TOT2012(Tokyo-Osaka-Tokyo) プロローグ

  • 2012年10月11日
  • 2012 TOT
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「キャノボ達成者は次に何を目指すのか?」

2011年9月、キャノボスレでこんな話題が上がった。

「日本版PBPで、往復とか…」
「東京ー大阪―東京…TOTか。なんかトイレみたいだ」

「TOT」の呼称が生まれた瞬間である。
まさか一年後に自身が実際に走ることになるなんて、書き込んだ当人はこの時知る由も無かったのだ・・・。

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時は流れ2012年7月。同じくキャノンボーラーの将軍さん(ロングライダースvol2.5参照)が、Twitterのイベント告知サイト「Twipla」でこんな募集を始めた。

Tokyo-Osaka-Tokyo(TOT)開催(自転車ファストランロングライドチャレンジ企画)

自転車で東京-大阪間の往復 約1100kmを走る壮大なロングライドのチャレンジ企画。
Tokyo-Osaka-Tokyo、略してTOT。
ブルベ最高峰PBPからのインスパイア。2ch発祥の東京大阪キャノンボールとフュージョン。
自転車で東海道を走ることに魅せられた全国各地の猛者どもが一斉にチャレンジ。
ひとりでは出来なくても志を同じとする同志がいれば完走できるはず。
道中で参加者同士でエール交換できればもっと頑張れる。
実行委員無しの完全自己完結型の大人の自転車遊びです。

将軍さんは昨年のPBPに都合により出られず。そのため、代わりに一人で東京大阪を往復しようと考えたらしい。しかし「どう考えても一人じゃ片道でやる気が無くなる」ということで実行はしなかったんだとか。

そこでこの企画である。レギュレーションは以下の通り。

・自転車で東京-大阪間の往路復路を完走することを目標とします。
・東京は『日本橋道路元標』、大阪は『梅田新道道路元標』を起点・終点とします。
・一斉スタートではなく、全国各地の好きな場所から好きな時間にスタートとします。
 スタートは2012/10/6~8の間とします。
・スタート直前、折返し地点(東京日本橋or大阪梅新)到着後、及びゴール直後に写真付きで
 Tweetすることで完走の証とします。
・ゴールまでの時間制限はありません。

キャノボやブルベとは違って、サポートの制限も無いし、集団走行も可。時間制限も無い。もちろん参加費も0円。個人的なサイクリングを同時多発的に行う格好になる。

そしてこの企画のミソは、「スタート/ゴールが東海道のどこでも良い」こと。これにより、参加者同士がルート上ですれ違う可能性が高まる。かつて、自分がキャノボ中に浜名湖で261さんとすれ違った際にはエールを交わし(ロングライダース1.0参照)、その時のテンションの高まりは尋常ではなかった。その状態を意図的に作り出して完走のパワーに変えようというわけだ。

しかし、当初、実は自分はTOT不参加の予定であった。先約が合ったので。

261さんと共に秋の糸魚川ファストランに出場しよう!と5月から決まっていた。その予定日がちょうどTOTの予定日と重なっていたのである。TOTへの興味は多分にあったが、約束を破る訳にはいかない。後ろ髪を引かれつつも、不参加の予定を将軍さんに伝えていた。

2012年8月、急に将軍さんからDMが届く。何だろう?と思って開けてみると内容は以下のようなものだった。

  「実は急に台湾転勤が決まって、TOTは出られそうにない。
   言い出しっぺが不参加だと、企画が空中分解するかもしれない。
   そこで、baruさんに主催者兼参加者役をお願いしたい。
   代打がbaruさんなら皆も納得してくれるはず。」

   

あまりに突然の話に驚く。頼りにされるのは光栄だが、糸魚川の約束もある。

数日迷った末に出した結論は、「将軍さんの話を受諾する」であった。それはすなわち、261さんとの約束を破ることを意味する。しかし、どうやらこの話を出される数日前に、261さんは将軍さんから話を聞いていたらしい。261さんは快く自分を送り出してくれた。非常に申し訳ないが、これで心置きなくTOTに全力投球出来る事になった。

・・・そうと決まれば全力で行くぞ!!