PBP2023: まとめ編

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この4年間の目標であった、2023年のPBPを夫婦揃って無事に完走することが出来ました。

すべてのPCはクローズタイム前にブルベカードにスタンプを貰えましたし、センサーの方も全ての時間が正しく取れていました。まず間違いなく認定されるはずです。

目次

PBP2023について

毎回同じことを書いていますが、今回もPBPは最高でした

PBPという夢の舞台

PBPはランドヌールにとっての夢の舞台です。

スタート地点の高揚感。
深夜になっても続く沿道からの応援。
地平線まで連なるテールライトの赤い光。
道中の参加者同士の交流。

どれを取っても他のブルベでは中々体験出来ないものです。今回もこの夢の舞台を走れたことを嬉しく思いました。

これに加えて、今回はゴールがとても素晴らしかった。「時間内にゴール出来た」という自分の気持ちの問題もあるのでしょうが、それにしてもゴールゲート前の盛大な祝福には感動しました。ランブイエ最高です。

ブルベを趣味にしている方であれば、是非一度はPBPに参加することをオススメします。「ブルベをやっていて良かった」と、心から思えるはずです。

目標の達成

2019年PBPのまとめ
PBP2019: エピローグ 帰りの飛行機では輪行箱がロストバゲージに見舞われた。 幸いにも荷物の所在は分かっていたようで、後日自宅に輪行箱が届けられたが、箱は大きな衝撃を受けており、チェ...

2019年PBPのまとめ記事で目標として書いた「夫婦での認定完走」も、今回は達成することが出来ました。

前回はOTL(OverTimeLimit)という結果でしたが、最後まで走り切った経験は今回にかなり活きたと思います。

2019年のまとめ記事にも「ここを対策しなければ」という話を書きましたが、その対策を今回はしっかりと実行。2023年の認定完走を得るためのプロセスとして、2019年のOTLは必要であったと今では思えるようになりました。4年の間に何度も失敗のシーンの夢を見ましたが、今後は見ることもないでしょう。

実際、過去の記録を調べてみると、OTLした人が次にPBPに参加する場合の時間内完走確率はかなり高いようです。

完走との距離感を実感を持って測れるようになり、4年間考え抜いた対策を実践するからそうなるのでしょう。今回、身をもって体感しました。こんなに1つのイベントに対して時間を掛けて準備をしたことはなかったです。キャノボよりも、本州一周よりも、熱意を持って準備しました。その準備を経た現在の状態で2019年の準備を見ると、色々と不十分であったことが良く分かります。

BRESTのPCにて

今回は全てが上手く行ったPBPでした。計画をしっかりと遂行してくれた妻も素晴らしかったです。

その模様は、冬のコミケでレポート本にまとめられればと考えています。……当選していれば、ですが。

最後に、Twitter・Facebook等で応援いただいた皆様に御礼申し上げます。走る方に集中していて返事は返せませんでしたが、しっかりと読んでパワーに変えさせていただきました。どうもありがとうございました。

(終わり)

走行データ

走行距離 1228km
(PC内走行距離、ホテルまでの往復距離含む)
走行時間 (グロス) 88時間18分
(ネット) 61時間10分
平均時速 (グロス) 13.9km/h
(ネット) 20.1km/h
獲得標高 11391m
平均パワー 87W

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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