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BRM1031鬼怒川600 走行編①START:二子玉川~PC2:小鹿野(101km)

約一年半ぶりの600kmブルベをスタート。まずはAJたまがわの定番ルートで青梅を目指します。
しかし、とにかく腹が痛い。
START:二子玉川~PC1:青梅
スタートからしばらくは兵庫島公園内を走行。歩行者も多いのでスピードは出せません。公園から道路へと出ると、一気に加速しました。
いざトイレ
「とりあえず次のコンビニでトイレに入ろう」と思い、出来る限りのスピードで走行。先行していた何人かをパスするも、ルート沿いにコンビニは中々ありません。
一番最初にあったコンビニは、スタートから5km地点。40時間後のゴール地点として指定されたセブンイレブンでした。
なんとか間に合って用を足したものの、いきなり10分ほどのビハインド。恐らく現時点で最後尾です。さっきまで多分先頭だったのに、まさかホールショットでトイレを決めることになろうとは。
巻き返し
個人的には、600kmブルベの1日目はかなり巻いて走ることにしています。その分、ホテルでの睡眠時間が増やせるからです。
今回は340km地点の西那須野に24時着を目標にしていました。スタートからの時間は17時間なので、要求グロス時速は20km/h。例年の自分ならキツくはない数字なのですが、今年の自分にはちょっとキツそうな目標ではありました。が、目標は動かさずに走ることにします。
多摩川沿いの道で、とりあえず30~35km/h巡航。前を進む他の参加者たちをどんどんパスしながら前へ。その中に妻もいたので、「これはこれはお久しぶり」と言いながらパス。
後ろから来た高速トレイン
多摩川沿いの道を抜け、甲州街道へ。
そろそろ立川……と思ったところで、後ろから来た高速トレインに追い抜かれました。乗っていた自転車から見ると、15さん・ジョニーさん・鈴木さんの3人。3人共よく知っている方なので、ちょっと追いかけてみたものの、速すぎてついて行けない。千切れては信号で追いつくと言った形に。
恐らく例年であればこのメンツでも普通に付いていけるくらいの能力が自分にはあるはずなんですが、やはり今年は弱体化が激しいことをここで実感しました。たった一ヶ月頑張ったくらいじゃ中々走力は戻りませんね。
面白かったのは、私も含めて4人のうち、すでに3人がハンドルに話題のライト・RN1500を付けていたこと。どうやらこのトレインは流行に敏感な人たちが集まっていたようです。
PC1到着
明らかに彼ら3人と私では速度差があったものの、結局信号で追いつくので差はつかず、ほぼ同時にPC1のファミリーマート海田岩蔵街道店に到着。
I’m at ファミリーマート 海田岩蔵街道店 – @famima_now in 青梅市, 東京都 https://t.co/sdt0b2kLyz
— ばる@鬼怒川600 (@barubaru24) October 31, 2020
ここまで2時間15分。トイレでタイムロスはあったものの、なんとかグロス時速は20km/hをキープ出来ました。
とはいえ、ここからは秩父周辺の山岳ルートが待っています。グロス時速はこの先どんどん落ちていくのは確実。少しでも時間に余裕を作るため、休憩はほぼせずにコンビニを出発しました。
PC1:青梅~PC2:小鹿野
この先もAJたまがわ定番ルート。ほぼ「定峰200」のルートで秩父まで進みますが、そこからはルートを分岐。R299を進み、志賀坂峠方面へと向かいます。
山王峠
最初の峠は、標高247mの山王峠。
さほど斜度は辛くないものの、後ろから追いついてきた15さん・ジョニーさんに釣られてペースを上げてしまいました。ジョニーさん、恐らく私よりBMIは上なのに登りが速い……。これが群馬在住で朝練に榛名を登るサイクリストの力か。
山王峠の下りで、お二人は見えなくなりました。
山伏峠
山王峠を降りて、名栗の集落へ。よくこの辺りはブルベで通るんですけど、毎回気になるのが民家の軒先に吊るされている黄色いテルテル坊主です。
最初は土着の信仰による儀式なのかな?と思っていましたが、「まもるん」なるキャラクターで、これが掲げてある家は有事の際に子供が駆け込める家の目印なんだとか。多分、夜中に見たら結構怖い気がする。
名栗の集落を抜けると、次の山伏峠がスタート。標高608mですが、頂上手前に13%ほどの斜度が続く難所です。
登っている途中で、「Pine Hills ’90」と書かれたジャージの方にパスされました。

あのジャージは、以前「東京大阪タイムトライアル」の件でインタビューさせていただいた大塚さんのチームのはず。この辺で練習されてるんですね。
峠では、先に到着していたPine Hills ’90のチーム員と思われる方々が記念撮影をしていました。いつもなら「山伏峠」の看板の前で記念撮影をする所なんですが、今日は時間もないのでパスをして先へ。
渋滞峠
山伏峠を降りると、まもなく秩父。普段なら秩父の市街までは気持ち良いダウンヒルなのですが……途中から渋滞が。やはり紅葉のシーズンということで、車が大挙して押し寄せているようです。
いつもは右折する「上野町」交差点を直進。ちょうど電車が通過していた秩父鉄道の踏切で15さん・ジョニーさんに追いつきました。彼らも渋滞で全然進まなかったようです。そしてこの後、彼らは昼食休憩のためルートから外れていきました。なんでも中華料理を食べるんだとか。余裕だなぁ。
私はそのまま一人旅を続行。12時少し前にPC2に到着しました。
PC2到着
PC2のセブンイレブン小鹿野バイパス店には11:59着。
I’m at セブンイレブン 小鹿野バイパス店 – @711sej in Ogano Machi, 埼玉県 https://t.co/GL4JVUEqhk
— ばる@鬼怒川600 (@barubaru24) October 31, 2020
ここまで5時間、101km。相変わらずギリギリですがグロス20km/hを維持していました。
ただ、それでも腹は減るので、少し時間を使ってカルボナーラを補給。同じく隣でご飯を食べていた鈴木さんと会話をしつつ、しばしの休憩を楽しみました。
さて、この後は本日のメイン峠「志賀坂峠」。実は通過するのは初めて。キツい峠でないと良いのですが……。
