BRM920興津400 走行編⑦PC5:富士川~GOAL:興津(401km)

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ポツポツと雨の降る中、鰍沢口のセブンイレブンを出発。本降りにはならなそうなので、レインウェアは無し。なんとか最後まで押しきれるか?

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PC5:富士川~GOAL:興津(401km)

コンビニで滞在時間は10分ほどだったので、妻との時間差は約20分。これくらいなら20km以内には追いつくはず。

恐らくペースを見るに、妻は仮眠時間をあまり取らずに走っている様子(想定よりだいぶ先にいる)。仮眠できそうな場所がたくさんある身延駅までには追いついて、少し寝るようにアドバイスしようと考えていました。

朝焼け

コンビニを出るとすぐに、「新割石トンネル」へのヒルクライムの始まり。時折雨が降ってくるも、本降りにはなりませんでした。

新割石トンネルを下ると、落居の集落。この辺りでかなり周りは明るくなってきました。そこまで良い天気ではないけど、雲の密度的に本降りになることは無さそうです。

岐南橋で富士川を渡って振り返ると、すごい朝焼け。雲が多いのが幸いして、幻想的な風景でした。

妻に追いつく

さて、ゆるキャン聖地のセルバ身延を過ぎてもまだ妻に追いつきません。

身延の町に入るまでには追いつくかと思っていたのですが、どうもオルトレXR4に乗り換えてからの妻は私の予想よりもグロス速度が1~2km/h向上しているようなんですよね。ログリッチは最後に負けてしまいましたが、さすがにツールで最後まで優勝を闘ったフレームはすごいということなのでしょう。

波高島駅前で再度富士川を渡り、しばらく走った所で妻をようやくキャッチ。なんとか仮眠ポイントの豊富な身延駅前で追いつくことが出来ました。

身延駅前までは一緒に走行。身延駅前の川沿いにはたくさんベンチがあります。「とりあえずちょっとそこで寝よう。時間はまだまだ余裕だから!」と妻に言い含め、目を閉じるのを見届けてから私は出発しました。最後までお供しても良かったのですが、私は私でちょっとやりたいことがあったのです。

静岡へ戻る

ここからは山間のルートをひたすら走ります。下り基調なので快適快適。

しかし、稲子駅近くの名もなき丘のヒルクライムがラスボスとして待ち受けています。大して長いわけではないんですが、結構斜度があるんですよね。

お久しぶりの静岡県。ここからは下るのみです。

水が切れたので芝川のファミリーマートで補給を入れ、そこからはノンストップで興津へと向かいました。

ようやくゴール

前述の「やりたいこと」は、この日スタートのグループの見送りでした。

興津400はN2BRMということで、スタート日を選ぶことが可能となっています。私達は19日スタートでしたが、20日スタートが一番多いはず。その中には、昨日見送りをしてくれた「まけんた」さんもいるので是非見送りをしたかったのです。

富士市、蒲原、由比とキャノボのようなペースで走り抜け、西倉沢の交差点から太平洋岸自転車道にIN。ここからはウイニングランです。

駿河健康ランドの前を過ぎ、静清バイパスをくぐれば、そこはもう興津の街。そのまま「ファミリーマート 興津駅前店」にゴールしました。

タイムは23時間50分。快活クラブで2時間ほど使ったことを考えれば、なかなか悪くないタイムでした。

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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