TEMRES 04advance(黒テムレス)を購入

個人的に待望していた「黒テムレス」こと「TEMRES 04advance」が発売となりました。

早速購入したので、ファーストインプレッションがてらご紹介致します。

購入経緯

昨日、Twitterにてフォロワーさんから下の記事が送られてきました。

 

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ついに来たか!!

こちらの記事で紹介されている新製品「TEMRES 04advance」は、私が長いこと待ち望んだ製品でした。

ついに正式に製品化されたということで、次の瞬間には購入ボタンを押していました。

テムレスとの出会い

ブルベ界隈では、結構昔からテムレスを雨天ライドで使う技が知られていました。

私がテムレスを使い始めたのは2016年のこと。どなたかブルベ仲間にオススメ頂いて使い始めました。

それまで使っていた防水を謳うグローブがことごとく雨天ライドで浸水する中、テムレスは全く浸水を許さなかったのです。ゴム手袋が水を通さないのは考えてみれば当たり前なのですが、自転車用の防水グローブはそれすら出来ていないものが多数を占めていました。

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実験もしてみましたが、スポンジを握って水を通さなかったのはテムレスだけでした。

テムレスの弱点

そんな素晴らしいテムレスですが、唯一の弱点が「どう見ても作業用ゴム手袋」であることでした。

実用上は何も問題はありません。ただ、色が気に入りませんでした。

青系統の色で自転車を固めている方には逆に長所にもなりうるのかもしれませんが、赤と黒で装備を固めている私にとってはたとえ雨の中とは言え真っ青なグローブを付けるのはどうにも気分が上がらないのでした。

2017年に出した要望

ネットで不満を述べているだけでは何も改善されません。こういう時は直接の投書に限ります。

 

だいたい、どこの会社でも「お客様のご意見フォーム」的なページがあります。

テムレスの製造元であるショーワグローブのサイトにも、お問合せフォームがあったので、そこに熱い要望を書き込んで送信したのでした。

会社としても、ネット上の漠然とした意見を取り上げるのは難しいもの。しかし、問い合わせフォームというトリガーがあれば、会社としても対応のキッカケになるはずです。

 

「スポーツ向け」とは書いたものの、具体的な要望として書いたのはコレでした。「黒とか赤のテムレスが欲しい」という内容です。

別に機能的には何の不満もないわけですからね。見た目だけ良くなってくれればそれで良かったのです。

 

一人の力では意見も通りにくいだろうと思ったので、Twitterでフォロワーさんにも協力を呼びかけました。私と同様に「テムレスの他の色が欲しい」と思っていた何人かの方が同様の要望を送ってくれたようです。

2018年末、TEMRES(防寒)登場

2018年8月、ショーワグローブと取引がある「おたふく手袋」さんから衝撃の発表がありました。

 

なんとなんと、要望していた「黒テムレス」が本当に発売されるというのです。びっくり。

 

遡ること半年、おたふく手袋さんはショーワーグローブの方とお会いした時に、「黒テムレス」を随分と熱く売り込んでくれたようです。ありがたい。

おたふく手袋さんと言えば、ホームセンター等で現場用インナーウェアとして販売していた「ボディータフネス」というシリーズが、自転車界隈で「冬のインナーに最高!」ということで通称「おたふくインナー」としてヒットしました。

それを受けて、おたふく手袋さんは本格的にスポーツ用インナーウェア業界に参入。現在では様々な場所で販売されています。

そんな「本業とは全く別の所で高評価された」先駆者であるおたふく手袋さんだからこそ、「作業用手袋をスポーツ用に!」と後押しをしてくれたのかもしれません。

 

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いよいよ発売! ショーワグローブ株式会社から、"ブラックテムレス"の登場です。もはや冬の山遊びに欠かせないアイテムとして…

こうして、2018年秋に正式発売となった黒テムレス。↑の記事を読んでも分かるように、自転車界隈だけではなく登山界隈でも、そのポテンシャルには古くから注目が集まっていたようですね。

製品名は「TEMRES」と改められ、販売場所も登山専門店などに場所を移しました。

一つの不満

黒バージョンの発売。それは大変喜ばしいことであったのですが……発売された黒テムレスは「防寒」バージョンのみでした。

 

テムレスには特に内張りの無い「(ノーマル)テムレス」と、中にモコモコとしたボアが張られた「防寒テムレス(↑の写真)」があります。

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この時に発売された黒バージョンは、後者の「防寒テムレス」をベースとしたものでした。前者の「(ノーマル)テムレス」の黒バージョンは残念ながら発売されなかったのです。

防寒テムレスの保温性はかなり高く、自転車では真冬以外は手がすぐに汗だくになります。そして冬は雨が少ないので、冬に防水グローブの出番はそうそうありません。

私が本当に欲しかったのは、内張りの無い「(ノーマル)テムレス」の黒バージョンでした。

2021年、黒テムレス(非防寒)発売

そして2021年、ついに「(ノーマル)テムレス」の黒バージョンである「TEMRES 04advance」が発売となりました。

 

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ショーワグローブ株式会社のプレスリリース(2021年4月9日 14時30分) アウトドア・スポーツ向けブランド[TEMR…

プレスリリースには、こんな記述も。

【「TEMRES 04advance」の使用シーン】
自転車の運転に:雨をしっかりはじくので、どんな天候でも活躍します。

ちゃんと自転車も意識されてますね。

2017年に出した要望から丸4年。長い時間は掛かりましたが、本当に欲しかった製品が手に入って感無量です。

ファーストインプレッション

記事を見て即注文し、本日「TEMRES 04advance」が手元に届きました。

 

早速、ファーストインプレッションを書いていきます。

見た目

そのまんまですが、「黒いテムレス」ですね。ロゴが少しおしゃれになったくらいの差しかありません。

質感も、強烈なゴムの匂いも、目をつぶったら青いノーマルテムレスと判別は付かないはず。

 

唯一違うのは、裾の部分。長さが黒テムレスのほうが少し長いですね。

 

裾の処理は、黒テムレスと防寒テムレスが同じ感じ。断ち切りのノーマルテムレスに対して、裾がバイアステープで処理してある黒テムレス。

 

裏面はノーマルテムレスと同じ。

重量

Lサイズ同士で比較しました。

・ノーマルテムレス: 45g
・黒テムレス: 59g
裾が長い&バイアステープでの処理分の差ですかね。
裾が長い&バイアステープで処理をしてあるほうがジャケットの中に裾を入れた際に抜けにくいのでメリットがあると考えます。

防水性能

やるまでもないと思ったのですが、一応防水性能をテスト。

水を含んだスポンジを何度も握ってみましたが、浸水はありませんでした

当たり前といえば当たり前ですが、それを当たり前にこなせるグローブが自転車界にはホントに少ないのです。

まとめ

ようやく発売された、防寒ではない黒テムレス。

スポーツ向けとして出すにあたって変にアレンジをせず、本当に色を変えただけ(+裾の処理がちょっと違う)で出してくれたことを歓迎したいです。コレが良いんです。

しかし、要望を送って見るものですね。私達の要望が直接の発売のキッカケになったかは不明ですが、一つの後押しとなってくれたのではないかと思います。

早速、自分の分をもう一双と、妻の分を一双注文しました。要望したからにはちゃんと買います。

今後の雨ブルベの装備は黒テムレスで行く予定。雨は嫌いですけども、一つ楽しみが出来ました。

 

著者情報

年齢: 36歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019年の2回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間13分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)