PBP 2015 スタート前々日

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PBP 2015 装備&ウェア 装備とウェアは基本的に「使い慣れたものを」ということで、なるべく実績のあるものを使用する方針で選定した。 装備 使い慣れたもので装備を固めている。 フレーム フ...

 

8/14 12:40、無事にフランスの表玄関、シャルル・ド・ゴール空港に到着。

着陸時は結構揺れたが、初の飛行機だったので「こんなものか」と思っていた。ふぃりっぷさんによると、結構ヤバかったらしい。知らぬが仏。

空港の荷物受け取り場に行くと、「AJたまがわ」のartsさん、がんちょさん、ぜっとさん、K内さんの姿が。羽田からの直行便ということで、やはりこの便に参加者は多い。「果たして、無事に自転車が出てくるのか?」と、全員が緊張していたように見えたが、無事に全ての自転車が運ばれてきた。内部を確認しても破損無し。箱は少し潰れていたが許容範囲だろう。

空港の出口で、AJたまがわメンバーとはお別れ。先に到着していたRayさん、そしてふぃりっぷさんの叔父さん・叔母さんと合流した。今回の旅には、日本からふぃりっぷさんのご両親が同行している。ふぃりっぷさんの叔父さんと叔母さんはフランス在住。

叔父さん、叔母さんに「Bonjour」と挨拶をしつつ握手。この国では男性も女性も握手が力強い。

PBPでは公式にサポートカーが認められており(事前登録必須・PC前後5km以外でのサポート禁止)、ふぃりっぷさんの叔父さんがそのドライバーを務めてくれるとのこと。叔母さんと、ご両親も同乗するようだ。と言っても、ドロップバッグ等のサービスは既に外部のサービスに依頼済み。リタイヤの際以外にお世話になることはないだろう。

空港からホテルまでは、サポートカーに乗って移動。空模様は、晴れたり雨が降ったりを繰り返している。「ヨーロッパは空の色が違う」などと言われるが、雲の低さの方が印象に残った。このくらい目まぐるしく天気が変わるとなると、一体どんな装備で走れば良いのか……スタートは2日後だというのに、既に頭は実走モードに入っていた。

今回泊まったのは、Trapという街にあるBalladinというホテル。スタート地点であるSaint-Quentinまでは3kmと、中々の好立地。チェックインを済ませたら自転車の組立て。懸念された変速周りも異常なく、一安心。愛車が故郷の地を踏んだ記念に写真を一枚撮影した。

組立て作業を終えると、キャノンボーラーのHideさんがホテルに帰ってきた。彼は既に数日前にヨーロッパ入りしており、ピレネーでSR600を走ってきたそうだ。これから1200kmを走るというのに、前菜で600kmを走ってしまうのだから恐れ入る。

宿でしばしダラダラした後、SIMカード調達&夕食へ。セットメニューの主食をライスにしたが、これは大失敗。量は少なく、風味もプラスチックのよう。以後の補給でもライスだけは絶対に食べないことを誓った瞬間だった。

ホテルに戻り、倒れるようにベッドへ。時計は22時を指しているが、日本時間では朝5時である。間もなく意識が落ちてフランス1日目が終わった。

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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