クローバー1200 : 準備&練習

エントリーが終わり、いよいよ本番に向けて動き始める。

例年であれば、600㎞ブルべの認定はAJ北海道の「宗谷岬600」で取得していた。妻が山岳を苦手としているのがその理由。獲得標高の少ない宗谷岬600ならば問題なく取得できるというわけだ。ただ、宗谷600はクローバー1200と同じく8月開催。さすがに一ヶ月に2度も北海道に行けるだけの財政的余裕は無い。更に、クローバー1200は、厳しくは無いものの山岳も多少含まれる。山岳を含んだ600kmを避けていては、完走は危ういと言える。

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そこで、今年は4月に開催されたR東京主催「浜名湖鰻600」にエントリー。基本的には平坦なコースだが、往路と復路で熱海峠を越える。辛くも39時間50分で完走を果たし、宗谷岬600以外でも認定が取れることを妻は証明して見せた。

更に、妻は今年の200~600kmのブルベをいずれもソロで参加して完走。着実に力を付けていった。

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もう一つ特別対策として行ったのは、3日間に渡る連続ライド。妻の最長走行距離は2日間で600㎞。しかし、本番は4日間を走る。ライド中に2晩以上を過ごすことを一度でも経験しておけば、本番で違いが出てくるはず。

そう思い、独自に「クローバー600」を開催。自宅を中心に200㎞のコースを3本作り、3日連続で走るというもの。本番を想定し、期間中は自宅での家事は一切禁止とした。自宅では、

 【就寝前】
 ・充電
 ・入浴
 ・食事
 ・体のケア(ストレッチ・サプリメント)

 【起床後】
 ・朝食
 ・適切な持ち物の選択
 ・適切なウェアの選択
 ・日焼け、股ズレ防止のクリームを塗る
 ・チェーン注油

と言った行動のみをとる。少しでもスムーズにホテル内で過ごし、出発するための練習である。実のところ、1000kmを超えるようなロングライドでは単純な走力よりも、「いかに疲れを残さず回復するか」「いかに食べるか」と言った部分が重要になることが多い。そこを鍛えるのが、この練習の大目的だ。

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残念ながら2日目は気象庁が外出の自粛要請をするほどの暑さとなったので、室内でローラー100㎞に変更。ただ、その前後の2日は200㎞コースを完走した。課題の洗い出しもここで出来たと思われる。

そして、本番前の4日間は、朝5時に起床し、夜21時に寝るように生活リズムを変更。早朝スタートが予想されるため、体内時計をズラすのが狙い。夫婦ともに朝7時より前に朝食が入らなかったものの、なんとか朝6時には朝食が普通に食べられるようになった。

体の準備はこれで整った。しかし、本番の天気予報はどんどんと悪くなっていくのだった。

(つづく)


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019年の2回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間13分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)