川越~直江津ロングファストラン 2024 ③黒姫高原~直江津(256km)

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長かった「川越~直江津」もいよいよラスト区間です。

目次

黒姫高原~直江津(256km)

ラスト区間、黒姫高原から直江津までの長いダウンヒル。それが終わると向かい風+信号峠です。

悪路のダウンヒル

黒姫高原は小林一茶の出生地。走行していると、そこかしこに一茶に関する史跡や展示があります。一度くらいは寄ってみたいですが、「川越~直江津」も「東京~糸魚川」も急いでいるので立ち寄ったことはありません。

「一茶記念館」を過ぎると、間もなくダウンヒルの始まり。標高700mから0mまで一気に駆け下りるダイナミックなダウンヒル。ただ、冬場は豪雪地帯でもあるこの地は雪の影響で路面はかなり荒れてます。段差や穴も多いので、なるべく跳ねないようにする必要があります。ダウンヒルに入る直前に一旦停止し、空気圧を少々下げました。少しでも快適性を挙げるための工夫です。

ナウマンゾウの化石で有名な野尻湖脇のトンネルを抜けると、間もなく新潟県入り。路面もひび割れが目立つように。最近は28Cタイヤばかりで久々の25Cでの道のりでしたが、「こんな乗り心地悪かったっけ?」と思いながら走っていました。人間、楽なものを覚えると駄目ですね。

救世主・金メイタン

「道の駅あらい」を過ぎ、乙吉交差点で左折。ここで約30km続いた長いダウンヒルは終了。残りはほぼ平坦です。

「東京~糸魚川」でも同じルートを走りますが、だいたいここから向かい風が一層強くなります。この日もやはりそうで、容赦ない向かい風に晒されました。

なんとか25km/hを下回らないように踏み続けていると、太ももの内側に違和感が。ヤバい、攣りかけてる……。黒姫高原のコンビニ休憩で十分補給を取ったつもりでしたが、ミネラルに不足があったかもしれません。

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残り距離は20km少々。ただ、ここで足が攣ってしまうと完走もおぼつきません。こんな日に限って足攣りに即効性のある芍薬甘草湯の手持ちは無し。やはり気温の上がる季節にはお守りにこれを持っておくべきでしたね。何かないか何かないかとトップチューブバッグの中を探ると出てきたのは……

梅丹本舗「CCC+」。通称・金メイタンでした。

2年ほど前に惜しまれつつ生産終了し、既に最終ロットも賞味期限を迎えているはず。これも去年賞味期限を迎えていましたが、もったいないのでトップチューブバッグに入れていたのでした。最終在庫処分です。

金メイタンはカフェインが特徴で、これといって足攣りに効く成分は入っていないはず。とはいえ、他に縋るものもないので、金メイタンを飲み干しました。

なんと、数分経つと足攣りの気配が消えていきました。梅丹「CCC+」は梅肉エキスを原料としていますが、梅にも足攣りに効くミネラルは含まれているはず。その梅が効いたのかもしれません。

独特の味で目は覚めるし、それなりにカロリーもあるし、さらに足攣りにも多少は効く。これがもう手に入らないというのは実に惜しいです。どこか再販してくれませんかね。

ラストの直線

加賀交差点で国道8号線に合流。ここからはゴールである旅館「田中屋」まで一直線です。

残り距離は6km。この時点で、走行開始から11時間55分が経過。目標の12時間にはどうやっても間に合いそうもないですが、せっかくなので最後は(足が攣らない程度に)頑張ってみることに。

下ハンドルを握り、向かい風に逆らって巡航。なんとか35km/hくらいは出ました。

その勢いのまま、谷浜駅前にある「田中屋」にゴール。タイムは12時間06分でした。

ゴール後

目標タイムには届かなかったものの、無事ゴールすることが出来ました。

空腹に耐える

「ゴールしたら、宿の1km手前にあるコンビニで何か買って食べよう」と思っていたのですが、ラストスパート中にそのコンビニが閉店していることに気づいて愕然としました。

旅館の周囲には他に店もないので、夕食まで手持ちの補給食の残りで空腹を凌ぐことに。

まだゴールしている人も少なそうだったので、お先に風呂に入って汗を流しました。

最高のサンセット

風呂から上がると、ちょうど夕暮れ時。ここ「田中屋」は宿の裏がすぐ海になっており、天気が良ければ海に沈む夕日を眺めることが出来ます。

この日は雲もなく、快晴。これは最高のサンセットが見られそうです。

海岸の階段に腰掛けて夕日を眺めていると、サポートカーの運転を終えた主催の藤田さんも夕日を見にやってきました。

藤田さん

今日は最高の天気ですね!
もう何年もこの大会のゴールをここで迎えているけど、ここまで条件が良い日は初めてかも。

baru

なんと、そこまでですか!

藤田さん

ええ、大抵水平線に近くには雲があることが多くて。
でも今日はそういった雲もないので、最高の夕日が見られそうです。

その藤田さんの言葉通り、夕日は水平線に近づいても隠れることは全くなく円形を維持。

水平線に沈んでいく最高の夕日を初代キャノンボーラーと共に眺めることが出来ました。

夕食(宴会)

夕日を見終わったら、夕食。参加者全員が大広間に集まっての夕食となりました。

日本海の海の幸たっぷりの夕食に満足です。こちらの旅館は米農家も兼業されているそうで、自家製のお米も美味しく頂きました。

食後は他の参加者の方と自転車談義。レーシングスポーツフジタのお客さんはチューブレス党が多かったです。ショップ全体としてMAVIC推しなので、相性問題も解決しやすいのかもしれませんね(MAVICだけで揃えれば大抵相性に問題はない)。

なお、今回は10人の参加で、最後まで走ったのは私含めて3人だけだったようでした。全力で走って、疲れたらサポートカーに乗る。そんな感じのイベントです。

22時頃に就寝。長い1日が終わりました。

(つづく)

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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