この記事は約 3分で読めます。
ORTLIEBサドルバッグに20mmスペーサーを追加
オルトリーブのサドルバッグを少し後ろにオフセットするため、ゆるふわーくすさんの20mmスペーサーを追加してみました。
導入の経緯
まずは導入の経緯から。
愛用のオルトリーブサドルバッグ
私が普段一番良く使うサドルバッグが、オルトリーブ「サドルバッグ M」です。

現行品にこのサイズはありません。私が使っているのは旧型になります。容量は1.3L。
現行品は1.6Lと4.1Lの2サイズ。1.6LがMに近いサイズ感です。
ただ、私はバッグのサイドにクロージャーがある現行品よりも、バッグの後方にクロージャーがある旧型のほうが好きで未だに使い続けています。
バッグの内側を覗いたら……
先日、なんとなく愛用のサドルバッグの中身を覗いた所、あることに気づきました。

これはバッグを内側から見た図ですが、中央やや右の部分から光が漏れているのがお分かりでしょうか。
完全に穴とはなってないものの、生地が随分薄くなっていたのです。オルトリーブのサドルバッグの長所と言えば「完全防水」ですが、その長所が失われようとしていました。
原因は分かっています。ペダリング時に太ももの裏側のレーパン生地が微妙に当たっているのです。

オルトリーブのサドルバッグは、バッグとシートポストの間に約1cmのスペーサーが入っています(他社はストラップが直接バッグに縫い付けられていることが多い)。これによって、バッグと太ももの距離が少しだけ空き、接触しにくくなっています。
ただ、それでも後ろ乗り&足が太い私の場合、バッグと太ももが接触してしまっていたようでした。
走っていて気になるほどの接触ではなく、本当にバッグの角とレーパンが触れている程度なのですが、それが数千km積み重なるとこうなるのでしょう。
少し後ろにオフセットしてみよう
そこで思い出したのが、こちらの製品です。
ゆるふわーくすさんの20mmスペーサー。その名の通り、オルトリーブのサドルバッグを20mm後方にオフセット出来るアイテムです。
そして、このアイテム、家に既にありました。
3年ほど前、RN1500をフレックスタイト化するためのパーツを購入した際に、ついでに購入したのです。
買うだけ買って使っていなかったので、この機会に取り付けてみることにしました。
ゆるふわーくす「オルトリーブ サドルバッグ用スペーサー」
スペーサーの取り付けと、ファーストインプレッションを書いていきます。

取り付け
説明書に従ってスペーサーを取り付けていきます。

まずはこちらのスペーサーを外します。T15のトルクスという中々マニアックな工具が必要ですが、何かの時に買った工具が家にありました。

取り外し完了。この3点のうち、ネジ以外は使います。

組み直して、こんな感じになりました。
完成図
スペーサーが入った様子をbefore – afterで確認します。


20mm分、サドルバッグが後ろにオフセットしました。少しバッグの後端が上向きにもなっていますね。
使用感
スペーサーを追加して、実際に100kmほど乗ってみました。

太もも裏側への当たりは明らかに減った感じがあります。元々感覚的にはそこまで気になっていなかったんですが、より気にならなくなりました。
まとめ
オルトリーブのサドルバッグをオフセットするスペーサーの紹介でした。
「後ろ乗りなので、オルトリーブのサドルバッグの太ももへの当たりが気になる」という方は試してみると問題が解消するかもしれません。恐らく、現行のオルトリーブ「サドルバッグ2」でも問題なく使えるはずです。
さて、これで手元のサドルバッグの崩壊が止まれば良いのですが……。
著者情報
年齢: 39歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。