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Fleche2017 ゴール→東京 移動編
無事にスタートから24時間を走りぬき、376㎞を走り終えた我がチーム。
しかし、本当に厄介なのはここからである。
先に書いたように、11時半までに東京・日比谷でゴール受付をしなければ、完走とは認定されない。すぐに新富士駅に向かい、新幹線の時刻表を確認する。どうやら、10時15分に東京駅に着く新幹線に乗れそうだ。これならば、ゴール受付にも十分間に合う。
そそくさと輪行準備。とは言っても、泥だらけなので、ボトルに入れた水で簡単に清掃を行ってからパッキングを行う。スタート前日に新品に変えた前輪のブレーキシューは、既に半分ほどすり減っていた。300㎞も雨の中を走るとこうなってしまうらしい。
驚いたのは、タイヤを外したとき。なんと、パンクしていた。
「次はbaruさんですね!」
「いつパンクするかな?」
と言われながらも、ゴールまでパンクしなかった我がタイヤ。しかし、ゴールから新富士駅までの僅かな距離でパンクしたらしい。これで結局、チーム全員が1回ずつパンクしたことになる。綺麗にオチが付いた。
無事に「こだま」に乗り込み、いざ東京へ。
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東京は大雨だった。
東京駅から日比谷の受付までの距離は、2㎞ほど。しかし、パンク修理をして、この雨の中を走る気力は残っていない。そこでコトノハさんから、こんな提案があった。
「東京駅の地下に、手荷物預かり所があるんですよ。
ここに自転車を預けて、電車で移動しませんか?」
存在は知っていたが、利用したことの無かった手荷物預かり所。行ってみると、600円で輪行袋に入れた自転車を預かってくれた。これは便利なサービス。今後ともお世話になることもありそうだ。
丸ノ内線に乗り込み、霞ヶ関駅へ。そこから徒歩でナイスプレイス「日比谷コンベンションホール」へと向かった。
(つづく)