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PBPのリザルトブックが届く
2023年PBPのリザルトブックが届きました。
大きな封筒が届く
2月9日、郵便受けにフランスから大きな封筒が届いていました。
差出人はまたしてもThierry Rivetさん。世界のブルベを統括するACPの前会長であり、現在はACPの認定事務局を担当されている方です。
リザルトブックの申し込み
PBPでは毎回、紙のリザルトブックが作成されます。
2019年大会までは参加費に含まれており、全員にリザルトブックが送付されていました。
2023年大会からは経費削減&手間の削減なのか、リザルトブックの送付は希望者のみに。エントリーの際に4ユーロ(送料)を支払えば送ってもらえることになっていました。
一応リザルトブックも記念品の一つになるので、私は申し込みました。英語版とフランス語版が選べたので、英語版です。
あれ、入ってない?
通常、PBPは開催から半年後くらいに郵便物が届きます。その中にはリザルトブックや認定済みのブルベカードなどが入っていました。
郵便物が届くのはこの1回だけで、その後は何も届かないのが普通でした。

しかし、1月20日に届いた郵便物は小型サイズ。入っていたのはメダル用のタイムシールと、ブルベカード用の認定シールのみでした。
ここで気になったのは「あれ、リザルトブックはどうなった?」ということ。確かエントリー時には申し込んだはず……と思ってエントリー時のデータを確認しましたが、確かに4ユーロを支払っていました。
念のためPBPの問い合わせ窓口にメールを送ってみた所、「ちょうど刷り上がってきた所です。日本には2-3週間後に届くと思います。」とのお返事。素直に待つことにしました。
リザルトブック、届く
問い合わせから17日が経過した2/9にリザルトブックが届きました。
PBP2023 リザルトブック
封筒の中身はリザルトブックのみです。他には何も入っていません。
全61ページの冊子です。
目次
目次は以下の通り。
過去2大会は最後に書かれていた「Organizer Report(主催者総括)」がなくなっていました。ちょっと残念(参考: 過去のPBPリザルトブック)。
今回は「HOST TOWN」という章にかなりのページが割かれています。PCが置かれている街からのレポートで、シークレットPCの街も含まれていました。
Homologations(完走者一覧)
リザルトブックなので、メインコンテンツはリザルトの掲載です。
このような感じで氏名と所属団体が国別に掲載されています。私と妻の名前もちゃんと掲載されていました。太字になっているのは女性です。
ちなみに、国の振り分けは所属団体の国籍で行われているようで、日本在住のフランス人(所属はAudax japan)の方も日本の一覧の中に掲載されていました。
Homologationは「認定」の意味ですが、この一覧には「ゴールした人」は全員掲載されています。タイムオーバーでも、ゴールしていれば掲載対象です。2019年大会は私もタイムオーバーでしたが、名前は掲載されていました。
Statistics(統計)
今大会の統計情報です。
認定完走となったのは5115人。速報値では4866人だったので、250人ほど認定数が増えています。センサー不良などがあったということでしょうか。
スタートグループ別の完走率も公開されていますが、より強い人が申し込む早い時間帯の完走率が高くなっているようです。
PBP2023 Awards
PBPに関する表彰データが掲載されています。
女性の場合は7回、男性の場合は10回以上完走するとここに掲載されるようです。
まとめ
PBPのリザルトブックが届き、これで完全に2023年のPBPが終了しました。……メダル用シールの記事でも同じことを書いた気がしますが、今度こそ最後です。
心残りなのは、主催者総括が無かったこと。前回、この欄でアジアからの参加者に対して辛辣な内容が書かれていました。今回はかなり完走率が改善されていたのでそこに触れてほしくはありましたね。
つい先日、ACPよりBRMのルールに関してかなり大きな変更が発表されました。次回2027年のPBPのルールも結構変わってきそうな雰囲気があります。
今回のリザルトブックは希望者のみの送付ですが、恐らく後日にPDFデータが公開されるはずです。
著者情報
年齢: 39歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。