トップチューブバッグをボルトオン式に改造する

  • 2022年9月29日
  • 2022年9月29日
  • 実験
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ボルトオン非対応のトップチューブバッグをボルトオン方式に改造してしまうという実験ネタです。

まえがき

やりたいことの説明です。

本記事の前日譚

この記事には前日譚があります。

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最近少しずつ増えてきた「ボルトオン」方式のトップチューブバッグを、非対応のフレームに無理やり付けてみるというテストをした記事です。 まえがき まず「やりたかったこと」の内容について書きます。 ボルトオンのトップチューブバッグを使いたい[…]

それがこちらの記事。

左右のズレを防ぐためにボルトオン非対応のフレームにアダプタを付けて、ボルトオン式のトップチューブバッグを付けられるようにしました。

……が、どうも取り付けたボルトオン式のトップチューブバッグがやたら前後に長く、膝にあたってしまうという不都合がありました。25cmはさすがに長過ぎます。

なぜか長いボルトオン式トップチューブバッグ

そこで「ボルトオン式」かつ「全長の短い」トップチューブバッグを探すことにしました。

私のポジションから膝に当たらない長さを算出すると、19cm以下ならば大丈夫ということが分かりました。

しかし、ボルトオン式では一番短いものでも20cm。ボリュームゾーンは25cm前後で、長いものばかりだということが分かりました。そもそも、ボルトオン式のトップチューブバッグって選択肢は多くないんですよね。

ならば改造してみる

そんな時に見つけたのが、S.K.さんのこちらの記事です。

ぼっちと孤高の分かれ道 | ロングライド、バイクパッキング、登山を楽しむブログ

お気に入りのバッグをボルトオン仕様にすべく、自作で穴を開けハトメ加工をしてボルトオン対応のバッグに改造してみた。もちろん…

用途に合うものが無いならば、普通のトップチューブバッグの底に穴を開ければ良い。なるほど、その手があったか!

もちろん穴を開ければ防水性は下がりますが、私はトップチューブバッグには補給食しか入れません。濡れてもそんなに不都合はないのです。

使い古しのトップチューブバッグに穴を開けて、ボルトオン式に改造することにしました。

改造

ドイターのエナジーバッグをボルトオン式に改造します。

素体

改造の素体となるのは、ドイターのエナジーバッグ。

東京~大阪キャノンボール研究

評価:5 ドイターのトップチューブバッグ。その名の通り、補給食を入れることを目的としています。 目次 1 購入動機2 製…

全長は実測で18cmと、膝に当たりにくい長さ。なかなか良い製品でしたが、停止時に左にズレるストレスから最近はあまり出番がありませんでした。

この製品は底にプラ板などが入っておらず、改造しやすかったのも素体に選んだ理由です。

現行品はこちら。ブランドロゴが変わっています。

工具

ボルトオン式にするためには、最低限「底に2箇所の穴」があれば良いのですが、それでは生地がそこからほつれてくる可能性があります。

せっかくなので、S.K.さんの記事を真似て、金属の「ハトメ」を付けることにしました。

通常はペンチのようなものでハトメをカシメるのですが、トップチューブバッグの場合は側面の生地が邪魔をして作業を行うことが出来ません。

そこで、こちらの「ハトメ一撃」です。

ハトメ自体も付属してきます。今回は、ボルトの径が5mmなので、5.7mm穴のものを選びました。

生地を上下で挟み……

上からハンマーで打ち付けることで、ハトメをカシメます。

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改造実施

まずは、トップチューブバッグのストラップを切り落とします。

結構このトップチューブに巻くベルクロでレーパンが毛羽立ったりするので、それを無くせるのは有り難い。

次に、トップチューブバッグの底面に穴を開ける位置の目印をチャコペンシルなどで付けます。ボルトオン用の穴の間隔と一致させるように2つの穴の位置を決めてください。

ハトメ一撃には、なかなか鋭い針が付いているので、目印を付けた場所に穴を開けました。

あとは、ハトメを打ち込むだけです。

最初、ゴムハンマーで打ち込んでいましたが、それだと上手くハトメが潰れてくれません。金属のハンマーを使いましょう。

 

ハトメの取付が完了しました。

取付

今回は、エリートのアダプタで作ったダボ穴を使います。

ハトメにボルトを通し、フレームに固定します。

完成!

バッグ底面にプラ板などが入っていないので、アダプタがバッグに食い込んで結果的に座りが良くなりました。

実走テスト

早速走ってみましたが、走行時も膝に当たりませんし、信号停止時にもほとんど邪魔になりません。

多少、膝が当たってズレても、走り出せば元の位置に戻ります(動画は別のバッグのモノですが、動き自体は今回のバッグでも同じです)。バッグの底が固定されているとこんなに安定するのか!とびっくり。

これは実用に足りそうです。

まとめ

ようやく「ズレない」トップチューブバッグが実現出来ました。

最終的に、「ボトルケージ増設用アダプタ」+「改造トップチューブバッグ」という組み合わせになりましたが、欲しかった性能は手に入りました。

私は400km以上のブルベではフロントバッグを使いますが、それ以下のブルベではトップチューブバッグで足りるよなーと常々思っていました。ただ、信号停止時にズレるのがストレスで、200kmのブルベでも容量的には過剰装備であるフロントバッグを使うことが多かったのです。

しかし、今後はこの方式を使うことで、トップチューブバッグをストレス無く使うことが出来そうです。

著者情報

年齢: 38歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019年の2回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)