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BRM224ぐるっと三浦半島200 準備編
R東京主催のブルベ「ぐるっと三浦半島200」に参加しました。
2023年8月のPBP以来のブルベ参加となります。実は半年間も出ていませんでした。
参加動機
2023年のPBPは無事に認定完走という結果で終わることが出来ました。
PBPのダメージ&自主オフシーズン
ただ無傷というわけにもいかず、それなりのダメージが残りました。
手と足裏の痺れは1ヶ月ほど残り、自転車でそれなりの距離を乗れるようになったのは9月も終わりという頃。大体の2023年度のブルベのエントリーはもう終わっている時期です。
PBP前に相当入れ込んで頑張ったこともあり、精神的にも燃え尽き気味なのもありました。
ここ数年は11月と12月にもブルベが開催されるようになりましたが、例年ここは自主的に「ブルベオフシーズン」としてきたので、2023年も特にブルベにはエントリーせず。
公式のブルベではない走行会の「ミステリーブルベ」にのみ参加。これも走行距離は家からの自走合わせて150kmほど。
結局、PBPの後は公式のブルベ(BRM)に参加せずに2023年が終わりました。
新車購入&シーズン開始
年が明けて2024年。
例年通り1月前半開催の「伊豆網代200」にエントリーしていたのですが、冬にしては珍しい丸一日の雨予報。寒い時期の雨の中を走っても面白くないのでDNS。
次いでエントリーしたのが、2月終盤の「ぐるっと三浦半島200」。R東京のブルベには良く出ていますが、三浦半島200はこれまで未参加。
調べてみると2020年から始まったコースのようで。その後も毎年開催されていますが、タイミングが合わず参加できていませんでした。前週の2/17に今年2度目の「伊豆網代200」が開催されるということで、そちらに出ることも考えていたのですが……毎年「ブルベ初め」が同じコースというのも刺激がないので、今回は初参加の「三浦半島200」を選択しました。

1月末に納車となったGHISALLO「GE-110」の性能をブルベで試すというのも一つのモチベーションではあります。
「ブルベ用に設計されたエンデュランスロード」を実際のブルベで使ってみてどのような感想が得られるのか。割りとワクワクしながらブルベの開催日を待っていたのですが……。
雨予報が好転
1月にDNSした伊豆網代200に続き、またしても雨予報が出ていました。
開催前週の段階では「またしてもDNSか……」とガッカリしていたのですが。
土曜の天気予報が好転!このままでいてくれ〜〜 pic.twitter.com/HhBWiZ3AhJ
— ばる (@barubaru24) February 19, 2024
開催週の月曜日に突如予報が好転。
その後も予報は再度悪くなることもなく、降水確率0%の予報でブルベ当日を迎えることになりました。
コース
「ぐるっと三浦半島200」は、文字通り三浦半島を一周するコースになっています。
ただ、それだけではちょっと距離が足りないので、小田原の手前まで少し走ってから戻ってくる形となっています。
コース概要
等々力公園をスタートし、三浦半島を一周して武蔵中原まで戻ってくる200kmです。
コースの大半はR東京のブルベでの頻出ルートを使用しますが、最初の10kmくらいは普段あまり使わないルートを通ります。
スタートは7:00。いつものR東京ブルベは6時スタートの事が多いので、ちょっと珍しいスタート時間です。コース中のハイライトは三崎港(84km地点)での食事とされていますが、6時スタートだと店が開く前に着いてしまう人が多いので1時間遅らせたものと思われます。
コース難易度
R東京はコース難易度を公開していませんが、このコースは難しいコースではないと思います。平坦が多いので。
ただし、渋滞が発生する場所をそれなりに通過するため、意外と時間は掛かるだろうと見ていました。
準備
今回は新車「GE-110」の感触を実践の場で確かめるというのが主目的。それと、せっかくなので三崎港でマグロ料理を食べようとも思っていました。
練習
PBPの後、200km以上の距離はほとんど走っていませんでしたが(年末に1回だけ走行)、だいたい毎週末に100kmのライドは行っていました。
これと言って強度を掛けた練習もしていないので、走り込んでいたPBP前よりはだいぶ走力は落ちているはず。
ウェアの検討
降水確率は0%。最低気温は3℃で最高気温は10℃という冬らしい予報。
レインウェアは持たず、泥除けもなし。ウェアは冬用のいつも着ているもので臨むことにしました。ただし、前週のライドでそれまで履いていたビブタイツに穴が開いているのを見つけたので、新品のビブタイツを下ろしています。
Wiggleがイギリス以外への発送を止めてしまったことで、恐らくもう手に入らない「最後のdhb」を下ろしました。もう1~2着買っておけばよかった……。
機材の検討
今回はGE-110のテストが主目的だったので、もちろんGE-110で走ります。
PBP参加が決まってからは体と機材をなじませるためにリムブレーキのQUARKでブルベに参加するようにしていました。ディスクブレーキ車でブルベを走るのは、2022年6月以来となります。
新規導入アイテム
今回はGE-110がメインの新規導入アイテムですが、共に導入した新規アイテムが色々あります。
GHISALLO「GE-110」
「ブルベ用に設計された」というフレームです。
コンポーネント・ホイール・タイヤと言ったパーツ類はほぼ前のフレーム(INFINITO CV)からの載せ替えなので、大きな違いはフレームだけ。フレームの違いでどれだけの差が出るのかをブルベの現場で確かめようと考えていました。
XLAB「STEALTH POCKET 200 XP」
「膝に当たらないボルトオン方式のトップチューブバッグ」を探して最終的に辿り着いたバッグです。

幅が細く、高さも低いので膝には非常に当たりにくいこちらのバッグ。とは言え、その分だけ容量は少なくなっています。補給間隔の短い200kmブルベであれば十分と見て使ってみることにしました。
中身は補給食をメインに入れ、サイドのメッシュにはEQUALブレーキのパッド調整用の3mm六角レンチを入れました。
REC-MOUNTS「Type19」
これまではBontragerのステムに直接サイコンをマウントできる「Blendrシステム」を使っていました。しかし、今回はポジションの関係で別のステムを使うことになったのでBlendrシステムは使えません。
レックマウントはあえて使っていなかった所はあるんですが、周囲でも悪い話を聞かなかったType19を今回初採用。
Garminマウントで、ライト(軽量なGvolt70×2)を吊り下げ運用としました。ベルは、同じくREC-MOUNTSの専用モデルを付けました。
