4年に一度開かれる1200kmブルベ、「PBP(Paris-Brest-Paris)」。 この大会を説明する際には、しばしば「ブルベの最高峰」という言葉が用いられる。しかし「最高峰」とは一体何を指しているのか。距離なのか? それとも過[…]
PBP前年である2014年から、出場に向けて活動を開始した。
PBPに参加するには、「開催年のSR(Super Randonneur)取得」が条件とされているが、確実にエントリーするには前年度から準備が必要となる。具体的には、先行登録(Pre-registration)の優先順位が前年度の実績によって決定されるのだ。
(開催年+前年のSR取得が登録条件と思っている人も多いが、それは間違いである)
今回のPBPでは、
「2014年に完走したBRMの中で、完走したカテゴリの長い順に先行登録を可能とする」
とアナウンスされていた。つまり、2014年に開催された1000kmブルベの認定を取得した人は、もっとも早く先行登録出来るということ。次いで、600km、400km、300km、200kmの順に先行登録の開始時期は遅くなる。具体的な日程は以下のように告知された。
2015年5月03日 600km(BRM)
2015年5月10日 400km(BRM)
2015年5月17日 300km(BRM)
2015年5月24日 200km(BRM)
2015年6月06日 本登録 & 前年認定なし
1000kmの認定があれば、確実に登録は出来る。しかし、1000kmブルベを完走している人の数はそこまで多くないはず。今回の定員は6~7000人と言われており、1000kmの認定者数だけで埋まる枠ではない。無理して1000kmを完走せずとも、600kmまでのカテゴリを完走していれば問題ないだろうと考えた。
2014年10月には、台風の接近に見舞われた「青葉600天城越え」を辛くも完走し、600kmの認定を取得。翌年の参加登録に向けて順調に2014年度を終えたのだった。
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