この記事は約 6分で読めます。
BRM611群馬300かすみがうら 準備編
AJ群馬主催のブルベ「かすみがうら300 CENTENAIRE」に参加してきました。
BRM300kmの初開催から100年の記念ブルベになります。
参加動機
今年は既にBRM300kmの認定は「西上州300」で取得済み。単純にSRを狙うだけならば、今年は300kmブルベを走る必要はありません。
100周年
しかし、今年はちょっと特殊な事情があります。
2022年6月11日はBRM300kmの初開催から100年の記念日(CENTENAIRE)ということで、各団体がこの日に300kmの記念ブルベを開くのです。
記念ブルベには通常とは違う特別バージョンのメダルが購入出来るとあって、是非参加しようと思っていました。
どの団体に参加するか
「6月11日の300kmブルベに参加する」ことだけは決まりました。あとはどこの団体のブルベに参加するか?
BRM200kmの100周年は昨年であり、AR日本橋のブルベで取得しました。
今年もAR日本橋で取得しようととは思っていたのですが、コース設定がなかなか厳しい。昨年の200kmも厳しいコースで制限時間10分前のゴールだったことを考えると……。今回は6月で雨の確率も高いとあって、確実に完走したかったので諦めることにしました。
我が家から最もスタート地点が近いのはランドヌ東京のブルベなのですが、こちらのコース設定もかなり厳しい。まさか明神峠を記念ブルベに入れてくるとは。
予想通り611の300kmブルベ100周年記念のBRM611群馬300 CENTENAIRE (高崎 かすみがうら)は埋まりが早いのでみなさまお早めに!
完走すれば特別なメダルを購入できます!
上曽峠以外フルフラットで2019の実走データによると300kmで累積標高差1000m前後らしいよww— ジョニー・デブ (@johnnie_debu) April 5, 2022
ということで、久々にAJ群馬のブルベに参加することにしました。
ブルベ界隈における「フラット」は大抵ウソなんですが、このコースに関してはどうやら本当に(上曽峠以外は)フラットである模様。これなら雨が降っても何とかなるはず。
久々の群馬ブルベ
群馬出身の私ですが、AJ群馬主催のブルベにはあまり出たことがありません。
2012年: 北風200
2013年: 安房峠600
2014年: 上毛三山200
今回は実に8年ぶりの群馬ブルベの参加となります。
土地勘は十分あるものの、大抵の群馬ブルベは前泊・後泊が必要になってしまうので中々ハードルが高かったのです。
ただ、今回はスタート前日の金曜日に問題なく有給休暇も取れたので、観光も兼ねて群馬ブルベを楽しむことにしました。
かすみがうら300
かすみがうら300のコースプロファイルはこんな感じ。
なるほど、確かにフラット。一箇所だけ不穏な突起がありますが、そこだけ気をつければ後は非常に走りやすそうなコースです。
スタート地点は、高崎駅から2kmほどの城南大橋下の広場。
群馬ブルベのスタート地点は大きく2箇所あり、「道の駅よしおか温泉」か「城南大橋下」。前者の方が圧倒的に数が多いので、今回は「城南大橋集合だぞ!」と強調されていました。
ただ、私は過去3回の群馬ブルベのうち2回が城南大橋下スタートだったので、群馬ブルベのイメージは「城南大橋下スタート/ゴール」だったり。
準備
4月末に「西上州300」、GWには700kmほどを乗り込み、5月中旬には「東京糸魚川ファストラン」参加と、体力的には問題なし。
一つ心配なのが天気でした。6月の第二週ということで、梅雨に突入している確率は結構高いからです。第一週ならば大抵梅雨には入らないんですが。第一回の300kmが行われたフランスには梅雨はないでしょうから、仕方ないですね。
機体の選択
今回は、ディスクロード「INFINITO CV」で参加することにしました。
遠征ブルベならば輪行のしやすいリムブレーキのほうが楽ではあります。
ただ、最近購入したアルテホイール(WH-R8170)のブルベにおける使用感を確かめたく、今回はディスクロードを投入することに。
恐らく雨にも降られるでしょうし、ディスクブレーキのほうが制動力的には安全だろうという判断もありました。

あとは、アジリストのウェット路面での感触を確かめようと思っていました。
装備類
スタート前日まで天気予報とにらめっこしていましたが、どうやら雨は避けられなそう。
前半は何とかなりそうですが、後半は雨具を着っぱなしになりそうだなと予想。
久々に対雨天用フル装備を持って行くことにしました。
・GORE-TEX レインジャケット
・GORE-TEX レインパンツ
・レインシューズカバー+ビニールシューズカバー
・テムレス
ウェア面はこんな感じ。
そして自転車にはもちろん泥除けを付けるわけですが、これが中々困りました。ディスクロードにフィットする泥除けって現状あまりないんですよね。

フロント用の泥除けは、SKSのS-BOARDがいい感じに取り付けられました。困ったのはリヤ用です。
今こそグラベルロード用の泥除け、SKS「SPEEDROCKER」の出番だ!と思って取り付けてはみたのですが。泥除けが太すぎてシートステーの間を通らないことが判明。まぁ、タイヤの太いグラベルロード用ですからねぇ……。
次に試したのは、SKS「RACE BLADE PRO XL」。これは取り付けは問題がなかったのですが、安定感がイマイチ。

最後に試したのはWOHO「フライングフェンダー」ですが、これもシートチューブが太すぎてフィットせず。
……多分我が家には10種類以上の泥除けがあるんですが、どれもいい感じにフィットしないことが判明。ショップでは「ディスクロードなら雨でも安心!」なんてセールストークを良く聞きますが、泥除けも満足に付かないとは一体どうなっているのだか。
このフレームがD型シートポストなので、シートポスト取り付けタイプの泥除けはつかないのですが、それにしても選択肢がない。
どうしようもないので、最終的には「リヤの泥除けなし」「大型サドルバッグでお尻をガードする」という苦肉の策で走ることになりました。無念。
宿泊計画
今回は高崎駅前のホテルを2連泊で抑えました。これならば、走り終わった後にチェックイン無しで部屋に入ることが出来ます。
この日の高崎のホテルは妙に値段が高い&空きがなく、ツインルームではなくダブルルームを抑えるのが精一杯でした。
調べてみると、長渕剛のライブの影響だったっぽいですね。割りとライブとブルベの宿が被るのは「あるある」ではあります。
