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BRM1031鬼怒川600 走行編⑤PC9:みどり~GOAL:狛江(601km)
600kmブルベも残り120km。
300kmブルベで残り120kmは「結構あるな」と感じますが、600kmブルベだと「もうすぐ終わり」という感覚になります。
PC9:みどり~PC10:青梅
イートインで汁なしカレーうどんを食べ終え、店を出ると妻がPCを出発するところでした。……が。
妻は悠然と、もと来た方向へ走り出そうとしていました。
「逆!逆!」と声を掛けて事なきを得ましたが、果たして私が見ていない所で妻はどれだけミスコースしているんだろう?と心配になりました。PBPまで行ったのに、方向音痴はなかなか治らないようです。
みどり~深谷
妻から遅れて5分ほどで、ファミリマートを出発。
みどり市から利根川に至るまでは下り基調が継続します。追い風も相まってかなり調子よくペースを刻んでいたのですが、どうもRN1500(フロントライト)がガタついているのが気になり始めました。そして最終的にはライトがお辞儀。こりゃまずいということで、一旦停止して調整。
よく見ると、ブラケットのストラップ裏に貼り付けられていたゴムの滑り止めが横に飛び出していました。これによりハンドルへの締結力が弱まり、ライトがお辞儀をしてしまったと。RN1500、ライトの出来は良いのにブラケットの出来は今ひとつですね。直すのにも工具(六角レンチ)が必要で、ここで5分ほどタイムロスしました。
太田市内を南下し、世良田駅の脇を抜けていくわけですが、この辺りは私が高校時代によく通った場所。懐かしかったです。
利根川を越える手前で妻をパス。残りは100km程度で、残り7時間。今の妻ならば十分間に合うはずなので、ソロライドは継続することにしました。
利根川を越えると深谷市。最近通ってなかったですが、一万円札の肖像に決定した渋沢栄一の出身地ということもあり、彼に関する掲示が目立っていました。ふっかちゃん(深谷ねぎのゆるキャラ)の次は渋沢栄一?
深谷~青梅
深谷で夕暮れ。ここから越生までは走ったことがないルートですが、その先はAJたまがわ定番ルートです。越生までのルートはオダックス埼玉の定番ルートだったりするんだろうか?
ファミリーマート野原五明店でトイレ休憩。妻も順調に推移している模様。そのまま先へ。
越生を過ぎると、定峰200での定番ルート入り。毛呂山町役場の前を抜けて、県道30号を走って飯能駅前を通過。そういえばしばらく誰とも会っていない。
狭山の茶畑を抜けると間もなく青梅のチェックポイントに到着です。
PC10に到着
19時39分、セブンイレブン青梅日立前店(564km地点)に到着。
コンビニには先客なし。滞在中も誰も来ませんでした。食べたかった唐揚げ棒を堪能して、ラスト区間に出発です。
PC10:青梅~GOAL:狛江
ラスト区間はたった38km。しかも多摩川沿いに南下するので下り基調となります。
青梅~狛江
通常のAJたまがわのブルベだと、小作から奥多摩街道に入って熊川駅のあたりで新奥多摩街道に合流するルートを取ります。が、今回は小作からそのまま新奥多摩街道を通るルートでした。
夕方に通過する新奥多摩街道は渋滞がキツいので心配でしたが、既に日曜の20時過ぎともなるとガラガラ。かなり快適に走ることが出来ました。それでも、立川手前ではやっぱり渋滞にはハマりましたが。
しかし、東京の夜は暖かい。北関東の夜と早朝の寒さに比べると5℃は違うように思える。これが人口の多さか!と妙に納得しました。
多摩川沿いに入ってからは、最後なのでちょっとだけファストラン。思った以上に足は残っていて、気持ちよくゴールのコンビニまで辿り着くことが出来ました。
ゴール到着
21時38分、セブンイレブン狛江緒方三丁目店(601km地点)に到着。
レシートをもらってようやくタイムストップ。38時間38分でのゴールとなりました。
認定が通れば7年連続のSR。自粛で弱体化したところから2ヶ月でSRの道のりはキツかった…
— ばる@ミステリーブルベ (@barubaru24) November 1, 2020
2014年から続けてきたSR取得。今年も滑り込みでなんとかなりました。
あまりに東京の夜が暖かい上に、強度を上げたこともあって暑い! ということで、アイスを買ってしまいました。
ゴールでは、既に車を回収してきて群馬に帰る前の時間潰しをしていた(深夜のほうが高速代が安くなるらしい)ジョニーさんと談笑。彼も今回から投入していたRN1500の感想について意見交換しましたが、なかなか好感触のようでした。これからブルベ界で流行るかも?
さて、今回のブルベはゴール受付をオンラインでやる必要があります。しかも今日中に。
写真をアップロードし、各PCの通過時間を入力、そしてクイズの回答を入力して送信。これで一応今日のタスクは終了……のはず! 妻を待とうかと思いましたが、風呂を先に用意しておいたほうが良いだろうということで、先に帰宅することにしました。