PBP 2015 エントリー実行

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5/6にPBPの先行登録を実施。

先行登録は、単に出場権を早めに得られるだけのものだと思っていた。しかし、他にもメリットがあるらしい。制限時間と、スタート時間の選択である。

通常、1200kmブルベの制限時間は90時間。しかし、PBPでは80時間の部・84時間の部が存在する。要はこの部門はファストラン狙いの人向けの部門。制限時間が短い分、以下のようなメリットがある。

・80時間の部: 一番最初にスタート出来る(PCや道が混まない)
・84時間の部: 朝にスタート出来る(通常は夜スタート)

PBPは6000人という人数が参加するイベントであり、各PCでのチェックは全て有人チェックとなる。必然、チェックには行列が出来る。PCには食堂・トイレ・仮眠所と言った施設があるが、これらも人が増えれば待たなくてはならない。ということで、ファストランをしたい人たちは80時間の部にエントリーし、一番最初にスタートを切る。

84時間の部は、逆に一番遅い時間にスタートする。80時間の部は「8/16 16:00~」、90時間の部は「8/16 18:00~」、84時間の部は「8/17 5:00~」。翌朝5時スタート。夜スタートは睡眠のバランスが崩れやすく、苦手と言う人も多い。別に眠かったら寝れば良いわけだが、ファストラン的観点から見ると無駄である。そういった人たちは朝スタートの84時間の部にエントリーするというわけだ。

今回、私がエントリーしたのは、90時間の部。最も一般的なカテゴリーである。ファストランに挑戦してみたい気持ちもあったが、初の海外ブルベの私には不安が先行した。右側通行、ラウンドアバウト、その他の交通ルール……全てにおいて未知の環境でファストランを行うのはリスクが大きすぎる。まずは安全に完走を狙おうと考えた。

制限時間ともう一つ、先行登録で選べたのが「スタート時間」。「80時間の部」「90時間の部」「84時間の部」の中でも、スタート時間は分かれる。スタートの待ち時間の削減&道の混雑を避けるため、300人ずつに区切られて15分ごとにスタートする仕組みだ。

90時間の部は18~20時の枠から選べたが、私は18時45分のスタートを選択した。何度も参加している人にとっては戦略上スタート時間は重要なようだが、初参加の私はさっぱり解らず。一緒に参加するふぃりっぷさんと同じ時間にしただけである。実に日本人的。

5/9には無事SRを確定させ、6月初旬には本登録が完了。一年半に及ぶエントリー峠をようやく越えることが出来た。

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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