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Fleche2017 準備編
「AR日本橋」主催のチームブルベ、「フレッシュ日本橋 2017」に参加してきた。
2016年は参加していないので、2年ぶりの参加となる。AR日本橋主催としては過去最高の43チームが参加し、30チームが完走。天候には恵まれなかったが、非常に盛り上がるフレッシュとなった。
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2015年に「ロードバイク以外で大阪→東京フレッシュ」と言う、ある意味極北なことをやってしまい、燃え尽きてしまった感がある。それで、昨年はフレッシュには参加しなかった。
しかし、2017年1月。フレッシュ参加にお誘いを頂いた。
声を掛けてくれたのは、宮城1000で一緒に走ったNAOさん。BAJ2400(日本縦断ブルベ)や、PBPもクリアしている猛者だ。昨年もフレッシュに参加しているが、残念ながら証跡の不備によって認定されず。今年こそ初のフレッシュ認定取得を狙っているらしい。
フレッシュは辛いことも多いが、非常に面白いブルベ。久々に参加してみようと思い立ち、承諾の返事をしたのだった。
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フレッシュはチームで走るブルベである。最低3人、最高5人のメンバーを揃えなければならない。
言いだしっぺのNAOさんが私以外のメンバーにも声を掛けており、以下の4人でチームを結成することになった。
・NAOさん (@i7015)
→BAJ2400、PBP2015完走。今回のリーダー。
・はるさん (@KSR1450)
→台湾やタイなど海外でのブルベ経験あり。台湾版キャノボ「一日双塔」を達成。
・コトノハさん (@Nd2CuO4)
→PBP2015完走。東京大阪キャノボを達成している。
・baru (@barubaru24)
→フレッシュは5回目。今回はルート設計担当。
今回のメンバーは、私を除いて国内フレッシュの完走経験が無い。NAOさん&はるさんは昨年同じチームで最後まで走ったが、前述の証跡の不備によって認定されなかった。今回のフレッシュが認定となれば、NAOさんとコトノハさんは「ランドヌール5000(※)」の要件を満たすことになる。何事も無く完走し、彼らが認定を得られるようにサポートをしようと思ったのだった。
※ランドヌール5000
ブルベの主催団体ACPが認定する称号で、4年間の間に所定の条件を満たすと授与される。PBPやフレッシュを完走している必要がある。
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フレッシュのユニークな点は、チームごとにルートを決められる点である。
ルート担当は私。前回まではチャレンジングなコースを設定してきたが、今回はなるべく認定が取りやすく、観光名所を通る楽しいルート設計を心がけた。
そして出来上がったルートが「伊勢帰り」。
・スタート前日は伊勢を観光。
・鳥羽から伊勢湾フェリーに乗船し、優雅なクルージング。
・伊良湖岬では、名物の巨大アサリを食べる。
・御前崎では、「地球が丸く見えるん台」で海を眺める。
・焼津では、新鮮な海の幸を食べる。
・新トンネルが開通したばかりの大崩海岸を通り、海の上を通る橋の風景を堪能する。
その後はお約束の箱根越えからのキャノボルートだが、静岡県内はなるべく観光要素を盛り込んだ。距離は370㎞と、ほぼ最低限の距離。大きな峠も箱根のみ。参加メンバーの脚力を考えると、かなりリスクの低いルートと言える。
ルートの審査も問題なく通り、あとは開催日を待つのみとなった。
(つづく)