東京→糸魚川ファストラン2013 ②CP1:岡谷~CP2:大岡物産センター

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07:43、CP1:ファミリーマート岡谷山下町店に到着。いつもであれば、塩尻峠を下った小坂田公園がCPなのだが、今年は塩尻峠前のこちらがCP。少々違和感があったが、塩尻峠前に一息をつけるのは有り難かった。

CPに入る前に2人には追いついた。やはりアンディトレインは速くて二人とも千切れたらしい。CPでタイムカードを記入し、飲み物を補充する。バナナが美味しい。置いてあったカロリーメイトを2つ、ポケットに入れる。一応、トイレにも行っておくか……と思ったら案の定並んでいる。とはいえ、ここで出して置かないと次のCPは60km先。多少ロスはしても仕方ない。素直に順番を待って用を足した。

トイレから出てきて、外に出るとチームメイト2人は消えていた。……おい!!そりゃーないでしょ……まぁ、これで地獄のトレインに着いていかなくて済むのでホっとしたのも事実だが、ここからはトレインに頼れないと言うことでもある。11時間切りは厳しくなったか。

結局、CPには5分ほど滞在して出発。すぐに塩尻峠の激坂近道を通る。昨年まではインターの方を迂回するルートが正式だったが、今年からはこの激坂が正式ルートとなっている。昨年はここの激坂でダンシングをした瞬間、膝に激痛が走った。以後、縮退運転となったのは、過去の記事に書いたとおりである。今年は27Tを入れてきており、特に問題なく乗り切ることが出来た。軽いギヤは、正義。

峠を越え、下り区間に入る。ここの下りは直線的で好きだ。いつもと違ってチューブラータイヤなので、コーナーも楽々クリア。途中、前週登った「高ボッチ」の登り口を見つける。天気は良いし、登ったら綺麗だろうな……と思いながらも先を急ぐ。

旧CPである小坂田公園を通過し、R20の終点である高出交差点に到着。すると、後ろから、

  「あれ?(baru本名)くん、何でここにいるの!?」

ざくさんとMさんだった。てっきり先に出発したと思っていたけれど、まだチェックポイントに残っていたと言うことだろうか?話を聞いてみると、

  「トイレが混んでたから先に出たんだよ。
   小坂田公園でトイレに行ってたんだけど。」

CP1のトイレが混んでいたから先に出たらしい。ただ、自分が追い抜いていると言うことは、素直に待った方が早かったと言うことか。

さて、塩尻の市街地に入った。ここから松本を抜けるまでは恐怖の区間である。何が恐怖かというと、運転マナーの悪さ。何度も書いた気がするが、松本には「松本走り」なるローカル走行ルールがあるらしい。信号が変わると即右折してきたり、ウインカーを出さずに右左折を行うなど、自転車に取っては危険極まりない場所。巡航速度を抑え、気を引き締めて走る。

明科を過ぎれば、川沿いのアップダウンの道に入る。ここまでは平地であるため、Mさんとざくさんに着いていけたが、この先は厳しい。ちょっとしたアップダウンでも千切れそうになってしまう。暫くは頑張っていたが、次のチェックポイントまであと数キロとなったところでついに千切れた。ただ、今回もCP間近なので、CPで追いつけるはずだ。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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