PBP2019: ホテル帰着&パリ観光編

  • 2019年10月4日
  • 2020年2月6日
  • 2019 PBP
  • 41View
  • 0件

ゴール会場を出た後は、ランブイエ駅まで移動。ドロップバッグの受け取りのために少しでも早く移動したいが、こんな時に自転車をそのまま持ち込めるフランスの鉄道は便利だ。

IMAG0865.jpg

電車に乗ると、同じく完走したイタリア人ライダーと同じ車両になった。今回は車両備え付けのバイクラックを使用。こうした設備があるのはさすがフランスである。

私達の宿があるTrappes駅までは20分程度だが、今回はもう一つ先のSaint-Quentin駅まで乗る。ドロップバッグの受け取りに指定されたホテルがそこにあるためだ。所要時間は30分程度。寝たら寝過ごしてしまいそうだったが、さすがに短い睡眠時間で走ってきたので限界だった。二人して座席で寝落ち。

—–

Saint-Quentin駅の手前で目が覚めた。急いで妻を起こして下車。

駅を出て、ベロドローム横のホテルでドロップバッグを無事に受領した。厳密には時間を過ぎていたが、流石に少しは待ってくれたようだ。

Saint-Quentinから宿までは5kmほど。さすがに電車に乗る意味もあまり無いのでドロップバッグを背負って走り出すが……重い!! 1200kmを走った状態でこのバッグを持って走行するのはかなり身体に堪える。次回参加することがあれば、ドロップバッグの預入場所から近いホテルを選ぼうと思ったのだった。

ホテルに到着したのは19時頃。ガレージに自転車を入れ、部屋に戻ってベッドに倒れ込む。夕食を買いに行こうかと思っていたが、もはやどうでも良くなり、シャワーを浴びて寝る体制に入った。やはりちゃんとした寝床というものは素晴らしい。仮眠所ではこの包容感を得ることは出来ない。

そのまま寝たい所だったが、明日は空港まで戻る日。最低限の荷造りだけはしておかねばならない。朦朧とした頭で何とかボストンバッグに荷物をまとめた。

21時には就寝。朝まで目覚めることはなかった。

—–

IMAG0868.jpg

翌朝は8時に起床。のそのそと起き出し、たっぷりと朝食をとる。

さて、ここからが勝負。10時にプライベートタクシーが迎えに来るまでに、自転車をバラして輪行箱にパッキングしなければならない。それも2台分。Vさんの輪行箱はコンパクトで素晴らしいが、その分バラす工程が多い。1時間半あまりで2台をパッキングするのはさすがにキツく、結局ドライバーの方を少し待たせてしまった。

ようやくパッキングが終わり、積み込みをしようと思ったら……車が小さい。どう考えても2台分の輪行箱が入るサイズではない。話を聞いてみると、乗り心地の良い車を気を利かせて持ってきたらしいが、肝心の輪行箱のことが伝わっていなかったようだ。

後部座席を倒すと、何とか2台分の箱を詰めることが出来た。しかし、空き席はドライバー席と助手席の2席のみ。人間は3人。さてどうする?

「後部座席の隙間、もしかしたら乗れるかも!」

と妻が提案。輪行箱の横の空間に乗り込むと、ギリギリ入ることが出来た。よもやプライベートタクシーでこんな乗り方をすることになろうとは思わなかったが、とりあえず空港まで行くことは出来そうだ。

—–

空港前のホテルに到着し、チェックイン。荷物を部屋に置いて一息。そこから観光へと繰り出した。

とりあえずルーブル美術館でも行ってみるかということで、最寄り駅まで電車で移動。せっかくなのでPBPの受付でもらったジャージを着て街を歩いていると、パティスリーの前で同じくサイクルジャージを着た人から声を掛けられた。

「これを食べていったらどうだ?」

と言っている彼らの指差す方向には……

IMAG0879.jpg

パリブレスト! 私は道中でも食べたが、妻は未食。せっかくなので買って食べることにした。

IMAG0880.jpg

ここのパリブレストは円形ではないタイプ。それでも味は本格派で美味しかった。

IMAG0892.jpg

ルーブル美術館。割と混んでいたので、中には入らずに外から眺めるだけ。建物の装飾だけでも凄い。

—–

そして、我ら夫婦が見知らぬ街でやることと言えば……自転車屋巡り。本場・パリのサイクルショップを巡ってみることにした。

IMAG0901.jpg

「L’Hirondelle」。ピストや街乗りの自転車が並ぶショップ。日本で言えばブルーラグに近い雰囲気だろうか。ひたすらにオシャレ。

IMAG0907.jpg

「Cycles Laurent」。ロードバイク中心の、いわゆる日本でもよく見るプロショップ。ディスクロードもそれなりに増えていたが、まだまだフランスはリムブレーキが強いようだ。

IMAG0913.jpg

「Atelier cycle GO Sport」。GO Sportという、比較的廉価なスポーツ自転車を売っているチェーン店。日本で言うと、「サイクルベースあさひ」や「イオンバイク」の雰囲気。

プライベートウェアブランド「Scrapper」のウェアがとにかく安く、残ったユーロをほとんどここで消費した。ジャージが1枚2000円くらいと激安だが、品質は悪くない。同じく店に来ていた関西のランドヌーズ二人と、妻がバーゲンさながらにウェア選びで盛り上がっていた。

IMAG0911.jpg

それを尻目に、私は日本ではなかなか買えないWOWOWの反射ベストを購入した。

—–

IMAG0918.jpg

その後はベタにエッフェル塔へ。意外と最寄り駅から遠い。同じく観光に来ていた台湾人のPBP参加者と遭遇し、健闘を称え合った。

IMAG0919.jpg

夕食は「KODAWARI YOKOCHO」なるラーメン屋に行こうと思ったが、まさかの大行列。日式ラーメンはフランスでは人気らしい。

IMAG0921.jpg

諦めて、近くにあったイタリア料理屋でカルボナーラ。これがとても美味しかった。やはりフランスでチーズを使った料理はハズレがない。

—–

なんだかんだで深夜まで遊んでしまい、ホテルに帰ってきたのは23時過ぎ。さすがに疲れた。

明日はいよいよ帰国だ。

 

次のエピソード

帰りの飛行機では輪行箱がロストバゲージに見舞われた。 幸いにも荷物の所在は分かっていたようで、後日自宅に輪行箱が届けられたが、箱は大きな衝撃を受けており、チェーンリングとレバーが破損していた。もう二度とアエロフロートを使うことはないだろう[…]