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BRM408 ぐるっと房総400 走行編④通過2:館山~通過4:市原(331km)
残り150kmでいまだ借金生活。最後尾から追い上げていきます。
通過2:館山~通過3:鹿野山(296km)
結局、誰一人出会うことなく、通過チェック2のある館山にたどり着きました。
通過チェック2、到着
5:50、通過チェック2:セブンイレブン館山真倉店(250km地点)に到着。
そろそろ誰かに追いつくかと思いましたが、相変わらずコンビニには誰の姿もなし。まだ最後尾にいるようです。さすがに焦ってきた。
前のPCから10kmしか走っていないので、買い物をしたらトイレに行って即離脱。7分間の滞在でした。
内陸の丘陵地帯へ
通過チェック2を出てからしばらくの進路は真東。ちょうど太陽が登ってきていて眩しい。
安房地域医療センターの交差点で北方面に曲がると、そこから房総半島の内陸部へ。
今回は「ぐるっと房総」というコース名ではあるものの、内房側は平らな海岸線ではなく山がちな内陸部を通るコースになっています。1日目は真っ平らでしたが、2日目はそこそこ登るコースプロファイル。最高標高は400mほどながら、房総半島の内陸部はキツめの坂が多い印象です。
200mほどの丘を2つ越えた後、ファミリーマート ダイト富津関尻店(286km地点)で休憩。この区間でようやく一人他の参加者を見かけました。最後尾は脱した模様。
この後は、本日のメインイベントとも言える鹿野山へのヒルクライムが待っています。補給場所もしばらくは無さそうなので、食べ物をそれなりに買いこんでリスタート。
鹿野山林道
291km地点で国道から外れ、鹿野山林道に入ります。入口には「林道」とだけ書かれた看板が。
鹿野山といえば、頂上にマザー牧場があることで有名です。普通のブルベであれば県道93号(きれいな道路だけど激坂)を通るのですが、今回は「林道」。事前にストリートビューで道を見てみましたが……
舗装はされているものの、中々のガレ具合。苔も多く生えていそうで、滑らないように気をつける必要がありそうです。斜度はそこまででは無さそうですが、立ちこぎはしないほうが良いだろうと予想していました。
登り始めると、早速川を渡る橋が前日の雨で泥まみれになっていました。泥の深さが数センチありそうだったので、乗車は諦めて押し歩き。気温が思いのほか低かったのでシューズカバーを履きっぱなしだったんですが、シューズカバーが泥だらけになりました。
確か、この時の気温は5℃くらい。天気は快晴でしたが、日陰はかなりの寒さ。ずっとテムレスが手放せませんでした。
千葉県の林道らしく、時折現れるトンネル。
そして何故か裏返されているグレーチング。先行していた妻から情報を聞いていたので、ここは押し歩きで突破。
ストリートビューで見るよりも路面は落下物が多く、なかなか神経を使うヒルクライムでした。
通過3:鹿野山~通過4:市原(296km)
林道を登り終えて、ようやく山頂です。
通過チェック3、到着
8:39、鹿野山林道の看板(296km地点)に到着。なかなかの酷い坂でした。
ここはフォトチェックなので、自転車を入れて写真撮影。タイヤがかなり汚れてます。
登り始めの地点では借金を一度は完済しそうにはなっていたのですが、この上りで再び借金が30分まで増加。急がねばなりません。
鹿野山からのダウンヒル
通過チェック3は頂上ではなく、頂上まではもう少し登る必要がありました。
こちらが頂上付近の眺望。遠くに見えるのは東京湾アクアラインですね。
頂上からの下りは「鹿野山参道」という、これまたちょっとマイナーな道で北方面へと向かいます。
房総スカイラインに入りながらも、すぐに離脱して謎の道へ。ストリートビューにも出てこない細い道でしたが……案の定、コンクリート舗装の激坂でした。
先程の鹿野山林道でだいぶ疲れていたので、ここは無理せず押し歩き。
袖ヶ浦で休憩
9:57、セブンイレブン袖ヶ浦宮田大橋店(318km地点)で一休み。
未だ借金は約24分と中々減りませんが、この先は大きな坂もありません。あと85kmの間には問題なく取り戻せそうです。
駐車場から見えた「モンダミンCUP」の看板が心に響いて撮影した一枚。女子プロゴルフの大会だそうで。
妙に腹が減っていたので、パスタを食べて再出発しました。
かとさんに追いつく
あと少しで次の通過チェックという所で、前を走るランドヌールを視界に捉えました。このブルベに参加していてINFINITO CVに乗っている人といったら……やはりかとさんでした。
「お疲れ様です~」と言いながら抜こうとすると、かとさんから声を掛けられました。
「ばるさん、反射裾バンドを落としませんでした?」
その言葉を受けて足首を見ると……あ、反射裾バンドが片方しか無い!
「やっぱり。さっき、コンクリートの激坂で拾ったんですよ。
で、これを持ってるのは多分、今回のメンツではばるさんしかいないだろうと思って。」
どうやら、先程のコンクリート舗装の激坂を押し歩きしたときに落としてしまったようでした。
私がこの日付けていた反射裾バンドは、2018年のクローバー1200の参加者向けの記念品でした。
かとさんもクローバー1200に参加していたうちの一人。これが何であるかを知っていたからこそ拾ってもらえたわけですね。なんという巡り合わせ。
あと1kmもすれば次の通過チェックということで、そこで裾バンドを渡してもらうことになりました。