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ホイール用の反射ステッカーを導入
ディスクロードのホイール用に反射ステッカーを導入してみました。
導入の動機
私は夜間走行の時間が多い方です。
夜間走行対策
ブルベでは真夜中の田舎道を走行することもありますし、普段も夜練が中心。ということで、夜中に少しでも目立つことで危険を減らそうと考えています。
ライトにはこだわっていますが、反射アイテムも大事です。夜中はライトよりも反射材のほうが車に対しては目立ちますからね。
ホイール用反射ステッカー
最近、GE-110を購入しました。
そして、同じくGE-110に乗っているhideaさんがこんなチューニングを行っていました。
ホイールへの反射ステッカー貼り付け。
考えてみれば、ディスクブレーキになってからはリムにブレーキ面がないわけで、こうした反射ステッカーを貼るスペースが増えています。リムブレーキだとリムハイトのうち15mmくらいはブレーキ面に持っていかれるので、ローハイト派の私はこういうものを貼る発想がなかったのでした。
ただ、横から来る車などに対してはアピール度が高そうです。回転しますし。
空気抵抗的にはマイナスになりそうですが、ちょっと試してみることにしました。
反射ステッカー探し
どうせならばスタイリッシュな反射ステッカーが欲しい。出来れば赤で。
……と思ってAliexpressで赤い反射ステッカーセットを買ってみたんですが。
これが自転車用ホイールの曲率とは一致しませんでした。恐らく自転車ホイール用ではなく、車のホイール用ですね。また、シールの糊も弱く、すぐに剥がれてきてしまう始末。
そこで見つけてきたのが、Salzmannの自転車ホイール用反射ステッカーです。16枚入りで670円でした。
Salzmannは反射グッズで有名なドイツメーカーで、反射材には基本的に3Mを採用しているのが特徴。こちらの反射ベストを見たことがある人も多いんじゃないでしょうか。
3Mは反射材の品質もシールの品質も高いので安心して使えます。
Salzmann「自転車用ステッカー」
Salzmannの自転車用ステッカーをホイールに貼ってみました。
パッケージ内容
8枚一組で台紙に貼られたステッカーが2セット入っているはずなのですが……
なぜか3セット入ってました。大当たり?
重量
1枚あたりの重量を計測すると0.6gでした。
今回はホイールの片面に3枚ずつ貼るので合計12枚→7.2g重くなることになります。ほぼ誤差です。回転精度には差が出るかもしれませんが。
カラー
白・黄色・オレンジとあるようです。赤は無し。
貼り付け
デカールの上、タイヤ面スレスレに貼っていきます。片面3枚ずつ。
ちょっとだけ厚みがあります。空気抵抗を生むか、それともZippのディンプルみたいに整流効果が……あったりしないかな。
曲率はさすがに完璧。700Cのホイールにしっかりマッチしています。逆に言うと小径車にはマッチしないはず。
こんな感じになりました。
なお、均等に貼るためにスポークとの相対位置を基準としました。このホイールだと24本あるので、バルブから左右4本目と5本目のスポークに跨って貼るとちょうど均等になります。もう1個はバルブの反対側のスポークを基準に貼りました。
実走
早速、実走テスト。
少しでも光が当たるとかなり反射します。横から車が来るような道ではそれなりにアピールになっている気がする。実際の所はどうだか分かりませんが。
シール自体の品質も高く、剥がれてくる様子もありませんでした。さすが3M。
まとめ
ホイール用の反射ステッカーの紹介でした。
もう少し存在が気になるかと思いましたが、走っている最中は全然気にならなかったです。重量もたった7.2gと、走行への影響は少なそう。
これで少しでも安全性が向上してくれると良いのですが。
なお、同社からはスポーク用の反射材も出ています。
著者情報
年齢: 39歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。