を目指す。戸塚は昼間であれば「開かずの踏切」を避けるために迂回ルートを取るが、今回は深夜。開いている踏切をラクラク突破。どうやらR1の地下化工事を行なっていたらしく、踏切は片側が封鎖されていた。地下化が完了すれば迂回ルートを取る必要もなくなる。キャノボルートも日々変わっていくのだな、と感慨深かった。
踏切を渡った所で、一行とはお別れ。お互いに「気をつけて!」と言葉を交わし、自分はここから長後街道を行く。事前に試走したR246の御前崎越えルートだ。獲得標高は箱根を越える場合より100m少ない。また、下る距離も長く、斜度も緩いので高速巡航の得意なルーラータイプ向けコースである。今回はタイムを縮めるというよりは体力温存目的でこちらのコースを選択した。
伊勢原からR246に合流し、まずは善波峠を片付ける。普段はアウターだが、無理せずインナーに落とす。事前には自転車仲間の@tsune171さんに来て頂ける予定だったが、見当たらなかったのでそのまま先に行く。
03:42、セブンイレブン秦野菖蒲東店に到着(79km地点)。予定より12分遅れ。不味い、ゆったり走りすぎたか。補給を素早く買って6分でコンビニ離脱。
R246の神奈川・静岡県境は夜中から明け方は交通量が少ない。ただし物流トラックは昼夜関係無く走っているので注意は必要だが、走るなら反射ベストとライトてんこ盛りで夜中がベストだと思っている。夜中の閑散としたR246を抜け、駿河小山からはK394に入る。
一色交差点からR246復帰。ここから少し登って、御殿場駅前あたりからはひたすらにダウンヒルだ。この辺りでちょうど夜も明けた。良いタイミング。
御殿場駅前でウインドブレーカーを着こみ、ダウンヒル開始。元々信号は少ないのだが、接続もよくスムーズに進む。千福南の少し先で自転車通行禁止となるが、ここで道路脇のスロープを降りて桃園からR246に復帰。このルートも3回目なので慣れたものである。あとは沼津まで下って、沼津バイパスに突入した。
御殿場から沼津まで、ダウンヒル23km。GPSログを見ると、グロスで34km/hという驚異的な速度で下っている。これが箱根よりも御殿場周りを選ぶメリットだ。
東田子の浦駅の辺りで沼津バイパスを離脱し、K380へ。ここからは勝手知ったるキャノボルート。檜交差点から旭化成の工場横を抜ければ富士由比バイパスに合流出来る。
6:39、ローソン富士宮島店に到着(153km地点)。ここで予定タイムに復帰。このポイントでは、サポートカーと、富士在住の@shunzzyさんが待っていてくれた。以後、サポートカーは事前に設定した60km地点のコンビニに先回りして待ってくれていた。ドライバーの「おっちゃん」、お疲れ様です。
さぁ、遅れは取り戻した。ここからは予定表通りに走る。
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