Panaracer ワンタッチ口金のロック力不足への対処

先日、Panaracerのポンプ補修部品である口金「ワンタッチ口金(BFP-EZEF)」を購入しました。

そこで出会った不具合と、その解決法についての記事です。

口金を買った理由

Panaracerの「ワンタッチフロアポンプ」を買って3年ほどが経ちました。

ワンタッチフロアポンプの特徴

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こちらのレビューに書いた通り、気に入っています。

特に口金が優秀。同社自慢のワンタッチ口金は、取り付けも簡単、外す際も指を挟むと言ったこともありません。

不満点

我が家にある自転車は基本的に全て仏式バルブです。

しかし、妻が買い物用に使っているママチャリだけは英式バルブでした。ママチャリなので当たり前ですが。

私の家にあるワンタッチフロアポンプは、「米式(SCHRADER)」「仏式(PRESTA)」の2種類のバルブに対応しています。英式には対応していないので、洗濯バサミ型のコンバーターを付ける必要があります。これを少し面倒に思っていました。

英仏版が出ていることを知る

しかし先日、モロウさんのツイートで衝撃の事実を知ります。

なんと、かつては「米仏」対応だったバルブが、現在は「英仏」対応となっているようなのです。

米式バルブはMTB用のチューブで使われることもあるようですが、ほとんど見かけたことはありません。「それならば最初から英式にしてしまおう、どうせママチャリの方が使うだろうし」ということなのでしょうね。

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Amazonを探してみると、補修部品として「英仏」版が販売されているのを発見。しかも私が使っているフロアポンプにも対応しているようです。早速注文しました。

問題発生

数日後、口金が届きました。

問題点

こちらが英仏口金。「英」「仏」のロゴが漢字で入るようになっていました。

早速、元々付いていた「米仏」口金を外して、「英仏」口金を取り付けました。いざ、空気を入れてみたのですが……2気圧も入らないうちに、バルブから口金が抜けてしまいました。どうやら上手くロック出来ていないようです。

元々使っていた口金と同タイプなので、使い方に問題があるとも思えません。この時点では、不良品の可能性を疑っていました。

問い合わせ

Panaracerには、メールでの問い合わせ窓口があります。こちらから質問をしてみることにしました。

前述のトラブル内容を書き、問い合わせ窓口に送信。返信を待ちました。

問題解決

メールを送った翌日の朝イチで、サポート窓口の方から返信が来ていました。仕事早い。

提案された解決手段

窓口の方から提案された解決手段は「口金内部のコアの締め直し」でした。

コアというのは、写真内の指で示したパーツのことです。

口金のリングを外すと、中にあるコアを取り出すことが出来ました。このパーツを「雑巾を絞るイメージで締め直してください」とのこと。回してみると、確かに緩んでいました。

手で確実に増し締め。そして再度組み立て直しました。

空気を入れてみる

再びこの状態で仏式バルブに空気を入れてみると……

7気圧まで入れてもバルブから口金が外れることはありませんでした

これが普通の状態ではあるのですが、たかだが一箇所のネジだけでここまで違いが出るのかと驚きました。各部のネジの緩みが悪影響を及ぼすのは、携帯ポンプもフロアポンプも一緒のようです。

余談: 英式バルブ

折角なので、英式バルブにも空気が入るかを実験。

こちらも空気自体は問題なく入るのですが、空気圧を測ることが出来ませんでした。どうも調べてみると、一般的な虫ゴムの付いた英式バルブでは構造上、空気圧を測定できないらしいのです。

そこで買ってきたのが、こちらの「スーパーバルブ」。このバルブを使うと、単純に空気漏れが減る上に、空気圧の測定も出来るようになるという優れもの。

交換してみた所、空気圧もしっかり測定できるようになりました。

まとめ

パナレーサー「ワンタッチフロアポンプ」の口金のロック力不足の場合の対処法について書きました。

今回の「英仏」口金への交換で、ロードバイク・ママチャリ双方を同じ方式で扱えるようになって満足しています。

なぜコアが緩んでいたのかは不明ですが、輸送中の振動などによるものではないかと予想。ネジって振動で緩むものですので。

こういった緩みは、使っていく中でも生じることは十分に考えられます。もし、「ロック力が最近落ちたな」と感じられた場合、コアを締め直してみると直るかもしれません。お試しください。

著者情報

年齢: 36歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019年の2回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間13分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)