CloseTheGapのMetron用マウントを購入

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オランダの自転車用品ブランド「CloseTheGap」のサイクルコンピューターマウント「HideMyBell」を購入しました。

本記事では「Vision Metron 5D/6D」用のマウントを紹介しています。
ACR対応の「Vision Metron 5D ACR」は対応するマウント形状が異なるのでご注意下さい。
目次

購入理由

先日組み上がった「OlLTRE XR4」には、フレーム専用のハンドルと言えるVisionのMetron 6Dハンドルを導入しました。

Metronハンドルの問題点

ただこのハンドル、ライトを取り付ける方法が全然無いんですよね。専用のコンピューターマウント(写真でEdge530が付いているもの)はあるのですが、ライトは付きません。

 

CATEYEのフレックスタイトブラケットはギリギリこの扁平形状でも付けられるのですが、立ち漕ぎ時にライトが膝に当たってアザが出来てしまいました。

マウント探し

そこで、スッキリとMetronハンドルにライトを付けられるマウントを探すことにしました。

想定していたのは、「上にGarmin用のサイコンアダプタ」「下にGoPro用アダプタ」が付いたマウントです。GoPro用のマウントはライトの吊り下げにも使えるようになっており、私が愛用しているCATEYEのライトでもGoPro用のマウントが販売されています。

ただ、探してみると全然無いんですよね、このハンドル専用のマウント。元々が選手用のレースのためのハンドルなので、ライトを付けようという需要がそもそも少ないのでしょう。

それでも何社かはMetron用にライトを付けられるマウントをリリースしていました。

① REC-MOUNTS「Vision2」

大体どんなハンドルにも対応したマウントを出しているレックマウント、当然のようにMetron対応のモデルもあります。

ただ、値段は9999円とかなり強気。そして仰々しい注意書き。

以前購入した商品の品質があまり良くなかったこともあり、とりあえず「存在する」ことだけ抑えて他のものを探すことにしました。

② CloseTheGap「HideMyBell Vision Metron ready」

次に見つけたのがオランダのメーカー「CloseTheGap」の展開するサイコンマウント「HideMyBell」シリーズです。レックマウントほどの網羅率ではないですが、こちらのメーカーも多くのハンドルに対応したオリジナルのマウントを販売しています。

このメーカーの特徴は、「ベルが標準装備」であること。サイコンマウントの裏側にベルが付いています。バーエンドに仕込めるバックミラーを作っていたりと、安全性能の向上に関心があるメーカーのようでした。

CloseTheGap - Reinventing bike p...

こちらがMetronハンドル用のマウント。樹脂製ですが強化用の骨組みがびっしり入っていて中々頑丈そうです。

③ RaceWare「VISION METRON 5D」

イギリスのカスタムパーツメーカー「RaceWare」のサイコンマウントもMetronハンドル用のマウントをラインナップしています。

Metron 5D用とはなっていますが、6Dにも使えるはず。

ただ、写真を見ると、いかにも「3Dプリンタで作りました」という形状で、ちょっと弱そうです。値段は一番安いのですが、あまり欲しいとは思いませんでした。

CloseTheGapに決定

上記3つの選択肢がありましたが、最終的には「CloseTheGap」のマウントを買うことにしました。

構造を見ても丈夫そうですし、日本に代理店もあるので品質も大丈夫そう。何より、推しチームであるJUMBO VISMAをスポンサードしている所が決め手になりました。果たして選手がベル付きのサイコンマウントを必要としているかは謎ですが、プロチームが使っているなら品質は高いのでしょう。

普通に国内代理店であるゼータトレーディングから取り寄せてもらおうと思ったのですが、Metronハンドル用はまだ日本国内に入ってきていない模様。

日本国内価格と直販価格は同じ(これは代理店がかなり頑張っているということ)なのでわざわざ直販を使おうとは思っていなかったのですが、今回はCloseTheGapの直販を使うことにしました。

手元に届くまで

CloseTheGap公式サイトから注文を行いました。

注文

クレジットカードかPaypalを選べましたが、今回はクレジットカードで。

送料は無料でした。

配送

3/8に注文し、3/18に届きました。ヨーロッパからだと2週間位掛かるのが普通なので早いですね。

 

しかし随分と簡易包装……一応中にはプチプチで入っている封筒でしたが。送料無料なので文句は言えないのですが、ちょっと怖い。

 

中身は問題なく無事でした。しかし……GoProアダプタが入っていませんでした

 

公式サイトより引用

GoProアダプタは写真下のパーツです。確かに「Included」と書かれており、別売りということはないはず。つまり、入れ忘れです。

このアダプタが無いとライトが付けられないので、メールで連絡を入れました。「すぐに送るよ」というメールが届きました。メールを入れた翌日(3/19)には送ってくれたようです。

配送(2度目)

3/26に届きました。前回よりも早かったですね。

ただ、今回も前回同様の簡易包装。プチプチの入った封筒での配送です。しかも、アダプタの入った部分が破けて中身が見えていました。プチプチが辛うじて被っていたので中身が直接出ていたわけではなかったですが……おそらく上から大きな力がかかってアダプタが封筒を突き破った形でしょう。

 

うーん、やっぱりアダプタが潰れていました。嵌め合い部分が狭くなっています。樹脂製なので曲げたら使えはしましたが、ちょっとこれは頂けないですね。

この手のスモールパーツにダンボールはオーバースペックかもしれませんが、もう少し保護をきちんとして送ってほしいものです。送料有料が選べたら次は選ぶと思います。

ファーストインプレッション

取付~実走までの第一印象を纏めます。

取付

まずは曲がったGoProアダプタを何とかする所から。

 

CATEYEのGoProブラケットで押し広げました。何とか付きました。

 

本体はこんな感じ。デフォルトではGarminのGPS用アダプタが付いていますが、交換用にPolar用とBriton用のアダプタも付属します。

 

この本体の裏側にGoProアダプタを取付。一応ロックタイトも塗って脱落防止も心がけています。

 

ハンドルに取り付け。ライトは、吊り下げ専用のCATEYE GVolt70にしました。良い感じです。ベルもサイコンの裏に付いているので、後から足す必要がないのはシンプルで良いですね。

重量

マウント交換前と後の重量比較です。

 

こちらが交換前のマウント一式。72g。

 

交換後は80gと8g増加。本体が想像以上にがっしりしている&角度調整のための稼動部があることから重くなったようですね。ここは機能性と引き換えなので仕方ないです。

 

実走

早速取り付けて実走してきました。

 

段差などでも振動を感じること無く安定しています。

サイコンの取り付けは少々硬め。ガタつきは無いので削れることはなさそうです。

 

上から見るとこんな感じ。非常にクリーンです。法律上の義務であるライトやベルをここまでスッキリ付けられるのは良いですね。

Edge530の右手に突き出しているのが、ベルの打ち子。ベルの音色はCATEYEの方が好み。ちょっと音の残りが短いです。まぁ鳴らす機会はそうそうないのですが。

まとめ

Metronハンドル用のライトマウントを探した話と、CloseTheGapから直販をした話のまとめでした。

製品には何の不満も無いのですが、CloseTheGapの直販には不満が残りました。次に同社の製品を買う機会があれば、間違いなく直販ではなく国内代理店から買うと思います。同梱ミスの対応も早いでしょうし、アダプタが潰れていることも無いはずなので。今の所、値段は直販と国内代理店は同じですが、多少高くても国内代理店から買いたいですね。

あわせて読みたい
Metron 5D/6D Garmin/Wahoo mount • Metron 5D/6D Garmin/ Wahoo mount w/GoPro adapter

なお、どうもVisionが公式でGoProアダプタ搭載のマウントを出しそうな感じはあります。おそらく上記リンクのものがそうです。

ともあれ、これでライトが膝に当たる問題も解決しましたし、上ハンドルも持ちやすくなりました。詳細なレビューはもう少し使い込んでからアップしようと思います。

 

クローズザギャップ HideMyBell レギュラー ベル+コンピュータマウント GoProアダプタ付属

追記

下記マウントに乗り換えました。

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著者情報

年齢: 36歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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