PBP2023: プロローグ

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4年に1度だけ開催される特別なブルベ、PBP(Paris-Brest-Paris)

目次

プロローグ

2023年はPBPの開催年です。

コロナ禍を挟みましたが、幸いにも影響を受けること無く予定通りの開催となりました。

PBP概要

パリ郊外の街をスタートし、600km離れた港町・ブレストを折り返して、再びパリ郊外まで戻るこのイベントは、世界最古の自転車イベントとも言われています。

PBPは最初レースとして開催されましたが、1931年からはブルベとしても開催。今回の大会は、その大会から数えて20回目という記念すべき大会となっています。

今回のコース総距離は1226km、獲得標高12000m。

この難コースを制限時間内に完走することを目指し、世界から約7000人のランドヌールがフランスへと集結しました。

私個人の話

私は今回で3度目のPBP。2015年大会(→レポート)、2019年大会(→レポート)に参加しました。

2015年は85時間46分で認定完走を果たしたものの、2019年はトラブル続きで92時間58分の認定外完走となりました。

あれから4年。

2019年大会での悔しい失敗を何度も夢に見つつ、その対策を考える日々でしたが、ようやくそのリベンジを果たす機会がやってきました。

2019年大会に初参加し、私と同じく認定外完走となった妻も今回は認定内の完走を得ようと発奮。

準備は完璧とは行かなかったものの、納得の範囲内に収めて渡仏を迎えることが出来ました。

なお、準備内容は「PBP2023に向けて」カテゴリに記事としてまとめてあるので、本レポートでは割愛させて頂きます。

目標

今回の目標も、前回に引き続き「夫婦そろってのPBP完走」。

ただし、認定外完走ではなく、今度こそ時間内の認定完走を狙います。

作戦は、前回と同じく私の前待ち作戦。先回りして情報を伝えつつ、要所では合流して一緒に走るスタイルです。全て一緒に走るとお互いに疲れるので、我が家ではこういったスタイルに落ち着きました。

こうして、我々二人はフランスへと旅立ったのでした。

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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