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BRM423西上州300 まとめ編
3ヶ月ぶりのブルベとなった「西上州300」を無事完走することが出来ました。
新パーツの感想
今回は、「キシリウムSL DISC(ホイール)」と「アジリスト(タイヤ)」という、2つの新パーツを投入したブルベでした。
実際ブルベで使ってみてどうだったか? 簡単に感想を述べておこうと思います。
Mavic「キシリウムSL DISC」
ディスクロード用ホイールでは3本目となる「キシリウムSLディスク」。これまでに使ったのは、「レーゼロカーボンDB」「44 AERODYNAMICIST」です。
キシリウムは割りと「見たまんま」の性能のホイールではありました。ローハイトでリムが軽いので、漕ぎ出しは軽く、信号停止から巡航にいたるまでのスピードが早い。巡航はそこまで得意ではない……と言った所。
レーゼロカーボンDBは40km/hを過ぎると途端に加速が重くなるホイールで、そこが嫌で手放してしまいました。恐らくアルミの極太スポークが悪さをしていたのではないかと私は考えています。その点、キシリウムは40km/hを過ぎてもそこまで急に加速が辛くなる感じはありませんでした。
4W削減(40km/h走行時)と謳う自慢のエアロスポークは伊達ではないのかもしれません。どのスポークに比べて4W削減なのかは不明ですが。
山でも気持ちよく登ってくれるホイールで、下りでも挙動が安定していて安心して峠の下りをこなすことが出来ました。
特筆すべきは横風への強さ。まぁ25mmハイト(凹んだ部分は23mm)と極端にローハイトなので当然かも知れませんが、それでも300kmの道中で横風が全く気にならなかったのは有り難いです。横風で気が散るのが嫌なんですよね。
見た目的にはディープリムのほうがカッコいいとは思うのですが、ブルベにはローハイトがやっぱり楽なのかもなーと思いました。
Panaracer「アジリスト」
キシリウムと同じく、こちらも足回り。
アジリストは一応ツーリングも意識されて設計されたようですが、主軸はレース用。他メーカーのフラグシップに比べると若干薄く見えるところがあったので、ブルベでどうなるか?は気になっていた点でした。
結論としては全く問題なし。
今回のブルベでは埼玉の山の中でそれなりに荒れた部分も走ったりしましたが、パンクはなく、タイヤに気になる傷跡もなし。
持ち前の路面追従性の高さから、峠の下りで段差になっている場所でも自転車の挙動が乱れないのが好印象でした。ブルベ用として十分使えるタイヤだと感じます。
ただ、購入時に付いている保護用ワックスが結構ゴミを拾いやすいので、初乗りの前に水拭きをして表面のワックスを落とすことはしたほうが良いと思います。
まとめ
東京糸魚川の準備のために参加した300kmブルベでしたが、自らの体力低下をまざまざと見せつけられました。
このままではいけないと思い、GWは700kmほど乗り込みました。大ブルベに挑戦している人ほどは走っていませんが、少し走力が戻ってきた気はします。
そして、AJたまがわのコースはいつ走ってもバランスが良いなーと感じます。厳しい場所も多いのですが、取り戻す場所もちゃんと考えられている。「ブルベらしい」コースを引くなぁといつも感心しています。妻もなんだかんだで時間内に完走することが出来ました。
今回は天気にも恵まれ、非常に楽しい300kmだったと思います。
走行データ
通算距離: 304.3km
走行時間: 16時間17分(ネット: 13時間32分)
平均時速: 18.6km/h(ネット: 22.5km/h)
獲得標高: 2335m