PBP 2019 直前準備内容

PBPスタートまで、あと2週間。色々と最後の準備中です。

個別に記事にするほどではないものの、ここ最近やった準備について纏めておきます。何か忘れていないかのチェックリストとしてお使いください。

緊急連絡先の登録

ACPからの要請で、各国のブルベ団体は緊急連絡先を集めることになっているようです。日本人はAudax Japanに緊急連絡先を登録する必要があります。以下のフォームから登録を行いました。

PBP2019 緊急連絡先の登録

現地の電話番号が必要になります。すでに国内でSIMカードを購入した場合、説明書に電話番号が記載されています。

海外旅行保険加入

PBPは参加費の中に保険代が含まれています。

ただし、あくまで最低限。何かしらのトラブルで病院に掛かると、途方も無い金額が掛かることになります。入院する事態になった場合、数百万円の負担を覚悟せねばなりません。

そんな時に備えて海外旅行保険は必要でしょう。

クレジットカードに付帯の保険が手厚ければそれを使ってもよいかと思います。私が持っているカードにも付帯していましたが、金額が心もとないので別に保険を入ることにしました。

色々検討し、「t@biho」という保険を選択しました。補償内容は以下です。

  • 傷害死亡: 1000万円
  • 傷害後遺障害: 1000万円
  • 疾病死亡: 1000万円
  • 治療・救援費用: 5000万円
  • 緊急歯科治療: 10万円
  • 個人賠償責任: 1億円
  • 携行品損害: 30万円

保険料は8560円(二人分/11日間)でした。重視したのは「治療・救援費用」です。

一番リスクが有るとしたら、病院に入院することによる費用なので、ここが高いものを選びました。

輪行箱作成

今回は海外飛行機輪行ということで、プラダン輪行箱を使うことにしました。既製品もありますが、結構お値段が高いので、自作して少しでも費用を抑えることに。

pbp_junbi_puradan.jpg

図面は、vさんの「プラダン輪行ボックス 203cm簡易版」を使用。203cmサイズに収まり、重量も1.5kgほどと軽量に仕上がるのがポイントです。

輪行箱にこちらのキャスターを付けることで、空港内でも転がして移動できる優れもの。

割と作るのは大変で、普段使わない部分が筋肉痛となりました……。ただ、費用は一人3000円(キャスターを購入の場合は+5000円)ほどで済みました。

航空会社への連絡

航空会社によっては、飛行機の荷室の容量を把握するため、荷物のサイズと個数の申告が必要な場合があります。

特にPBPはお盆休みの期間にも掛かるので、荷物の積載を断られることも考えられます。

私が今回利用するアエロフロートは申告が必要なため、輪行箱のサイズと個数を申告しました。

プライベートタクシーの手配

当初はシャルル・ド・ゴール空港からホテルのあるTrappesという街までの移動は電車を考えていましたが、車内の治安があまり良くない様子。

それに、着いてからの疲れを少しでも減らしたかったこともあり、ちょっと贅沢ですがプライベートタクシーを手配しました。大きめの車で、輪行箱を2台積み込めて往復300ユーロです。

安いとは言えませんが、空港からホテルまで60kmはありますし、その間を安全かつ疲れずに移動出来ると思えば割高感はありませんね。

外貨両替

PBPのPCの一部ではクレジットカードが使えます。

また、街なかの商店やレストランも基本的にはどこでもクレジットカードが使えます。ただ、PBPのPCの大半では現金精算が必要となります。そのために、いくらか両替しておく必要があります。

今回は秋葉原のインターバンクという店で両替を行いました。レートが良かったからここを選びましたが、極端にレートが悪いわけでなければ、空港で両替しても良いと思います。

両替金額は、1100ユーロ

私と妻で400ユーロずつ、それとプライベートタクシー代の300ユーロです。

前回のPBPでは50000円分(当時のレートで370ユーロ)を持っていき、25ユーロ余り。今年は円高なので、同じ50000円で400ユーロになりました。大体これだけあれば足りると思います。

ゼッケン取り付け用改造

PBPでは、サイドとフロントの2箇所にゼッケンプレートを付けることが義務付けられています。

pbp_nimotsu_08.jpg

サイドのゼッケンプレートは今回は計測チップが入るようで、外すことは出来ません。

フロントは付けなくても何とかなりそうな気もしますが、恐らく公式の写真サービスの振り分け用の目印として使用されています。後から写真を見つけようとしても見つからない事態となるかもしれないので、付けた方が良いでしょう。

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私は、布用強力マジックテープを使い、フロントバッグに接着することにしました。

接着剤が強くないとマジックテープの接着力に負けてしまうので、なるべく接着剤が強いものを選びました。

バッテリー整理

夫婦ともに、CATEYEのVoltシリーズでフロントライトを固めます。

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このライトの魅力は、バッテリーがカートリッジ式であること。電池が切れても、バッテリーを変えれば即復活します。

pbp_junbi_battery.jpg

家にあったバッテリーを数えたら、全部で14本ありました。一人7本のバッテリーがあれば、充電しなくても足りるはず。貼ってあるシールは、バッテリー容量(2.2A、3.1A、3.4A)を判別するためのものです。

走行計画表作成

今回も定例の走行計画表を作成中です。

各PCのクローズ時間は、参加者向け書類に書かれています。

pbp_junbi_jisseki.jpg

こちらは前回の実績をまとめたもの。やはりPCでかなりの時間を取られていることが分かります。この時間を織り込んで計画を練り上げていきます。

自転車メンテ

行きつけの店であるサイクルキューブにて、各部の点検と、消耗品の交換を依頼しました。

メカトラの可能性を減らすために、絶対にやっておくことをオススメします。

ちなみに、以下のことをやって頂きました。

  • 全体点検
  • ホイールの振れ取り
  • ハブのグリスアップ
  • ワイヤー交換
  • バーテープ交換(ゲル追加)
  • チェーン交換

アウターのチェーンリングの減りも指摘いただきましたが、FC-9000のチェーンリングは在庫がなくてそのままで行くことになりました。

ブレーキシューは自分で交換済み。タイヤ・チューブは直前に自分で変える予定です。

OSM作成

私が使っているGPS「Garmin eTrex30」は、OSM(Open Street Map)と呼ばれる地図が利用可能です(30xは特別な操作が必要なことがあります。

Free maps for Garmin brand GPS devices

いわゆる地図の世界におけるWikipediaのようなもので、有志が編集している世界中のマップです。好きな場所を選んでGarmin用の地図データをダウンロードすることが出来ます。

ダウンロード手順は以下。

  1. 「Perhaps you’d like to add some additional tiles?」の「Enable manual tile selection」にチェックを入れる。
  2. 地図から必要な箇所を選ぶ。今回はパリ~ブレストの範囲を選択。
  3. メールアドレスを記入して「Build my map」ボタンを押す。
pbp_junbi_map.jpg

これで、メールアドレスに地図をダウンロードするためのURLが届きます。imgファイルをeTrexに入れて完了です。

散髪、歯医者

海外ではお金のかかる身体のメンテナンスもやっておきます。散髪と歯医者くらいですが。

サプリ・補給食購入

サプリと補給食を買い足します。

サプリメント

普段使っているサプリ類を買い足しました。

とりあえず、何をおいてもアミノバイタルプロ(BCAA)。ゴールドよりもこっちの方が自分には合ってます。100kmごとくらいに飲むつもり。

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粉飴ドリンク用に、粉飴+BCAAも購入。粉飴用のBCAAは他のメーカーのものとも悩みましたが、使い慣れたエクステンドを再購入しました。最近値上がりましたが……。

補給食

補給食については、基本的にはフランスの食を楽しむつもりです。

ただ、移動中に食べるものとして、以下のものだけは持っていきます。

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スポーツようかん。手持ちの食べ物がなくなった時のためにいつもフロントバッグに入れているものです。

あとは、料理の味が薄いので、塩を。PCによっては机に塩が置いてあるところもありましたが、全ての場所にあったわけでは無いので、一応持って行きます。

追記: 登録書類の印刷

pbp_junbi_syorui2.jpg

大事なものを忘れていました。登録書類です。

7月はじめにメールで送られてきたPDFを車検時に提示する必要があります。要項を見る限り、紙で持っていかなくても、スマホやタブレットの画面でも大丈夫そうです。

pbp_junbi_tekubi.jpg

……が、前回、印刷を忘れて画面で見せても受け付けてもらえず、なぜか手首に判子を押されて痛い経験をしたため、今回こそは印刷したものを持って行きます。念の為、2枚印刷しました。

残作業

もう大体の準備は終わっていますが、出発までに以下のことをやるつもりです。

  • ドロップバッグ用荷物のパッキング
  • プラダン輪行箱のリハーサル
  • ドライブトレインの清掃
  • 成田エクスプレスの予約

これに加えて、仕事をちゃんと片付けること。これがなかなか手ごわいのですが。

そして、一番気をつけるのは、怪我をしない&体調を維持すること。

この時期は不安になるので「少しでも乗っておこう」と思ってしまいがちですが、走力を維持できる程度で済ませようと思っています。

特に最近は一気に気温が上がりました。熱中症になると体調が戻るのに時間が掛かるので、夜練&ローラーで過ごそうと思います。熱波の話もありますが、私はやっぱり寒さの方が厄介になると予想しています。

スタートまで2週間。無事にスタートに立てるように過ごすつつもりです。


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)