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PBP2023: 本編⑫ PC9:Tinténiac~PC10:Fougères(930km)
仮眠後に借金を背負っての区間。約1時間半ほどの借金でしたが、無事に返済して次のPCに到着できそうです。
PC9:Tinténiac~PC10:Fougères(930km)
8/23 8:06、PC9:Tinténiac(870km地点)に到着。クローズは8:33なので、27分の貯金に転換です。
PC10、到着
ついにPCの数も2桁に突入。国内ブルベではPCの数が10を超えることは稀です。
コントロールでブルベカードにスタンプを貰った後、PBPが誇るセンサーシステムの写真を撮影。
こちらのセンサーでフレームバッジに埋め込まれたタグを読み取り、その内容をインターネット経由でサーバに送信しているようです。基本的にはPC入口に設置されていました。
初めてのレストラン利用
時間に余裕ができた&今回のタンテニアックのレストランの食事は評判が良かったこともあり、レストランで食事をしていくことにしました。
実は今回のPBPで初レストラン。意図してPC外のパン屋やファーストフード店を利用していましたが、せっかくなので一度くらいは。
カフェテリア形式のレストラン。列に並んでいると、33のひとさんが通りかかり、「ここのレストランはかなり美味いですよ!」とのコメントを頂きました。
メインディッシュは魚かハンバーグ。付け合せはパスタかジャガイモから選べます。ハンバーグとパスタを選びました。
今回のチョイス。本PBP初(そして最後となった)謎スープ、パスタサラダ、ハンバーグ。
ハンバーグはちょっと中が赤いのは気になりましたが、味は良かったです。塩味は薄く感じたので、持っていた岩塩を掛けて食べました。
妻はハンバーグの付け合せにジャガイモを選んでいましたが、一つもらうとかなり美味しい。こっちを選ぶのが正解でしたね。
フランス育ち・るいくまチャッピーさんによれば、街のステーキチェーンなどでも付け合せはジャガイモを選ぶのが鉄板らしいです。その話をルデアックまでに聞いていたのに、なんでパスタを選んでしまったのかと後悔。
食後は時間に余裕があったので、テーブルで20分ほど仮眠。
すごい寝方をしている人もいました。
リスタート
9:03、借金を30分背負ってリスタート。復路はクローズタイムが12km/h計算になるので、これくらいの借金であれば1区間で十分に返済して貯金ができます。
ここからはまた妻とは別行動。次に会うのは、計画通りならば230km先のモルターニュです。
徐々に暑くなってきたので、路肩の日陰で反射ベストを脱ぎました。
ついでに、気になっていた看板を撮影。この看板、PBPルート上の至る所にあります。日本ではスレスレを抜いていく車が多いですが、フランスではこの考えが浸透しているのか、大きく避けてくれることが多かったです。こういう所も是非欧米を見習うように政策を進めてほしいものですが……。
待ち構えていたShabさん
タンテニアック→フジェールは獲得標高的には緩めの区間です。マイペースで走行していれば、そこまで辛いところはありません。
ただし、フジェールの街中に入ると急な坂が増え、信号も出てきます。加えて、太陽に向かって走るルートになっていたので、かなり眩しかった記憶が。
あと数百mでフジェールのPCという場所で、路肩に手を振っている女性が。事前受付で再会したShabさんでした。恐らくフジェールのPCでもスタッフ業務をされていたと推測。
嬉しい応援をいただき、高いテンションのままフジェールのPCへと向かいました。