Pocket in「超軽量輪行袋 PI-1」

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「Pocket In」ブランドの超軽量輪行袋。名前の通り、バックポケットに入る大きさです。袋のみなら154g(付属品と外袋込で176g)で、現在市販品されている中では最軽量のはずです。

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写真中央が本製品です。


企画・販売は、OPUSの代理店を務める株式会社オーアンドエム。なぜ代理店がオリジナル製品を出しているのかイマイチ良く分かりませんが、かなり洗練された一品です。大阪→東京を走った2014年&2015年のFlecheでは、実際にこの輪行袋を持って走りました(使う機会はありませんでしたが)。

キャノボにおける持ち物の考え方」でも書きましたが、輪行袋は必須の持ち物であると私は考えています。どうせ持ち歩くなら小さくて軽いほうが良い……ということで、私は輪行予定の無いライドでは本製品をサドルバッグ、またはボトルケージに忍ばせています。

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本製品は、いわゆる「横型」の輪行袋です。ただ、軽量性を第一に考えられているため、袋は小さく、通常の横型のパッキングでは袋に収まりません。

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付属の説明書には、このように地面に以下の順で重ねてから付属のベルクロで纏めるように書かれています。

・前輪
・フレーム
・後輪

正直、このパッキング方法は難しく、私もこの写真を見ないと再現することが出来ません。素早くパッキングするための輪行袋ではなく、あくまで持ち運ぶ時の小ささ・軽さを最優先としています。生地もかなり薄く作られているので、輪行をするために常用するものではないと思ったほうが良いです。

例えば東京在住の方が大阪スタートでキャノボをする場合、東京→大阪の新幹線輪行時はOSTRICH SL-100等の常用可能な輪行袋を使うと良いでしょう。大阪に着いたら自宅まで宅配便で送り返し、走行中は本製品を持つ……というような運用が良いと思います。面倒くさいですが、身軽に走るためには仕方がありません。

ただ、いざという時に使えなくても困るので、実際に持ち出す前に必ず1回はパッキングを練習しておいたほうが良いです。

【良い所】
・軽くコンパクト
・比較的安価(5000円以下)
・入手性が良い(Amazonで購入可能)
【悪い所】
・薄いので破れやすい
・パッキング方法が難しい
・横置きなので自転車でスペースを取る

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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