ONYXハブを注文

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勢いのまま注文してきました。

目次

注文まで

先日、↓の記事を書きました。

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書いた時点でほぼ買う気持ちは固まっていたのですが。

今日早速、サイクルキューブに注文を入れてきました。妻も一緒に。夫婦でONYXハブのホイールって中々いない気はします。

……まぁ、あれです。自転車趣味で出費の大半を占めていた旅費を使う機会がなくなってしまったので、その分を機材に回してしまおうということです。順調にイベントが開催されていたら多分買えていませんね。

注文仕様

国内代理店であるミズタニさんの方でONYXハブのオーダーシートが用意されているようで、それに沿ってオーダーを行いました。

注文したのは、「Vesper ROAD」リムブレーキ用、フロント/リヤのセットです。

カセットボディ

SHIMANO HG、SRAM XDR、Campagnoloから選択可能。

SHIMANO HGを指定しました。以前はスチールボディだったようですが、今はアルミボディがデフォルトっぽいですね。

ベアリング

スチール、セラミックから選択可能。

セラミックベアリングに興味はないので、スチール一択です。

既に使っている店長の話によると、ベアリングは打ち替えが可能とのこと。最初に付いていたセラミックベアリングが渋くなったので、NTNのベアリングに打ち替えているそうです。

ハブシェルカラー

23色から選択可能。

Candy Red PCを選択しました。PCはパウダーコートの略で、アルマイトではなく塗装になります。

取り付ける予定のフレーム(FTB QUARK)がキャンディーレッドなので、そちらと合わせました。

小物カラー

7色から選択可能と、ハブシェルカラーに比べるとバリエーションは減ります。

特に気にせず、デフォルトのブラックを指定。

肉抜き

以前のモデルでは前輪ハブに肉抜きが指定できたようですが、現在のVesperではそちらの指定はなくなったようです。

穴数

こちらはかなり悩んだのですが、前:20H、後:24Hという構成にしました。

私の体重から言えば、前:24H、後:28Hくらいのほうが良いとは思うのですが、前輪のスポーク数が多いと進まない感触が以前あったので、そちらを優先させました。

完成予想図

本国のサイトにはカラーシミュレータがあるので、そちらで画像を出力してみました。

良い色です……早く欲しい。

店長の感触としては、「今年中にハブが届けば良いかなぁってところですね」とのこと。元々の納期は2ヶ月らしいんですが、コロナの影響で相当遅れが予想されます。

ホイールをどう組むか?

今回注文したのはハブだけ。ホイールの形にするにはリムやスポークを選ぶ必要があります。

私自身は組めないので、ホイール組はプロにお願いするつもりです。

コンセプト

今回はブルベ用のロードに付けるので、リムブレーキ用のアルミクリンチャーリムで組みます。

やはり雨の日も考えるとカーボンリムはちょっと。ブレーキシューも高いですから。

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特に尖った性能は求めていませんが、今使っているRacing 3っぽい特性になればとは思っています。ただ、Racing 3自体がかなり優秀なアルミホイールなので、掛かりなどの性能は下がるかもしれませんね。

リム

今回探してみて分かったんですけど、ロード用の手組リムって選択肢がほんと減ってるんですね。STAN’Sなんかはロードから撤退してるみたいですし。

現行のアルミクリンチャーリムのメーカーの選択肢は以下のような感じでしょうか。

・TNI
・PAX CYCLE
・MAVIC
・DT SWISS
個人的にはリムテープ不要なホールレスが希望でした。手組み用でホールレスのアルミリムを出しているのはPAXのみ。しかし、在庫を聞いてみると希望の穴数のリムは今在庫が無さそうとのこと。
ホールレスは要件から落とすとして、Racing 3の特性に近づけようと思うとリムハイトは30mm前後は欲しいところ。それでいて、前20H、後24Hの展開があるリム。
ということで、今の所はPAXのAR30Wで組もうかと思っています。
30mmハイトで、リム内幅19mm(C19)。昨今のロードタイヤはC19が前提となっていることが多いので、これくらいの方が良いでしょう。

スポーク

なんだかんだで評判の良いSAPIM CX-RAYの黒で行こうと思っています。ちょっとお高いんですけどね。

剛性を考えて、一部をCX-SPRINTにするかもしれません。

スポークパターン

よく違いが分かってないので、組む方にお任せする予定。ただ、フロントはラジアルで行こうと思っています。

ニップル

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DTのニップルのレッドカラーで行こうと思ってます。今の所アルミニップルの予定ですが、場合によっては真鍮ニップルも考えています。

予想重量

リムをAR30W、スポークをCX-RAY、アルミニップルで組んだ場合の推定重量は1610g。リムテープをチューブレステープにして、だいたい1630gって所でしょうか。

現在乗っているRacing 3が1584gなので、そこまで大きく重くなるわけでは無さそうです。

まとめ

以前、ハブダイナモのホイールをPAXさんにお願いしたことがあるので手組みホイール自体の購入は初めてではありません。

ただ、こういった高級ハブを使って手組みホイールを購入するのは初めてのこと。オーダーフレームに手組みホイールという組み合わせになることになります。なんだかとても玄人っぽい。

コロナの影響もあって世界的に自転車部品が手に入りにくい状況とのことで、納期は最低でも三ヶ月先。今年中に組めれば良いかな、という所ですね。

組み上がったらまたご報告しようと思います。

 

著者情報

年齢: 36歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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