Michelinが新ロードタイヤ「POWER CUP」を発表

ミシュランが2年ぶりにロードタイヤを刷新するようです。シリーズ名は「POWER CUP」。

まえがき

世界的タイヤメーカーであるミシュラン。自転車用タイヤも製造しており、こちらも高い人気を誇ります。

そのミシュランがロード用タイヤの新シリーズ「POWER CUP」を発表しました。

新ロードタイヤのページを発見

ソースはこちら。ミシュランの公式サイトです。

MICHELIN® MICHELIN POWER CUP COMPETITION LINE tires - inform…

……と言っても今の所ソースはこれだけで、各自転車メディアはおろか、ミシュランのSNS公式アカウントでも一切触れられていません。

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ミシュランの現行ロードタイヤ

ミシュランの現行ロードタイヤは「POWER ROAD」。2019年末に発表されました。

cyclowired

モデルチェンジを果たしたミシュランのロードレーシングタイヤ、"POWER"シリーズ。刷新されたPOWERシリーズの中核と…

日本では2020年の初め頃から出回り始めました。約2年でのモデルチェンジは少し早い気はします。

私も半年前にようやく初購入だったんですが、こんなに早くモデルチェンジしてしまうとは。

ちなみに、ミシュラン公式サイトからは既に「POWER ROAD」のページが消滅しています。

名称

元々はモーターバイク用のタイヤに「POWER CUP」があって、それに倣ったネーミングのようです。

レースからサーキット走行までよりアグレッシブにライディングを楽しめる「MICHELIN POWER CUP EVO(パワ…

Michelin「POWER CUP」

現在までに分かっている「POWER CUP」の情報を一覧化してみます。公式サイトの情報を要約しただけですが。

ラインナップ

Power Cupのラインナップは以下の3種類。

タイプ モデル名 サイズ・重量
クリンチャー POWER CUP TUBE TYPE 700×23C (ブラック/205g)
700×25C (ブラック/215g)
700×25C (クラシック/215g)
700×28C (ブラック/240g)
700×28C (クラシック/235g)
チューブラー POWER CUP TUBULAR 700×23C (ブラック/265g)
700×25C (ブラック/280g)
700×25C (クラシック/280g)
700×28C (ブラック/320g)
700×28C (クラシック/320g)
チューブレスレディ POWER CUP TUBELESS READY 700×25C (ブラック/260g)
700×25C (クラシック/270g)
700×28C (ブラック/285g)
700×28C (クラシック/285g)

クリンチャー・チューブラー・チューブレスレディという、現代ロードタイヤの3タイプは網羅しています。

既存シリーズである「POWER TIME TRIAL」「POWER ALL SEASON」については継続扱いで、POWER CUPにはTT用・オールシーズン用のタイヤはありません。

Wiggleより引用

クラシックはこんなカラーになるようです。

特徴

ミシュラン公式サイトより引用

以下の特徴があるようです。

コンパウンドの変更

POWER ROADでは「X-RACEコンパウンド」を採用していましたが、今回は「GUM-Xコンパウンド」に変更されています。

BikeRadar

Super sticky and surefooted front tyre…

検索してみると、MTBのエンデューロ用タイヤに採用されたコンパウンドのようです。

耐パンクベルトの変更?

POWER ROADでは「Aramid Protek plus」という耐パンクベルトを採用していましたが、今回は「Aramid Shield Technology」という名前に変更されています。

ただ表現が違うだけで同じものかもしれません。

新ETRTO対応?

ページには記載がありませんが、このタイミングでのラインナップ刷新であれば「ETRTO 2020 Standards(新ETRTO)」には対応してくるでしょう。

すなわち、25Cタイヤであればリム内幅19mmに対応した設計になるはずです。新ETRTOに対応したからこそ、POWER ROADに比べて各サイズの公称重量が20gずつ軽くなっているのだと思います(前提のリム内幅が広がるとタイヤを軽く作れるため)。

まとめ

ミシュランの新ロードタイヤ「POWER CUP」の紹介でした。

発売日も詳細スペックも現時点では不明。ただ、ミシュランなので変なものは出してこないでしょう。

気になるのは価格です。

POWER ROADはかなりリーズナブルで、定価は税込6050円(発売当時は5720円)でした。GP5000の定価が今や税込10500円なので相当安かったわけです。

この価格の安さも理由でPOWER ROADを使っている人もいたはずなので、POWER CUPも6000円台であることを期待します。

著者情報

年齢: 37歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019年の2回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)