この記事は約 5分で読めます。
BRM408ぐるっと房総400 準備編
AJ千葉主催のブルベ「ぐるっと房総400」に参加しました。初参加のコースで、AJ千葉のブルベに参加するのも4年ぶりです。
参加動機
今年はPBPイヤーです。
悩んだ末に参加することを決めたわけですが、PBPに参加するためには6月までにSRを確定する必要があります。すなわち、200・300・400・600kmのブルベを最低1本ずつは完走しなければなりません。
2023年度のブルベ参加実績は以下です。
・BRM107東京200伊豆網代
・BRM114日本橋200オートパーラー
・BRM218日本橋300世界一周
いずれも完走したので、200・300kmの認定は取得済み。残すは400・600kmです。
本来は3月25日の「さった峠400」に申し込んでいたのですが……
予報では道中ほぼ雨が止まず、復路が全編向かい風というどうしようもないコンディション。まだ気温の低い3月にこの気象条件で出走するのはリスキーと考えてDNSとしました。
そして、その時点でもう一つエントリーしていたのがAJ千葉主催の「ぐるっと房総400」です。
早朝スタートが多いブルベですが、ぐるっと房総400はお昼スタート。スタート地点の公園も我孫子駅から2kmと近く、川崎の我が家からでも参加しやすそうだったのでエントリーしていたのでした。
コース
ぐるっと房総400は、千葉県を時計回りに一周するコースになっています。
コース概要
千葉県の我孫子市にある手賀沼親水広場をスタートし、ほぼ千葉県から出ない400kmです。
外房は海岸線をなぞり、内房は少し内陸部を通ります。それでも「チーバくん」形状を再現しているのはコース設定者のこだわりでしょうか?
スタートは12:00/12:10/12:20の3ウェーブ。私と妻は会場に着いたのが遅めだったので最終ウェーブでのスタートです。
コース難易度
AJ千葉サイトによると、難易度は★2。
獲得標高は400kmブルベとしては少なめの3500mですが、それは1日目がド平坦だから。千葉県の内陸部を通る2日目はそれなりに登るコースです。
準備
PBPに向けての装備テストということで、今回はブルベ新規投入のアイテムが3つ。
更に、苦手な「ブルベ中の仮眠」対策として、400kmブルベなのに旅館を予約するプランで臨みました。
練習
今年に入ってからは週末のロングライドの山岳成分を増やしています。PBPはそれなりに登るので、登れる体を作るためです。
ウェアの検討
Epic Ride Weatherの予報によれば、気温は5~16℃。
1日目の夕方から21時過ぎまでは本降りの雨予想となっています。ただ、そこを乗り切れば二日目は晴天予想。「夜の雨をいかに凌げるか」がカギとなります。
直前になっても予報は変わらなかったので、秋から初冬のウェアを基本として、レインウェアは上下含めてフル装備を持参することにしました。
機材の検討
PBPはリムブレーキのQUARK号で参加する予定なので、今回もリムブレーキで参加です。

ホイールは今年に入ってからRacing 3に戻しました。Onyxハブは登りでのクセが気になったもので。
タイヤは去年のブルベに引き続き、AGILEST 28Cです。
新規導入アイテム
PBPに向けて3つのアイテムを実戦投入テストしました。
VOLT800 NEOも使っていますが、前回の300kmに投入済みなので新規導入アイテムには含めていません。
iGPSPORT「iGS320」
1つ目は、サイコン「iGS320」。

公称70時間のランタイムを誇る、iGPSPORTのミドルクラス機種です。
「PBPの90時間を1充電で乗り切れるのでは?」と思い、パワー値表示用のサブサイコンとして購入しました。メインサイコンはeTrex32xを引き続き使用。
ブルベで実際に使ってみてどうなのか、70時間のランタイムは本当なのかをテストします。
Zefal「Shield R35 Road」
2つ目は、泥除け「Shield R35 Road」。ゼファールの最新泥除けです。
昨今はロードバイクのタイヤも太くなり、かつてのロード用泥除けではタイヤをカバーしきれなくなってきました。アーム部分もタイヤに擦ってしまうケースが多いのです。
去年頃からようやく各社も昨今のロードタイヤに合わせて泥除けをリニューアル。その中でも良さそうに見えたのがこちらのゼファールの製品です。
35mm幅で、昨今のロードタイヤの主流である28Cも余裕でカバー。
今回のブルベも雨予報ということで、どれくらいの効果があるのかを実地検証できそうです。
TATONKA「VELO GAITER」
3つ目は、TATONKAのレインシューズカバー「ヴェロゲイター」です。
全然聞いたことがないメーカーだったのですが、北海道のブルベ仲間から教えてもらいました。ドイツのメーカーのようです。
これまで使っていたモンベルのレインシューズカバーも機能的には大きな問題はなかったのですが、つま先がペロンとめくれてしまうことが地味にストレスでした。
足の甲側にマジックテープが付いていて、生地を引っ張れるようになってます。これによってシューズカバーがクランクと擦らない。良い工夫です。
重量もモンベルのレインシューズカバーより軽いので、使ってみて良さそうならば雨装備のレギュラーメンバーを入れ替えようと思っていました。
