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霞ヶ浦りんりんロードを走る
週末に霞ヶ浦を走ってきました。
ナショナルサイクルルートとして整備された「つくば霞ヶ浦りんりんロード」がとても印象に残ったのでレポートを書き残しておきます。
今回走ったルート
川崎の自宅から都内を抜け、南から霞ヶ浦にアプローチ。稲敷大橋から土浦駅前まで「りんりんロード」を走りました。
コースプロファイル
稲敷大橋~霞ヶ浦大橋~土浦駅前まで47.9km。
獲得標高はRWG上では197mとなっていますが、体感的にはほぼ0m。ド平坦です。
ナショナルサイクルルート
「りんりんロード」はまだ全国で3ルートしかないナショナルサイクルルートに指定されています。残り2ルートが「しまなみ海道」「ビワイチ」なので、なかなかハードルの高い基準があることが分かります。
ナショナルサイクルルートは公式サイトでは下記のように定義されています。
ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすルートを国が指定することで、日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルートとして国内外にPRを行い、サイクルツーリズムを強力に推進していくものです。
りんりんロードは2019年11月に指定されました。周辺には多数のサイクルサポートステーションが完備され、トラブル時も対処出来るようになっています。
個人的には最後に霞ヶ浦を走ったのは2019年2月。その時は土浦から南を走りましたが、そこまで整備が行き渡っている印象は受けませんでした(土浦駅はかなり整っていましたが)。
こちらは2016年当時の写真(土浦駅の少し東あたり)。この頃から道はそれなりに綺麗でしたが、あまり走りやす道だとは感じませんでした。
走行レポート
茨城県稲敷市にある稲敷大橋から「りんりんロード」に入りました。
稲敷大橋周辺
おおっ、すでに何だかとても整備されている感。真新しいソフトポール、路面のプリントも綺麗です。なお、この区間は自歩道というわけではなく、車も普通に走る道路でした。
境島という、釣りスポットっぽい場所から。
行方エリア
この日は強い東風で、北利根橋までは向かい風でした。北利根大橋で北西にルートを変えると一気に追い風に。
路面は綺麗で、ルート上には定期的に公園のような場所もありました。路面には矢印型のガイドも。
きれいな路面と追い風で、走っていて非常に気持ちの良いエリアでした。
こちらは「島並休憩所」という場所にあった公共空気入れ。片方は英式用、片方は仏式用でした。しかし屋根もない場所に設置されているせいか、かなり動きが渋くなっていました。空気入れはパッキンが傷むので、出来れば屋根くらいは付けてあげて下さい(ポンプマニア目線)。
霞ヶ浦大橋手前の様子。
かすみキッチン
霞ヶ浦大橋を渡り、土浦方面へ。
すぐに見えてくるのが「かすみキッチン」です。
地場産品が売っていたり、カフェも設置されています。レンタサイクルも沢山。ナショナルサイクルルートの象徴のような場所です。
ルートのイメージキャラクターらしい「かすみがうにゃ(かすにゃんだと思ってた)」の記念ボードも。
~土浦
かすみキッチンから土浦駅に向かう途中では、対岸に何やら人形状の物体が。
牛久大仏ですね。対岸から更に5kmは離れているはずなんですが、めちゃめちゃ存在感があります。
たぶん、2016年に写真を撮ったのとほぼ同じ場所(進行方向が逆なのでアングルも逆ですが)。道幅も広くなり、非常に走りやすくなっていました。5年でここまで変わるとは。
まもなく土浦駅。
土浦駅からは路肩の狭い国道6号線を避けて松戸まで向かい、そこから輪行で帰宅しました。
まとめ
ナショナルサイクルルート指定後、初めての「りんりんロード」走行の感想でした。
2年前の時点でサイクルツーリズムを土浦市が押し出していましたが、まだまだ周辺施設が整っていない印象でした。しかし、そこから急ピッチで整備が進んだようですね。
しまなみ海道と比べるとさすがに見どころは多くないですが、個人的にはビワイチと互角くらいの風景・周辺施設の整備具合だと感じました。
今回走れなかった土浦~稲敷区間もまた是非走りに行きたいですね。
著者情報
年齢: 36歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。