MINOURA「DS-534-600L」購入

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ミノウラのメンテスタンド「DS-534-600L」を購入しました。

目次

購入まで

実に12年ぶりのメンテスタンドの買い替えでした。

前のスタンドの不満

これまでずっと使っていたのが、こちらのスタンドです。

ドライブトレイン側のシートステーを2本のフックで支えるタイプのスタンドです。

カーボンフレームに乗っていた時はそこまで大きな不満は無かったんですが、クロモリフレームに乗ってから気になるようになってきたことがありました。

ワイヤーをたまに挟んでしまうことです。この状態で変速をすると、上手く切り替わってくれません。ワイヤーに力がかかってるので当然なんですけど。

カーボンフレームではワイヤーが内装となっていることが多いのでこういったことは起こりませんが、クロモリはワイヤー外装なのでこういったことが起こります。

「じゃあドライブじゃない側のシートステーを支えれば」と思うのですが、DS-520はフックが大きく、スポークに接触してしまうのでした。

次期メンテスタンド探し

ということで、PBPも終わったのでメンテスタンドを買い替えることにしました。

要件は以下です。

  1. 反ドライブ側に置けること。
  2. ディスクブレーキでもリムブレーキでも問題なく使えること。

これだけ。

本格的なメンテスタンドは置く場所がないので、従来通りのシートステーを支えるタイプで探索。見つかったのはやっぱりミノウラでした。

そうして購入したのが、今回の記事の主題である「DS-534-600L」です。

反ドライブ側にも付けられ、ディスクブレーキでも問題なし。おまけに折りたたみも可能ということで、個人的にはストライクな製品です。

MINOURA「DS-534-600L」

MINOURA「DS-534-600L」のファーストインプレッションです。

重量

969gと、可動部が多い割に軽量です。メインがアルミ製なのが効いていそう(足部分はスチール製)。

前に使っていたDS-520はスチール製で1107gでした。

使い方

まずはフックの高さを調整します。

DS-520はフックを指す穴が数か所でしたが、本製品は無段階に調整可能です。自転車に実際に取り付けながら少し後輪が浮く高さに調整しました。

ちなみに、フック部分は軟質な素材でコーティングされており、フレームを傷つけません。

取り付け完了。フック部分は薄くて小さめなので、反ドライブ側に付けてもスポークと接触しません。

反ドライブ側に付けるのでワイヤーとの干渉もありませんし、チェーンの掃除もしやすくなりました。なかなかドライブ側にスタンドがあるとチェーンの掃除も大変でしたので……。

折りたたみ

折りたたみ機構がついています。

足の部分が胴部分と平行になり、かなりコンパクトになります。使っていない時も場所を取らなくて良いです。

まとめ

12年ぶりに購入した新メンテスタンドの紹介でした。

やはり反ドライブ側で使えるスタンドは便利です。10年以上感じていた「ちょっとした不満」が解消しました。まぁ、あんまり家でメンテはしないので後回しになっていたんですが。

本製品は調整幅が広い割にガタなどもなく、このあたりの堅実な作りはミノウラの良さですね。軽量化のために全部アルミで作ってしまいそうな所ですが、足の部分だけ鉄にしているあたりが安定感を上げている気がします。

著者情報

年齢: 39歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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