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PBP 2015 プロローグ
4年に一度開かれる1200kmブルベ、「PBP(Paris-Brest-Paris)」。
この大会を説明する際には、しばしば「ブルベの最高峰」という言葉が用いられる。しかし「最高峰」とは一体何を指しているのか。距離なのか? それとも過酷さなのか? その意味を確かめるべく、フランスへ向かったのだった。
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PBPを意識し始めたのは何時だったのか、正確には覚えていない。
一番古い記憶は、2011年9月にカフェサコッシュで開かれた、三船雅彦氏の「PBP報告会」である。当時の自分は「東京大阪キャノンボール」を双方向で達成し、次の目標を探していた。そんなタイミングで知った海外の1200km。興味を持たないはずが無かった。
その後、2012年にはPBPをオマージュした「TOT(Tokyo-Osaka-Tokyo)」を主催。あのイベントも十分に盛り上がったが、本家PBPは比べ物にならない盛り上がりだという。年々、その興味は大きくなっていった。
PBP 2015 エントリー準備(2014年)
PBP前年である2014年から、出場に向けて活動を開始した。 PBPに参加するには、「開催年のSR(Super Randonneur)取得」が条件とされているが、確実にエントリーす...