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BRM611群馬300かすみがうら 走行編④PC3:加須~GOAL:高崎(303km)
いよいよ最後の区間。ここまでは何とか本降りの雨を回避してきましたが、遠くには雷雲も見えてきており……。
PC3:加須~GOAL:高崎(303km)
本ブルベの最後のチェックポイント、加須。割とボリュームタイムに到着したようで、コンビニにはたくさんの参加者がいました。
PC3に到着
16:47、PC3: セブンイレブン加須旗井西店(228km地点)に到着。
若干脱水を感じていたので、抹茶オレ・水・プロテインドリンクと、飲み物を3種類購入。とりあえず抹茶オレを一気飲み。やはりちょっと今日は水分が足りてなかったですね。
同じく駐車場にいたのは、今回のブルベで久々に会ったはん君(@hang_uduki)。
「てっきり先にいると思ってましたよ。」
「やー、腹が痛くて。何故か群馬のブルベに来ると腹を下すんだよね……。」
そういえば前回腹を下した「上毛三山200」の時は彼と一緒に走っている最中に腹が痛くなり、スプリントでコンビニに駆け込んだのでした。
しばし立ち話をして、コンビニを離脱。停止時間は8分でした。
ドライ→ウェット→ドライ
加須のPCはJR栗橋駅のすぐ近く。PCのあたりは路面が完全にドライだったのですが、妻沼に差し掛かると路面は急にウェットに。どうやらまた数十分前にゲリラ豪雨が過ぎていったようですね。
あまり急ぐと雨雲に追いついてしまいそうな気がしたので、あえてペースダウン。すると、はん君&33のひとさんが追いついてきてトレインのような形に。
妻沼駅を過ぎると、進行方向の右手、方角でいうと北方向の空は不自然に黒い雲が立ち込めているのがハッキリ分かりました。時折光る稲妻。群馬名物、夕立ちです。
正面に見えるのが雷雲。この後、ルートは左折なので雷雲に並行して走ることになります。ここまでの雲の流れを見ると、恐らくこちらに雲が来ることはないはず。
この辺りは、すっかり路面はドライ。ギリギリのところではありますが、何とか雨から逃げ切れそうな算段が立ちました。
パクカレー
利根川を渡れば、そこは勝手知ったる伊勢崎市。
今回、時間が合ったら寄ろうと思っていたのが、こちらの「パクカレーレストラン」。
群馬県と言えば「群馬のブラジル」こと大住町が有名ですが、私の出身地である伊勢崎市もかなり外国人が多い街です。特に南部は私が子供の頃から外国人が多く、どう見ても日本人向けではない外国料理のレストランが数多く存在していました。このパクカレーもその1つ。本格的なパキスタン料理店です。
ビリヤニが美味しいという話で是非食べていこうとは思っていたのですが、「雨に濡れる前にゴールしたい」気持ちのほうが勝って今回は写真だけ撮って通過。まぁ、実家から近いのでいつでも行こうと思えば行けるのですが。
ラスト区間
八斗島(やったじま)の辺りで水が切れたので、自販機で水を購入しラスト区間へ。
上武大学前を抜け、五料橋を渡って玉村入り。ここからはノンストップでゴールしようと思っていたのですが。今回、ゴール受付でオダックス埼玉の反射ベスト販売があることを思い出しました。1枚1900円で2枚買おうと思っていたのですが、手持ちの現金はわずかに2000円。
仕方なくコンビニ停止してATMで現金引き出し。手数料が330円も掛かりましたが、反射ベストを買える機会は今の御時世だとめったに無いので目をつぶることにしました。
朝走った道を逆に走り、烏川沿いへ。群馬の川沿いの道は本当に暗い。
カエルの合唱する田んぼの中の道を走り抜けると、ようやくゴールが見えてきました。
ゴール
20:13、GOAL: 高崎・城南大橋下(303km地点)に到着。100周年の300kmブルベを無事に完走しました。
認定時間は14時間13分。多分300kmブルベの自己ベストが13時間ちょっとだったと思いますが、今回もなかなかの快走ペースでした。
レシートも不備がなく、無事にその場で100周年の記念メダルを頂きました!
反射ベストも無事2着ゲット。やっぱり新品は蛍光生地の発色が良い……。
ゴール地点に登利平「鳥めし」が用意されていたのは思わず笑ってしまいました。ちゃんと「竹」なのも”分かってる”感があります。竹は冷えても美味しいんですよね。
あまり長居をすると雨が降り出しそうだったので、ゴール滞在15分ほどで離脱。高崎市街へと向かいました。