PBP2019: プロローグ

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4年に1度だけ開催される特別なブルベ、「PBP(Paris-Brest-Paris)」

パリ郊外の街をスタートし、600km離れた港町・ブレストを折り返して、再びパリの街まで戻るこのイベントは、世界最古の自転車イベントとも言われている。今回は19回目を迎え、スタート地は農業の街・ランブイエへと移された。

総距離は13km短縮されたとはいえ、1219km。この距離を時間内に完走することを目指し、今年も世界各国から約7000人のランドヌールがフランスに集結した。

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私個人としては、PBPの参加は前回に引き続き2回目となる。前回は無事、85時間45分で時間内で完走となった。

あれから4年。その間にブルベを始めた妻も順調に走力を伸ばし、2年目の2016年にはSRを取得。2018年はRM1200kmに加えてBRM1000kmを完走。出来る限りの準備を終えてPBPイヤーを迎えることになった。なお、準備内容は全て、こちらのカテゴリの記事にまとめてあるので割愛させていただく。

今回の目標は、夫婦揃ってのPBP完走。

言葉にすると簡単だが、これが実はなかなか難しい。過去のPBPの結果を振り返っても、同じ大会で日本人の夫婦が揃って完走をした例はわずかに2組(うち1組はタンデム)。ただ、昨年のCH1200のように上手くやることが出来れば、私達夫婦にも可能性はあるはず。

こうして、期待と不安が入り交じる中、フランスの地へと旅立ったのであった。

 

次のエピソード
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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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