PBP 2019 必要なフランス語の単語・熟語

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PBPが行われるのはフランスです。

「本番までにフランス語をマスターしよう」と思っている方もいらっしゃると思いますが、実のところそこまで高い語学能力は必要とされません。身振り手振りで何とかなります。

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ただ、PBPのスタッフの大半はフランス人です。

スタート/ゴールやPC(チェックポイント)の施設内の表記は、当然ながらフランス語。また、PC内で受けるスタッフからの指示もフランス語です。

文章として話せなくても、最低限の単語の意味と発音くらいは抑えておく必要があります。

本記事では、抑えておきたいフランス語の単語・慣用句を紹介します。

目次

挨拶

挨拶は大事です。PCでブルベカードを何も言わずに差し出すと、相手にされないこともあります。

最初に挨拶。何かをしてもらったら、お礼。これを忘れないようにしてください。

Bonjour

「こんにちは」の意味。Helloと同じで割とオールマイティ。人に呼びかけるときにも使われる。

Bonsoir

「こんばんは」の意味。夜はこちら。

Merci

「ありがとう」の意味。ブルベカードにサインを貰ったり、私設エイドで親切にしてもらったときに。

PC内の案内

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PBPのPCは地元の小中学校が使われることが多く、とにかく広いです。

広いので、PC内には案内看板が置かれますが、その表記はいずれもフランス語。ピクトグラムが書かれていたり、英訳が書いてあることもありますが、書かれていないケースも多いです。

PC内で立ち往生しないための単語を以下に纏めました。

Entrée

「入口」の意味。PCの入口に書かれています。

Sortie

「出口」の意味。PCの出口方向を案内する看板があります。

Contrôle

「チェック」の意味。PC内でブルベカードにサインを貰う場所です。PCに到着したら最優先で向かいます。

Toilettes

「トイレ」の意味。発音は「トワレット」。「WC」と表記されることもあります。

Dormir / Dortoir / Couchage

仮眠所のことです。表記はPCによってバラバラ。5ユーロ前後の価格で利用可能。

Douche

「シャワー」の意味。お湯の出ないシャワーを浴びられます。3ユーロ前後の価格で利用可能。

Eau / Aqua

「水」の意味。転じて、給水所のことです。

Bar

日本でも普通に使われる「バー」と意味は近いですが、ニュアンス的には「軽食と飲み物が飲める場所」。酒も売ってたはず。

Sandwich

Barで主に売られているサンドイッチ。食パンではなくバゲットに肉や野菜が挟まったものです。「サンドウィッシュ」と発音されることも。

Restaurant

文字通りの「レストラン」。ニュアンス的には、「ちゃんとした食事が取れる場所」。バーよりも食べ物の種類は豊富です。

フルサービスのレストランではなく、学食のような自分で皿を選んでいく形式。

Médicale / Soins

救護室です。お世話にならなかったので、内部がどうなっているかは不明。

その他

その他の用語です。「左・右・直進」は、PC内でのスタッフによる経路案内や、道路標識などで使われる表現です。

Aller

「往路」の意味です。Paris→Brestまでの順路を指す意味で使われます。

Retour

「復路」の意味です。Brest→Parisまでの順路を指す意味で使われます。

à droite

「右」「右折」の意味です。

à gauche

「左」「左折」の意味です。

tout droit

「直進」の意味です。

各PC/WPの町の名前

PC/WPに指定されている町の発音を知っておくと便利かもしれないのでリストアップしておきます。

町の名前 カタカナ表現 発音
RAMBOUILLET ランブイエ

Mortagne-au-Perche モルターニュ・オー・ペルシュ

VILLAINES-LA-JUHEL ヴィレンヌ・ラ・ジュエル

Fougères フジェール

TINTENIAC タンテニアック

Quédillac ケディヤック

Loudéac ルデアック

Saint-Nicolas-du-Pélem サン・ニコラ・デュ・ペレム(ペルム)

CARHAIX-PLOUGUER カレ・プルゲール(プルゲ)

BREST ブレスト

Gouarec グアレック

DREUX ドルー

まとめ

PBPの最中に実際に必要となったフランス語の単語・慣用句を挙げました。

他に過去の参加者の方で、「こんな単語が必要だった」という例があれば、教えていただけると助かります。

2015年当時は同時通訳アプリも結構ショボかったのですが、最近はAR技術を駆使して、カメラで目的の画像を撮影するだけで翻訳してくれたりもします。

しかし、回線状態が悪いと、そういったアプリが使えないこともあるので、ここに挙げた単語は覚えておいたほうが良いと思います。

また、フランスの方は「フランス語を話そうとしている人」の話は一生懸命に聞こうとしてくれます。少し勉強してから行ったほうが体験として貴重なものになるでしょう。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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