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BRM919宮城1000 スタート前
9/18に有休を取り、終電で山形入り。
本当は当日入りをしたかったのだが、シルバーウィーク初日の午前中の新幹線が開いているはずがない。仕方なく寒河江に宿を取り、前日入りをすることになったのだった。
取れたホテルは、ゆーチェリーと同じ敷地内にある「チェリーパークホテル」。寒河江の夜は若干肌寒かったが、源泉掛け流しの温泉効果でぐっすりと眠ることが出来た。
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翌朝、自転車を組み立てて寒河江の街を散策。寒河江公園という展望台に登ってみた。ここから見える街はどこの街だろうと思い、検索してみると「天童市」らしい。天童市と言えば、ご当地ラーメンである「鶏中華」があったはず。
15km走り、鶏中華の元祖である「水車生そば」へ。そばつゆに近いスッキリとした出汁に、加水率高めの麺、そのうえに鶏の煮物が乗ると言うスタイルであった。美味い。
食後は「ゆーチェリー」で風呂に入り、予約しておいた個室へ。13時間~17時半という半端な時間ではあるが、3時間半は寝ることが出来た。
個室を出た後も、ゆーチェリーの待合室でグダグダ。すると、背の高い男性に声を掛けられた。
「もしかしてbaruさんですか?」
フォロワーのKimKen(@KimKenAJ)さんだった。しばらく雑談をしていたが、彼は800km地点にホテルを取ったと言う。しかも、自転車乗りに優しいルートインとのことだった。
「ここのルートイン、基本的に予約で一杯だけど、電話をしたら取れることもありますよ」
という情報を頂く。この段階では健康ランドに泊まるつもりだったので、軽く聞き流していたのだが……約2日後、この情報に救われることになる。
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9/19 20:30、スタート地点である駐車場に集合。明かりの類は全く無く、隣の人の顔も良く解らない。かろうじて認識できたのは、ちば(chiba_ken_1030)さん、がんちょ(@gan_tyo)さん、サバキャン(@centor)さん、そしてこのブルベに誘ってくれたYO-TAさんくらい。それなりに知り合いは居るはずだが、誰がいるのかさっぱり解らなかった。
間もなくブリーフィング開始。
「えー、仙台で嵐のコンサートが行われているため、混雑が予想されます!
宿も取りにくくなっているので気をつけてください!」
辺りに笑いが起こる。まさかブリーフィングで嵐の名前が出るとは。ただ、この警告は実に正しかった。この時は認識していなかったが、嵐のコンサートはシルバーウィークを通して行われるもので(4日間開催の野外ライブ/動員数20万人)、東北全体の宿泊施設に影響が出るほどだったのである。
ブリーフィングが終了し、20:50あたりから車検開始。スタッフの皆さんが総出で車検をしてくれた。正規のスタート時刻よりも少し早く車検が完了。
暗闇の中、1000kmの旅路がスタートした。
(つづく)