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PBP2023: スタート直前編
8/20(日)、いよいよスタート当日です。
スタート直前
私達夫婦は18:45スタート。
それまでにやるべきことは、以下のとおりです。
- ドロップバッグの預け入れ
- 昼寝
- 移動(サンカンタン→ランブイエ)
- ウェルカムミールを食べる
- 車検
結構もりだくさんですね。
朝食
朝食はカルフールで買った「BANZAI NOODLE」カレー味と、サラダとヨーグルト。意外とこのヌードルは美味しい。
あと余っていたベーグルも食べました。
そういえば、すっかり時差ボケは解消しています。4日前入りは正義。
ドロップバッグの預け入れ
お次はドロップバッグの預け入れ。
1.2km離れた、ベストウェスタンホテルまで徒歩でバッグを持っていきます。
ベストウェスタンホテル。サンカンタン拠点の皆さんはここでバッグを預けます。
バッグの預け入れを完了。ルデアックで会おう。
帰り道にNISSANの事業所を発見。サンカンタンに事業所があるんですね。
後ろ姿が写っているのは、AR日本橋スタッフの田中さん。今回はトランペットを背負って走るそうです。ちゃんと音が鳴るらしい。
こちらはサンカンタンのベロドロームのBMX場。来年のパリ五輪で使われるらしいです。
昼寝
宿に戻ってもすぐには眠くならないので、準備をしつつ睡魔が来るのを待ちます。
カルフールで買ってきたハリボーは大きすぎたので、小分けにしてフロントバッグに。後々、これにかなり救われることになります。
シャワーを浴びてしばらくすると眠くなってきたので、昼12時に改めて就寝。15時まで眠ります。この3時間のために1泊分だけホテルを余分に予約しました。
移動(サンカンタン→ランブイエ)
3時間丸々は眠れませんでしたが、2時間半ほどは眠れて起床。
とりあえずこれで203km地点のヴィレンヌまでは眠気を心配しないで良さそうです。
装備の最終確認をし、荷物を輪行箱に突っ込んでホテルをチェックアウト。サンカンタン駅へと向かいます。
駅のホームで今回の自転車仕様を撮影。
- 雨は降らなそうなので、後ろ側の泥除けはパージ。前側は降った時のために一応残す。
- シートチューブ側のツールボトルの中身はジップロックに入れてバックポケットへ。
代わりにドリンクボトルを追加。- ライトは、ハンドルにVOLT800 NEO, VOLT800。
ブレーキにマウントを追加してURBAN2。- サイコンは、ログ取り用にEdge840 Solar、マップ表示用にeTrex 32x。
- タイヤは、無難なGP5000(25C)+R’Air。
- スプロケは11-28T……しかし、11-30Tのほうが良かったかも?
お気に入りのサドルバッグであるOvejaNegraはボロボロで、今回での引退が決まっています。
荷物を詰めたサドルバッグの重量は2kgほどで、車体を含めた総重量は恐らく11kgくらい。参加者の中では軽いほうだと思います。
昨日と同様、自転車乗り貸切列車と貸しているN線でランブイエまで。
30分ほどでランブイエ駅に到着。にわかに緊張感も高まってきます。
スタート会場へ
ランブイエの街を抜けてスタート会場へ。
会場前もだいぶ盛り上がっていました。
会場内は人・人・人。
これが皆今から1200kmを走ろうって人たちなのだから意味が分からない。
別角度から。
前回のスタート会場よりも開けた場所でいいですね。
ウェルカムミール
スタートまであと1時間45分。さっさとウェルカムミールを食べなければなりません。
ウェルカムミールとは、申込んだ人限定でスタート地点で食べられる食事のことです。
とりあえず自転車を置いて、ミール待機列に接続します。
……結構長いぞ……間に合うか?
ミールを待機している横でスタートしていく選手たち。会場のボルテージは最高潮です。
スペシャルバイク部門のベロモービル。これはやっぱり絵になりますね。道中、何度も登りで抜かして、下りで抜かされることになります。
車検集合の20分前になってようやく入場できました。
今回はお弁当形式ではなく、配膳方式に変わったようです。
結構ガッツリ。これだけ食べておけば、モルターニュまでの半分くらいは補給しなくても持ちそうでした。前回はこれが食べられなかったことで序盤から失速して大変だったのです。食べられてよかった。
ガーッと食べて車検に向かいます。
車検
急いで車検の列に向かいます。
どれだけいるんだ参加者。
中央部分に旗を持っている人がいますが、この人はLグループの旗を持っています。ここでしばらく待機。
待機中にも寝るツワモノ。この人は完走できたんでしょうか?(調べたら26分のタイムオーバーだった様子)
車検は何事もなく通過し、いよいよスタート地点へ移動です。
いよいよスタート
緊張しないようにしていましたが、さすがに心拍が上がってきました。
ただ、今回はちゃんと食事も食べられ、腹痛もなく、眠気もありません。「国内ブルベの8割のコンディション」を目指していましたが、9割くらいの状態でスタートに立てた気がします。これは非常に大きい。
エベレスティング魂を身体に刻んでいる人がいました。
奥に見えるのがスタートゲート。ゆっくりと歩いて待機位置に着きます。
スタートゲート前に位置取り。
今回は隣にDJブースがあり、参加者たちを煽って盛り上げてくれていました。なぜか「ハッピーバースデー」を歌っていましたが、参加者の中に誕生日の人が居たんですかね?
ここに来て思い出すのは4年前のこと、そして前回からの4年間のこと。
今度こそは上手くやる。その想いでここまでやってきました。隣の妻もきっと同じでしょう。
定刻となり先頭はスタートしたものの、動きはゆっくり。実際のタイム計測がスタートするのは、この500mほど先にあるセンサー付きのゲートを通過した時であることは分かっているので、焦らずに前に進みます。
18:48、センサー前を通過。
妻に「それじゃ気をつけて!」と声を掛けてスタート。次に会うのは、上手く行けば483km地点のサン・ニコラです。
こうして、1224kmの道のりがスタートしたのでした。